家族シアター

  • 講談社 (2014年10月21日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (282ページ) / ISBN・EAN: 9784062191876

作品紹介・あらすじ

同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。こんな風には絶対になりたくない――だけど、気にせずにはいられなかった。 (「妹」という祝福)息子が小学校六年生になった年、父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、とんでもない秘密が隠されていて……? (タイムカプセルの八年)


同じ中学校に通う姉は、「真面目な子」。
褒め言葉のようだけど、実際は「イケてない」ことの裏返し。
こんな風には絶対になりたくない――だけど、
気にせずにはいられなかった。 (「妹」という祝福)

息子が小学校六年生になった年、
父親中心の保護者会「親父会」に入った、大学准教授の私。
熱心な担任教師に恵まれて、順調に思われた日々の裏には、
とんでもない秘密が隠されていて……? (タイムカプセルの八年)


すべての「わが家」に事件あり。
ややこしくも愛おしい家族の物語、全七編!

みんなの感想まとめ

家族の複雑さや愛情を描いた物語は、日常の出来事を特別なドラマに変える力を持っています。作品は、姉妹や祖父と孫の関係を通じて、家族の絆やそれに伴う葛藤を丁寧に描写しており、特に「妹という祝福」や「孫と誕...

感想・レビュー・書評

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  • 久しぶりに再読。
    家族ってちょっと面倒くさくて鬱陶しいこともあるけど、なんやかんや言って大切な存在なんだと再確認させてもらえる本。
    日常の出来事もこんな風に切り取って物語になると、特別なドラマになるんだなと思った。
    「タイムカプセルの八年」と「孫と誕生会」が特に好きだった。

  • 「妹という祝福」をNHKFMで朗読を聴いて読みたくなった。
    私の娘達も年子の姉妹。
    けんかしても何しても妹には姉が
    姉には妹が大切なのだ。
    結婚式に妹にあてた手紙に!!

    「孫と誕生会」
    昔気質のおじいちゃんと
    繊細が故におじいちゃんに素直に慣れない孫の話。
    ホロっとくる。

    「1992年の秋空」
    学校に封筒を持っていき、学習と科学買っていた頃のわくわく感を思い出す。
    二人の姉妹はお互いがもっていないものをもち
    そして互いに憧れる
    ここでもまた不器用な姉妹が
    繋がりを深めていく。

  • 「孫と誕生会」は書き下ろしだけあり、読みごたえがあった。じいちゃん視点なのも好き。
    「私のディアマンテ」「タイムカプセルの八年」も好きだった。

    ただ、展開がパターン化してるように感じる。
    現在の状況に触れて、その背景説明としての視点人物の過去語り。またこれか、と思ってしまった。
    そして過去編はだいたい長い。
    よく使われる「瞬(しばたた)く」。ライトな文体の中で古めかしく、妙に引っかかる。

    短編集って、締切のある雑誌掲載が多いからなのか、書き下ろしよりもどうしても推敲が弱くなるんだろうな。
    辻村深月さんの他の大好きな作品と比べると、まどろっこしい表現が気になった。

  • 辻村深月さんの家族にまつわる短編集。
    どの話もちょっとほろ苦くて、ホロっとくる。
    家族内の色々な立ち位置にある人物が、家族内の一人に対して語られる物語。

    「妹」という祝福…結婚する姉からの手紙で、子どもの頃の姉妹関係の記憶を辿る妹。タイプの違う姉妹の思春期の気まずさ、屈託のようなものが、よく分かる。

    サイリウム…いい年してバンギャのイタイ姉をアイドルオタクの弟が語る。いつも姉にやり込められる内気な弟あるある話…どちらも不器用なのね。

    私のディアマンテ…「勉強」に価値をおく家族で勉強ができなかった主人公が母となるが、勉強のできる娘の気持ちが読めず、ギクシャクしてしまう。でも肝心なところでは、やはり母なのだ。

    タイムカプセルの八年…イマドキの父親らしくない父親が、親父の会に翻弄それながらも、子ども達の夢を守る…いいぞ親父!

    1992年の秋空…これもタイプの違う姉妹の葛藤を描いている。思いやっていても、子どもだからどうしても言葉が足りない。でも理解し合えるのはやはり姉妹。

    孫と誕生会…アメリカから帰国し、実家である千葉の元農家の同じ敷地内に住むことになった、祖父と孫娘の話。昭和な祖父が厳しくも暖かく孫を見守る姿に、じんわり。

    タマシイム・マシンの永遠…ドラえもんの道具、タイムマシンではなく、タマシイム・マシンの話がきっかけで知り合い、結婚した若い夫婦。帰省し、祖母、両親の姿を通してタマシイム・マシンを実感する…ウルッとくる。タマシイム・マシンを知らなかった…。

    家族というのは最も小さな社会というけれど、血のつながりというのは結構やっかいで、素直になれなかったり、言葉にしなかったりで拗れやすい。
    自分には同性のキョウダイがいないのだが、同性というのはなかなか難しいよねぇ…上手く大人になっていい関係になれるといいなぁ。2020.8.2

  • 7つの家族の形を描いた短編集。

    4作目の「タイムカプセルの八年」がすごく良くて、いちばん好きです。
    小学6年生の息子は卒業記念にタイムカプセルを埋めることに。
    成人式を迎えた息子は同級生とタイムカプセルを掘り起こしますが⋯

    ちょっとズレてるお父さんで、はじめの方は奥さんや息子に同情してイライラ⋯
    私も小学生の息子がいますが、旦那さんがこんな人なら多分発狂してます(笑)
    ですが、後半は何度かぐっときて泣きそうになりました。

    3作目の「私のディアマンテ」も良かった。
    優等生の娘と心配性な母親のお話ですが、言わなくてもいいことを言ってしまったり、感情のすれ違いのような描写が上手いなぁと思いました。
    “ディアマンテ”はスペイン語で“ダイヤモンド”だそうです。

    家族って時々鬱陶しかったり、ぶつかり合ったり、でも大切で愛おしい存在で。
    平凡で変わり映えしない日常に感謝して、1日1日を大事に生きようと思える作品でした。

  • 家族をテーマにしたお話。どの話も本当に面白くていい話でした。何回も読みたいと思いました。

  • いろんな家族が登場しますが、家族だからこそ分かり合えない部分があったり、ぶつかったり、すれ違ったり、素直になれなかったり。自分にもどこかしら身に覚えがある家族に対する気持ち。
    誰でも、この物語の登場人物の誰かしらに共感する部分があるのではないでしょうか。
    現実はこんなにうまく分かり合えることはない、かもしれないけど、それでも、この物語を通じて温かい気持ちになれる。

  • 4.6
    短編集。
    どれも面白かった。
    短編でありながら、よくまとまっていました、
    深すぎないので、読みやすかった。
    家族をテーマにした話だったので、重そうだなぁと思ってあまり手が伸びなかったのですが、くど過ぎず、重くなく、ちょっとうるっと泣かせるところもあったりと。
    いいですね、もっと沢山書いて楽しませてもらいたいと願います。

  • 津波注意報を告げるスマホのけたたましい警告音に夜中起こされ、たかだか1mの津波で大騒ぎするなよ〜と思いましたがテレビの街頭インタビューを見て海でお仕事されてる方や、海の近くにお住まいの方。特にあの津波で「家族」を失ったような方からしたら大騒ぎすべきことだよなと反省しました

    『家族シアター』です

    「家族」をテーマにした短編集です
    いや「家族の絆」をテーマにした短編集か

    どれもこれも腑に落ちる物語でした
    すとんと腑に落ちる結末でした

    特に兄弟の物語はあー自分も似たようなことあったな〜と思いました
    今思えばなんであんなことしてくれたんだろう?なんであんなことしてあげたんだろう?ってことも「家族」だから「兄弟」だからってことなんだろうなと
    むしろそれ以外に説明しようがないというか
    愛とか言っちゃうとなんかこっ恥ずかしいし

    ああそもそも事細かに説明する必要なんてないのかも
    この短編集のように

  • 「家族」というのは本当に特別な関係だと思う。

    生まれた時から当たり前のようにそこにいた家族。
    他人と作った家族。
    自分が育てた子供が作った家族。

    誰よりも近いようで、誰よりも難しい関係。

    ただほっこりするエピソードばかりではなく、かなりリアルな家族間の心理描写がされていて、自分の実体験を思い返し共感する点が多かった。

    個人的に好きだったのは「タイムカプセルの八年」。
    不器用な父親なりの愛情表現には胸が熱くなった。

    「私のディアマンテ」の
    「この人も、私と同じでわがままだ。兄夫婦については血のつながりは絶対でないと言いながらも、自分の娘にはその理屈は適用できないと思っている。」
    という台詞は胸に刺さるものがある。
    親子というのはやはり特別で、それは理論や言葉では表しようのないものなのだ。

    どれだけ憎くても、どれだけムカついても、心のどこかで憎みきれず許せてしまう。
    そこには理由はない。それが家族なのだと思った。

  • 家族シアター / 辻村深月

    図書館の「ベストセラー」のコーナーでたまたま見つけた本書。
    タイトルや辻村先生の書籍ということに惹かれ、読んでみることに。
    本書の構成は短編集となっており、色々な「家族」の物語を描いている。
    物語は、全て登場人物が異なっており、別々の家族を描いているのだが、どの物語にも共通しているのが、「小学生〜中学生の子どもがいる家庭」である。ということだ。
    小中学生の子どもは辻村先生の小説には度々登場してくるのだが、今回はいつもと雰囲気が少し違う。
    これまで拝読した辻村先生の物語では、子どもはかなり大人びて(?)描かれており、理知的で、美しいが、どこか別世界の人間のような印象があった。
    しかし、今回登場してくる子どもたちは私が子どもだった時の雰囲気にかなり近い。
    思ったことは直ぐに言い、仲間はずれにされるのを極端に嫌がり、自分と違うものを避けたがる。

    そんな生々しい子どもたちである。自分の幼少時代に重ねてしまい読み始めはかなり恥ずかしかったり苦しいものがあった。
    しかし、素直で純粋なところもまた、子どものいい所である。
    きっかけが1つあれば誰とでも仲良くなれる。今まで嫌いだと思ってた家族とも、もっと家族になれる。
    心がほっと温かくなる。爽快な読後感が得られる。

    自分の家族をもっと大切にしたくなる。
    そんな一冊でした。

  • 家族だから言える事
    家族だから言えない事
    家族だからイラッとしてしまう事
    そんなわかる〜ってなる
    色々な家族のストーリーが7つ入った短編集
    どのお話しも読みやすくいいストーリーでした!

  • 表紙の画質がびがびすぎないか?笑
    買った時の表紙は電子書籍版しか登録できなかったです、、

    いろいろおおーって思って読んでたのに、最後のドラえもんぶっ込みで全部消えました笑
    ほんとに辻村さんドラえもん好きね笑
    3日ぐらいでのんびり読んでたら感想が書けないことに気づいた!内容すぐ忘れちゃう

  • #読了 #家族シアター #辻村深月
    7つの「わが家」でおきた、忘れられない「事件」…

    7話の家族をめぐる短篇集。
    どの家族も不器用だけど温かい。
    1話がとても短いけど、感情移入してうるっときました。

  • 血縁関係だが仲が良くない関係の7篇の短編小説
    姉と妹、姉と弟、母と娘、父と息子、姉と妹、祖父と孫、父と子、
    色々な目線の家族を感じました。
    ホッコリしたり、涙ポロっ、色々楽しめました。
    私には弟と娘が居るので色々な立場で見られてだな
    と思いながら読みました。
    私は長男の嫁、姑と折り合い悪いです(*_*)
    小説みたいに通じ会えたら良いです。

  • 家族の関係を描いた短編集。
    家族にも当然、人間関係が存在する。
    家族と言うひとくくりの関係だけではなく、兄弟姉妹、親子等、1対1の関係もある。
    普通の人間関係より遥かに長い時間を費やして築き上げた関係だから、遠慮がなく、他人との関係よりも複雑で縺れることもある。
    しかし、拗れてもぶつかっても根底にある気持が修復へと導いてくれる。それが家族。
    そうとわかったら、怖がることはない!
    ケンカしたらいい!拗れたらいい!
    捻れた糸はよりを戻せば味が出る。
    切れた糸は繋ぎ直せば強くなる。
    そんな気持ちが強くなる。
    家族ってやっぱりいいなぁ…、しみじみと感じさせてくれる素敵な本でした。

    ■「妹」という祝福
    妹から姉への物語。
    私には残念ながら姉も妹もいない。
    姉妹は時にライバルで、厄介なこともあるだろうと想像する。
    だけど、やっぱり最強の応援団だろうなぁ~
    姉か妹が無性に欲しくなった!
    絶対無理なのにね~(笑)

    ■サイリウム
    弟から姉への物語。
    サイリウムって何? 
    棒状の使い捨てライトだそうな。
    そうそう、ライブ映像などでよく見る、ファンが振ってるアレらしい。
    異性の姉弟だからわかること、わからないこと。
    心配してても言葉に出さず、全く逆の行動に出て、ムカついたり。
    姉からしたら弟は可愛くて頼りない。
    弟からしたら姉は子供の頃はどこか怖い存在。
    だけど、いつしか守りたい、守らねばならない存在になるのかな……

    ■デイアマンテ
    母から娘への物語。
    友だち母娘、姉妹のような母娘。
    そんな言葉を良く聞くが、どこかでボタンをかけ違えるとものすごく厄介な関係になるだろうことは想像できる。
    本文中の娘の言葉、『血のつながりは絶対って思ってると、いつか、痛い目見るよ』
    でも、最後のには、その血のつながりが力強いんだけどね……

    ■タイムカプセルの八年
    父から息子への物語。 
    やっぱり息子は父の背中を見て育つのか……
    言葉がないぶん、深い愛情があるんだろうなぁ。

    ■1992年の秋空 
    姉から妹への物語。
    読みながら胸が熱くなって 
    姉にとっての妹ってこんな感じなのだろうなぁ…
    誰がなんて言ったって妹なんだ!
    『無条件で私の腕を頼っていいのは、この地球上で、この子だけだ』は胸に染みた〜!

    ■孫と誕生会
    おじいちゃんから孫への物語。
    おじいちゃんと孫(小3・女の子)の関係ってなかなか難しいだろうなぁ~
    でも、孫はやっぱり可愛いものなんですね。

    ■タマシイ厶・マシンの永遠
    子どもの頃に愛された記憶。
    覚えていないことだらけ。
    でも、愛情に包まれていたことを大人になって思い出す、体験できる方法ってあったのよね~!

    • 杜のうさこさん
      azumyさん、こんばんは^^

      毎日暑いけど、体調崩してませんか?
      私はすでに夏バテ気味。やっぱりへなちょこだわ(#^^#)

      ...
      azumyさん、こんばんは^^

      毎日暑いけど、体調崩してませんか?
      私はすでに夏バテ気味。やっぱりへなちょこだわ(#^^#)

      最近レビューがないから、コメント遠慮してたの。
      今日も迷ったんだけど、うれしくてつい…。

      いいね!ありがと~~!
      うれしかった~!
      それと、『アイミタガイ』読んでくれたんだね。
      きっと私の本棚で見かけて読んでくれたんだろうなって、勝手に解釈(笑)
      私ね、ネットの世界の方々とつながるのって、ブクログが初めてなの。
      だから、スルーしたほうがいいのかとか、微妙な距離感がいまだ把握できなくて恥ずかしいんだけど…。
      時々、これ重たいって思われちゃうかな?なんて、考えながらコメしたりして。
      でも、azumyさんも「つい、おせっかいしてしまうの」って前に話してくれたでしょう。
      だから甘えてしまってる~。許してね(*^-^*)
      私も最近いろいろとあって、大変で…。

      でもね、azumyさんが☆5つだった『すみっこごはん』
      読みたくなってゲットしたよ!
      とても楽しみ♪

      久しぶりにお話しできて嬉しかった。
      一応、非表示にするね。
      それと、返信は気にしないでね!!絶対だよ!
      では、またね(^^)/
      2016/08/04
  • この作品を読むきっかけは、辻村深月さんの「この夏の星を見る」が好きで色々調べていると、宇宙飛行士のうみかさんの話がこの家族シアター(短編集)の1話に入ってるとの事でした。
    家族を題材にどの作品も深く考えた事がないことを興味深く描かれていました。
    タイムカプセルの八年・1992年の秋空・孫と誕生会が好きです。

  • 家族というのは近すぎて遠い、どこか苦くて温かい、そんなお話が7編。
    多感な子供心のお話は、懐かしくもあり恐ろしくもあり。

    一番短いラストの「タマシイム・マシンの永遠」がすごくよかった。
    驚くほどの共感。
    私も辻村さんも、人の親なんだな。

  • 色んな視点の「家族」の話が収録されていて、自分の経験のあることは「そうそう」と読めて楽しかったです。

    家族だから避けられない事とか、ありがちな喧嘩のディテールはお見事!特にバンギャの姉とアイドルオタクの弟の話の小道具(姉のロッキンホース、アナスイ風のフラッシュムービー、ベースの藍華…←名前でもうバンドの方向性が想像できる!)は具体的でリアル!読んでて恥ずかしくさえなりました。

    なんか何をするでもなく実家に帰ってみようかな〜とノスタルジーな気分になったりもしました。

  • 辻村深月ワールドの安心感。

    妹という祝福は4歳の次女の視点で、
    サイリウムは客観的に、
    ディアマンテは将来の自分の視点で、
    タイムカプセルの八年は夫の方がマシかなと始めは思いつつ、いやなんて素敵なお父さんだろうと、沢渡屋じゃないけど見直した、妻の視点で(笑)。
    1992年の秋空、私には妹はいないのに、不思議と自分の目線で読んでいた。妹の方がしっかりしてても、頭が良くても、姉はどこまでも姉なのだ。妹という祝福でもそれは感じたこと。
    涙が出た…。
    孫と誕生会、こどもに好かれるおじいちゃんを持つ孫の気持ちとはどういうものだろう?そんな機会もなかったせいか、想像できない。でも一つ感じたのは、クラスの中心人物に圧倒される感覚。なぜそんなに苦手だったのか今となってはわからないけど、昔は私もどう接していいか当惑していた。多分なんてことなかっただろうに、その子だけ、苦手だった。

    家族だから、さらけ出したりうんざりしたりガッカリしたりここぞという時に頼ったり頼られたり。いろんな関係を築ける。

    その時の関係と、過去の関係未来の関係は違う。それでも変化しながら、一緒に成長していく。

    辻村さんの家族に関する文章は、いつも見つめ直すきっかけをくれる。

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著者プロフィール

1980年山梨県生まれ。
2004年『冷たい校舎の時は止まる』で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。11年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、12年『鍵のない夢を見る』で第147回直木三十五賞、18年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞を受賞。23年に発表された『この夏の星を見る』は映画化された。
そのほか『ふちなしのかがみ』『きのうの影ふみ』『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』『本日は大安なり』『オーダーメイド殺人クラブ』『噛みあわない会話と、ある過去について』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『レジェンドアニメ!』『噓つきジェンガ』など著書多数。

辻村深月の作品

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