星砂物語

  • 講談社
3.20
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本棚登録 : 52
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192187

作品紹介・あらすじ

1945年、1958年、2011年の3つの物語をつなぐ、沖縄の小島で起きたある出来事。ありがちな甘い人間ドラマとも読めるパート1から、ものの見事に跳躍する物語の力と予想外の結末! あの日あの島の洞窟で本当は何が起きたのか? 13年後に発見された3体の遺骨はいったい誰のものなのか? そして、受け継がれる命脈ともいえる存在が目の前に現れる・・・。過去と現在をつなぐ戦後70年に登場した戦争小説の傑作!

感想・レビュー・書評

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  • 太平洋戦争終結の4カ月前、沖縄の八重山群島の一つでの出来事。暴力を否定する脱走兵と日系アメリカ人少女の物語。戦争の狂気が彼らに忍び寄る。能天気なボクでも平和を祈りたくなる。著者の初めての日本語作品なのだそうだ。もちろん英語訳も自身で行ったらしい。とっても清潔な文章だ。

  • ファンタジーな設定から現実に、その流れはとても良い。突然の日記の終わり、そして、日記の発見。最後に謎解きがある。この部分が加わることで、作品が深くなったか? 長男の存在の意味。 後半、もう少し書き込んでほしいように思う。

  • 映画化されるらしい。
    ちょっとした謎解きがある。

  • 時代背景は悲惨なのに
    おとぎ話のような・・・
    現実感が乏しい
    お話としてはウン

  • 著者はハーバード大学で修士号取得の秀才で、映画「戦場のメリークリスマス」の助監督を務めた方だそうだ。

    太平洋戦争時代の鳩間島(石垣島の近く)を舞台にした物語。いかなる状況でも人は互いを信じあえる…というようなことが言いたいのかな。日本語で書かれたんだと思うんだけど、やはりどこか当たり前の感覚(言わずもがなの認識)が違う文化背景がある人が書いたのだろうなあと思える。

    映像が頭の中に浮かぶ。
    ちょっと哀しい物語でした。

  • 星の砂 に想起される通りお伽噺のような印象もある。
    暗い洞窟の中は唯一夢想の生き延びることの出来る場所だったのかもしれない。

    ただどうしても異国の雰囲気を感じ取ってしまうんだよなあ…。

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著者プロフィール

1944年米ニューヨーク市生まれ。カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)卒業後、65年ハーバード大学大学院ロシア地域研究所修士号取得。ワルシャワ大学、パリ大学留学を経て、67年来日。京都産業大学でロシア語・ポーランド語講師、72年オーストラリア国立大学で日本語・日本文学を講義。82年「戦場のメリークリスマス」助監督を務め再来日。2017年「STAR SAND-星砂物語-」で初監督。08年第18回宮沢賢治賞受賞、13年第19回野間文芸翻訳賞受賞、15年第9回井上靖賞受賞、18年旭日中綬章受章。

「2019年 『もし、日本という国がなかったら』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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