純喫茶「一服堂」の四季

著者 :
  • 講談社
3.12
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本棚登録 : 566
感想 : 102
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191852

作品紹介・あらすじ

古都・鎌倉でひっそりと営業する古民家風喫茶「一服堂」。エプロンドレス姿の美人店主は、恥ずかしがり屋で人見知り。しかし、事件となるとガラリと人が変わってしまう。動機には一切興味がない安楽椅子型の名探偵が「春」「夏」「秋」「冬」の4つの事件を鮮やかに解く、連作シリーズ!

感想・レビュー・書評

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  • 喫茶店の美人バリスタが常連客の話す未解決の猟奇殺人事件を鮮やかに解決する安楽椅子探偵もの短編集。十人中十人が『ビブリア古書堂』と『珈琲店タレーラン』に便乗しただろうと疑うに違いない作品を堂々と上梓する臆面のなさはさすがの東川篤哉。かと思えば、あからさますぎる設定に装丁、タイトルすらにも意味があり、しかもそれが単なる仕掛けに終わらず密室に開いた抜け道を覆い隠すパーツとしても機能しているから油断できません。そこまで考えて敢えて“乗っかった”とするのなら、その強かさには舌を巻くばかりです。

  • 鎌倉の住宅街にひっそりと建つ古民家。
    看板と言うより表札の「一服堂」。
    店主でバリスタのヨリ子は極度の人見知りだが、事件の話を聞くと。
    一服堂にやってきた面々が語る猟奇的な事件をヨリ子が解いていく。

    うーん。やっぱりこの人の本が合わないんだなあ。軽くて読みやすいけど、品がないというか。
    ツライ。

  • 超がつくほどの人見知りが、推理となると豹変。
    店主の名前や、とある登場人物など、ユーモアのある設定に笑う。
    和み系の雰囲気は、日常の謎ミステリを思わせるが、扱う事件は猟奇殺人ばかり。
    軽いタッチなので、凄惨な話もサクサク読める。

  • (15-47) 最近東川さんに少し飽きてきてた。あまりにパターン化していて、どれも同じような印象だったから。
    これを読み始めたときも、やっぱり・・・と思ったのだが。いつもよりもう一ひねりしていて、全部読み終わってなんか嬉しくなった。
    そう、私は連作短編だけど一冊で一つの物語、というのが好き!きれいにまとまったこのお話、余韻もあって満足です。

  • ミステリー
    連作短編集

    鎌倉の路地裏の更に奥にある、珈琲とミステリーの香りが漂う純喫茶『一服堂』
    お客さんが遭遇した猟奇殺人を一服堂の個性的な女主人 ヨリ子が、安楽椅子探偵として解いていく物語

    春夏秋冬の事件で店の常連になった4人が一同に介するラストに笑顔がこぼれる作品

  • 何か…やっぱ東川さんの話はどうも好きじゃないなぁ。
    キャラが好きじゃない。

  • この「ミステリー」あなたは解けますか?

    解けそうで解けない謎解き作品です!!
    「謎解きはディナーの後で」の作家さん渾身のユーモア・カフェミステリーに目が離せません!
    (学生POPより)

  • ユーモアミステリーで有名な著者ですが、その要素は残しつつ密室の謎やアリバイ崩しなど本格も楽しめる1冊です。
    そして、短編集かと思いきや、最後まで読んでこそ楽しめる趣向もあるお得な1冊です。

  • もうちょっと落ち着いた話を想像してましたが、東川ワールド満載でした。

  • なるほど。こーゆートリックもあるのだなあと思いました。映像化は難しいと思いますが、小説であることの醍醐味。もう一回はじめから読んでみようと思います。
    登場人物は、みなさんコミカルで、名探偵安楽椅子さんの言う通り、一服堂の珈琲を愛する人に悪い人はいない、のです。

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著者プロフィール

1968年広島県生まれ。岡山大学法学部卒業後、2002年、光文社カッパノベルスの新人発掘プロジェクト「KAPPA‐ONE」にて『密室の鍵貸します』が有栖川有栖氏に推薦されデビュー。11年『謎解きはディナーのあとで』が第8回本屋大賞第1位に輝き、大ヒットシリーズとなる。「烏賊川市」シリーズ、『館島』、『もう誘拐なんてしない』、「探偵少女アリサの事件簿」シリーズなど著書多数。

「2020年 『谷根千ミステリ散歩 中途半端な逆さま問題』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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