- Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062192088
感想・レビュー・書評
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立て続けに人生の悲劇に見舞われた心理療法士(サイコセラピスト)の著者が、自分のために作ったリストを基に書いたブログを書籍化したもの。メンタルの力を強くするために手放すべき悪い習慣を解説している。
最初の数章を読んでもピンとこなかったが、すごく自分に当てはまる内容の章にぶち当たったとき、この本は人によって読むべき章がそれぞれ異なるのではと気付いた。なので、各章の最初のほうにあるチェックリストを用いて、その章を読むかどうか決めればよいと思う。
覚えておきたい点:
・メンタルの力は、メンタルヘルス(心の健康)とイコールではない。身体の病気を抱えていても体力がある人がいるのと同様、心の病を抱えていてもメンタルを強く保つことはできる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読了。
タイトルに惹かれて読み始めた。
メンタルを強くするためにすべきことは、「すべきでない」ことをしないこと。
不純物を取り除いていく作業のようだ。
『許す訓練をする』
絶縁しても許すことはできる。
これには目からうろこ。
なんとなく、「許す」=友好的な関係に戻る
みたいな先入観を持っていた自分に気づかされた。
とにかく自分を哀れむのをやめて、自分の全エネルギーを自分の責任において使用する。
そして、すぐに結果が出なくても、焦らずマイペースに続けていくこと。その際、目標を忘れずにいることも大事。
月1回は、自分とのデートの時間を予定に入れる。
これは、一人暮らしでも有効だと思った。
家にいるとついつい、別のことをしてしまいがちだから、一人で思いにふけることができる場所に自分を連れ出してあげよう。
あとは、瞑想。
マインドフルネス。 -
評判が良くて購入。
わたしには合わなかった>_< -
人の一日の行動や選択の40%は習慣である。身につけることで、他の行動も連鎖的に改善するような習慣のことを、キーストーンハビットという。習慣は、きっかけ、ルーチン、報酬の3つで構成されている。習慣を変えるには、ルーチンを特定して、報酬を変えて、きっかけを見つけて、計画を立てるというステップを経ると確実に変えることができる。
報酬を変えることは、どのような欲求が、ルーチンとなっている行動の根元になっているのかを見極めるために行う。様々な報酬を試し、どう感じたかを検証する。
きっかけを特定見つけるには、場所、時間、心理状態、自分以外の人間、直前の行動の5つの観点から特定するといい。
きっかけ、ルーチン、報酬がわかったらあとはルーチンを作り替えるだけ。if thenに似た考え方で、実行意図を立てる。あとは習慣は変えられると信じて試行錯誤する。 -
わかりやすい良本
自己改善を試みてこなかった人がいきなり読むには、できていないことが多くて心が折れそうになるかもしれない
いくつかの本を読み、何年か実践した後触れ、自分を強いメンタルに導くためのチェック本として使うと良いかもしれない
自分はそう使ってとても良いと感じた -
なるほどねー
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メンタルが強いとは、どういうことなのかが良くわかりました。
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何をやめるべきか、何をすべきかがわかりやすかった。
基本的に他の人や物事に左右されないことが大事だけれど、上手くいかないときはスモールステップやマインドなど、本当にネガティブに陥りやすい時の考え方まるまるからぬけ出すのに必要な考え方が詰まってた。