- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062191258
作品紹介・あらすじ
2度目のがんで死にかけたら、もっと「やりたいこと」がはっきりした。
伝説の高視聴率男がその座を自ら捨てて、50代半ばでセミリタイア。それは「人生の優先順位」があったから。
以来25年。海外4ヵ国を住まいとする著者・大橋巨泉氏こそ、自分らしく生きる達人!
だから、80歳の今も人生を愉しめるし若々しい。
そんな著者も病気にはかかります。好調だった70代の最後の最後に、2度目のがんが襲ってきました。今回のがんは、治療の副作用が半端なものでなく、「死ぬかもしれない」と思うほど苛酷でした。
本書の前半には、がん治療も「生活の質」を第1に考えた著者が直面した、厳しくも感動の闘病記録が記され、後半では、著者の今後の生き方を通して巨泉哲学が語られます。
たとえば、今、「5年毎の人生」という新しい日程を考えています。
そして「今回の人生では○○しない」にあてはめて、著者自身の、やらなくていいこと、やりたいこと、やらねばならないことを紹介。
本書は、人生を豊かに生きるためのヒントがちりばめられた1冊です
感想・レビュー・書評
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巨泉さんは、56歳でセミリタイアして以来、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、日本を行き来して生活していると知って、その話が書かれているのかと思っていたら、中咽頭ガンの闘病記が主な内容だった。
しかし、胃ガンや中咽頭ガンになっても、80歳まで生きておられるのだから、ある意味元気な方だなと思う。
巨泉さんの「人生で、”やること”と”やらないこと”を決めている」、「You can't have everythingーすべてを取ろうとしてはいけない」という考え方は参考にしたいと思った。
あと、巨泉さんは平熱が35度台だそうで、低体温の人がガンになりやすいというのは、やはり本当だなと思った。