スターダストパレード

著者 :
  • 講談社
3.01
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本棚登録 : 265
感想 : 57
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062190992

作品紹介・あらすじ

傷心の元暴走族ヘッドが、
言葉を失った5歳の少女と逃避行――

星屑のようなささやかな僕たちの光。

『東京バンドワゴン』の著者が描く
極上のハートフル・ミステリー

元暴走族のヘッド・マモルが刑務所から出所した日に、
彼を無実の罪で逮捕した刑事・鷹原が迎えにきた。
鷹原は、母・ジョゼットを不審な死で亡くした少女・ニノンが
何者かに狙われているため、
三重にいる鷹原の元妻・美里のところへ連れていくようマモルに依頼。
マモルに去来する美里との過去と想い――。
マモルとニノンは無事に辿り着けるのか?  
そしてジョゼットの死の真相とは? 

生きていていいんだってあの人に教えてもらったんだ――

感想・レビュー・書評

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  • 小路幸也はここ数冊、作者買い。
    あらすじなんか読まなくたって、
    口コミでの評判チェックもしなくたって、

    作者が小路幸也だというだけで、安心して買ってしまっている。

    そして、作者買いし
    始めてからも今のところ外れなし‼️

    冒頭数ページでガッツリと「掴まれ」た、その勢いのまんまに最後まで読み終えた。

    事件自体の謎はもちろん、少年の抱える過去、あれほど慕っている刑事を「裏切った」と述懐している謎に、ぐいぐいと引き込まれた。

    さらに、刑事の抱える過去、強大すぎる「敵」。

    今作自体の結末は少々肩すかしを喰らった感はあるものの
    、きっとシリーズものの1作目なのだろうと思えば不満はなし。

    (シリーズものの1作目なんだよね?続巻あるよね?)

    続巻に期待大。

    ★3つ、7ポイント半。
    2020.10.15.新。

    追記
    さっそくwikiってみたところ、今作は「ノンシリーズ」扱いで続巻が出ている気配無し。

    シリーズ化を見越して書いたけど評判がさほど良くなかったからシリーズ化断念、って感じかしら。
    (ブクログレビューも評価高くはないし)

    だとしたら、残念過ぎる。。。

    たしかに今作の結末自体は尻すぼみだったけど、長い物語の序章という位置付けだと思えば全然気にならないし、むしろわくわくするのに。。。

    それに見合うだけの設定が提示されていたのに。。。

    1980年の物語だということは、喫茶店シリーズのように、現在へと繋がる話を、いくらでも
    創り得ただろうに。。。

    残念。

  • 事件を大きく見せて、実は小さくまとまる、という手法は嫌いではないんだけど、この話に関しては、真相が個人的に不快過ぎた。
    子供が保護されたのはいいけど、女性をレイプした男が口を拭って逮捕もされず、それでハッピーエンドという気持ちにはなれなかったので、星三つに。

    シリーズ化予定なのかな?
    この一冊で完結はしているけど、続編がありそうな終わり方でした。
    真の巨悪には手が届いていないしね。

  • どのキャラも苦しい過去を抱えているけどやさしくあたたかく愛がある。
    キャラ同士の関係や過去のことが徐々に判明していくのがおもしろい。
    ストーリーも最初から最後までハラハラドキドキ。謎が一つずつ解けていくのもおもしろかった。

  • 安定の小路さん。
    嫌な気持ちにならず、読み終わりました。
    途中の展開もイメージしながら読み進められたのでテンポが良かった。

    ただ、ミステリーかというとそこまでミステリー要素は強くないなというのが正直。
    ちょっと尻切れとんぼというか謎が残りすぎている。
    なんでタイトルがスターダストパレードという名前なのか。
    てっきり田舎に行って星空でも見てほっこりする描写でも入るの
    かと思ったのですが、そういうのもなく。
    また1980年夏ーというのはなんだったのか。
    時代設定が古いので、何か今後につながるストーリーがあるのか。
    気になる部分が多くある。

    重箱の隅をつつくということだと、主人公マモルの口調が、たまにしつこく感じられること。
    「ーーさ」「ーだったよ」
    という話し方をする人っているのか。独白で。
    果たして80年代の人はそういうものだったのか。
    族上がりだから、、?族に対しての偏見かしら。

    刊行から4年経過しているようなので、
    続きがあるのならもう出てるか、
    そろそろ出てもいいのではと思う。
    あるのかなぁ。

  • うーーん。。
    そっか。これもミステリーなのか。。
    他の方のレビューにもあったけれど、小路幸也さんの作品はまさしく「登場人物皆善人」。
    必ず。
    ファンなので殆ど読んでいるけれど、まだ裏切られた事もなし。
    それにお腹いっぱいになってしまって、自分がついていけなくなって少し離れていた期間があったけれど、やっぱり小路幸也さんの作品はよんでいて安心する。
    人情とか、絆とか、そーゆうものを感じて、安心する。
    だから、このスターダストパレードの感想というよりも、どれを読んでも「小路幸也さんの作品」の感想になる。

    以下は、ネタバレになるのかもしれないけれど、全250P。
    200P位読んで、「あとこれだけしか頁ないけど、すべてのふくせんは回収して、物語は無事に解決するのか?!」と思った。
    登場人物一人一人が薄っぺらくなく、過去の背景も書かれているけど、それがキャラクターに魅力を持たせてるのかもだけど、素人の勝手な受け取りだけど、詰め込み過ぎでもったいない!
    活かしきれてない、もしくは、その設定必要?!って、突っ込んでしまう。。
    この設定活かすんだろうなーと勝手に期待して、結局「スルーかい!」ってツッコミ設定が多い。。笑

    でも、小路幸也さんて本当に読んでてほっこりするから、この作品で諦めちゃう方がいたら個人的にショック!
    諦めて欲しくないよ~

  • 札幌〜と同じく。キャラクター小説だなぁ、というのが個人的な感想。
    小路幸也氏がこれを書きたかったのか、こういうテイストに挑戦しているのか、こんな感じの書いてください、っていわれてるのか。
    表紙から見て、こういう作品が若者むけに必要なのか。
    頭をひねってしまう。

    つまらなくない、読みやすい。でもしかし、貴方がこれを書かねばならんのか?良いけど、良いんだけど、小路幸也氏はこんなもんじゃない!って叫びたくなる、ファン心理もある。

  • 出てくるキャラクターがかなりおもしろい。それなのに、消化不良な気分。キャラクター紹介だけで、終わってしまった?
    続きは?

  • 暴走族のヘッド・マモルが刑務所から出所した日に、
    彼を無実の罪で逮捕した刑事・鷹原が迎えにきた。
    鷹原は、母・ジョゼットを不審な死で亡くした少女・ニノンが
    何者かに狙われているため、
    三重にいる鷹原の元妻・美里のところへ連れていくようマモルに依頼。
    マモルに去来する美里との過去と想い――。
    マモルとニノンは無事に辿り着けるのか?
    そしてジョゼットの死の真相とは?

  • わけありで少女を守りながらの逃避行。何か積み込み過ぎでラストがものたりなかった。
    2017.7.21

  • 続きがあるのか?というような終わり。人物の背景が色々描かれているけれど、深くはないので、何かもの足らない感じ。
    2017/1/5

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著者プロフィール

作家

1961年北海道生まれ。広告制作会社を経て、執筆活動へ。2003年『空を見上げる古い歌を口ずさむ』で第29回メフィスト賞を受賞してデビュー。「東京バンドワゴン」シリーズが人気を集めている。著書多数。

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