異邦の仔

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 41
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062192262

作品紹介・あらすじ

放送作家の立花は、番組の収録に向かう東京都内の電車の車中で、いつもと同じ席に座っていた。すると、近くに座っていた女性が携帯電話を席に忘れて降りていった。立花は慌てて女性の後を追い、携帯電話を手渡した。停車中の電車に戻ろうとするが、タイミング悪く発車してしまう。その数瞬後、電車が爆発した。混乱する人々の中に大怪我をした女性を見つけ助け起こそうと近づくと、爆発した座席が見えた。そこは直前まで立花が座っていた座席だった。
その数日後、都内で再び爆発事件が起きる。被害者は池上昭次という男性だった。彼は立花が三十三年前にイラクで仕事をしていた際に出会った人物と同姓同名だった。まさか、自分たちはテロリストに狙われているのか? 果たしてその恐るべき想像は的中しているのか。舞台は一九八○年のイラクに飛ぶ――

■目次
第一部 テロルの口笛
第二部 一九八○年の黒歴史
第三部 恩讐の果て

感想・レビュー・書評

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  • この本もすごく面白かった。
    そして、この本は半分実話、半分フィクションで、この記事を読んで気になって読みたかった本でした。

    https://m.job-list.net/articles/195

  • 夢中になって最後まで読んでしまった

  • 1980年のイラク。サダム・フセインが大統領となりイランイラク戦争が始まる直前の彼の地に、日本政府のODAで建設される病院の現場バイトに向かった若者たちの話。現代の東京で起こったテロ事件とその出来事とが結びつき、物語は進む。

    あるルポ記事をきっかけに知った作品だったが、著者が実際に体験したものをベースにしているらしい。故に50℃を超える砂漠地帯での仕事などのリアリティはすごい。逆に、テロ事件やその解決の構成や描写にあまり現実感がなく、ややチグハグに感じたのも確か。

  • 著者の実体験を元にしたというイラクのところは興味深く読んだがそれ以外は普通。サクサク読めたのはよかった。

  • 京浜東北線が大井町を出発した直後に爆発。国際テロ事件か!?
    チョット、本でも読もうと思ってページを開いたら一気に最後まで詠みきってしまいました。


    定年を迎えたら焼鳥屋のオヤジになるのもいいな。

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著者プロフィール

1958年北海道生まれ。大学中退後、アメリカやアジア各国を放浪。帰国後、脚本家としてデビュー。以降、テレビドラマの脚本、劇画原作、小説などジャンルを問わず活躍。2007年自伝的小説『ひまわりのかっちゃん』で脚光を浴びる。2010年『刑事の十字架』で本格警察小説の新境地を拓く。近刊に『消えた女 北海道警鷹狩り刑事(デカ)』がある。

「2020年 『文庫 異邦の仔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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