人生を考えるのに遅すぎるということはない

  • 講談社
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本棚登録 : 141
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062191906

作品紹介・あらすじ

いくつになっても、人生を考えるのに遅すぎるということはありません。
安藤忠雄   1941年生まれ 建築家
三國清三   1954年生まれ 洋食料理家
金田一秀穂 1953年生まれ 言語学者
山極寿一   1952年生まれ 人類学・霊長類学者
C・W ニコル 1940年生まれ 作家・環境保護活動家
小菅正夫   1948年生まれ 旭山動物園元園長
瀬戸内寂聴 1922年生まれ 作家・僧侶
吉本隆明   1924年生まれ 詩人・思想家
益川敏英  1940年生まれ 理論物理学者
日野原重明 1911年生まれ 医師
――10人の賢人たちがすべての日本人に贈る、人生指南書です。

感想・レビュー・書評

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  • なんと贅沢な十賢人のお話が詰まった一冊でしょう~~
    私の知らない方もおりましたが、殆ど周知の方々。

    それぞれの方の 成し遂げてきたことを
    まとめて書いてあるので 
    本当に若い方には お勧めの一冊ですね~~

    私は今回初めて読んだ方もいたので
    ちょと 深く知りたいなあと 思ったので、
    こういう ジャンルを越えた本はありがたいです。

  • この本の人たちの生き方や言葉が染み渡る。
    30歳になるけど
    こういう信念、意志の強さは持っていたい。
    努力も才能もないけれど心だけはいっちょ前でいたいなあ。
    でも境遇は人を変えるからなあ。誰にも見られずがんばるのはつらいけど

  • 38歳です。

    これを読んで、
    やはり遅すぎるんだなと思いました。

    何もやっていなかったわけではないけれど、どうでもいいことをやっていた時間、見当ちがいのことをやっていた時間が長すぎて、それは取り戻せない。

    こうするしかたなかったんだというような消極性で人生が決まってきたという吉本隆明さんの言葉が私には一番響いた。

  • 読んで感じたのは行動する、信念を持つ。
    やはり自分にはできない。と諦めたら今の状態のまま。
    失敗して無一文になったらと思うと。。。


    ことばの話で刺身というと美味しそうに感じるけど死んだ魚と言われると食べたいとは思わない。確かにそうだと納得。だいたいの人の会話は無意味な会話だがコミュニケーションを取る事で愛を語っているので無意味ではない。
    他の言語をまなぶ
    古典を読む
    略さずに話す
    事が大切


  • 毒があるキノコのことを一度だけは食べられる、その後死んでしまうからという意味を込めて
    イチドダケって呼んでいたっていうユーモアが好き。
    そんなトンチを聞かせられる一休さんみたいな人になりたい笑

    キリンって5個もツノあったんだとか、うさぎって走りながらうんちできるんだとか、自分はそういう動物の知識が面白いと思うんだってことに気づかされた。

    裕福な家庭、恵まれた境遇にいる環境じゃなくても何かを達成できた人っていうのは挑戦している回数が違う気がする。失敗を恐れず、自分の興味あることにとことん突き進む勇気を持ちたい。


    大切なものは目に見えない
    せつに生きる
    人生ははかない。生きている一瞬を切実にひたむきに生きていこう。
    なんかおかしいと思ったらその気持ちがなんなのか自分でほりさげてみるといい。自分と向き合う方法になるし、心が鍛えられる。

  • 自然と人間の関係について考えさせられた。

  • 語り調で記されているので、実際に素晴らしい話を直接伺ったような気持ちになる。良い本だった。

  • 「人生を考えるのに遅すぎるということはない」15歳の寺子屋 の抜粋版。

    瀬戸内寂聴、吉本隆明、日野原重明、CWニコル、安藤忠雄ら 10人の著名人の 若い人に向けた講話集。若い時の苦労は 無意味でないことが わかる。一流の人の自発性という共通点を見出せる

    ゴリラから人間社会を見る話は 説得力がある。どの話も 多様性を養うのに 役に立つ

  • 「学ぶ」とは新しい価値観を身に着けること
    ー益川敏英ー

    私は益川さんが好きなことに一直線になっている所が一番印象に残りました。また、基礎力の大切さを
    改めて考えることができました。
    他にもさまざまな賢人たちの生き方がわかる作品
    です。
    ぜひ一度手に取ってみてください。

    【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 図書館で、偶然新着コーナーで見かけて読んだだけやけど、めっちゃおもしろかった。わくわくする話が多かったな。これも、ぜひ変わっていく途中の子どもに読んでほしい。やっぱり、こういう先を歩いてる大人の生きざまを書いてくれる本は、絶やしてはいけない。

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著者プロフィール

1922年、徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で女流文学賞、92年『花に問え』で谷崎純一郎賞、11年『風景』で泉鏡花賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。2021年11月、逝去。

「2022年 『瀬戸内寂聴 初期自選エッセイ 美麗ケース入りセット』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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