探偵の探偵 サイン入り特装限定版

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 21
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193009

作品紹介・あらすじ

全冊に著者直筆サインが入り、著者落款が刻印された、講談社文庫・新シリーズ『探偵の探偵』開始記念、豪華完全限定版です。(四六判ハードカバー)

現代の探偵業は、最高レベルの知力・精神力を必要とする厳しい職種である。その「探偵」の本当の姿をこれほどまでかと思われるほどリアルに、松岡圭祐は活写する。そして、ストーカー、犯罪被害者など社会問題を正面から取り扱いながら、被害者のひとりである女性・紗崎玲奈が、命を懸けて立ち上がる。その勇気に溢れたヒロイズムは、読者を魅了する。
(文庫版同時刊行。続刊『探偵の探偵2』12月12日刊行)

探偵は正義の味方なんかじゃない。ミステリーヒーローの恐るべきリアル!―香山二三郎(コラムニスト、「江戸川乱歩賞」選考委員、「このミス」大賞選考委員)
いいタイトルだ。シンプルでありながら、作品の世界観を的確に言い表している。―村上貴史(ミステリー評論家、「このミス」大賞選考委員)
絶望、孤独、闘争。とてつもない怪物シリーズとなる予感!―藤田香織(書評家、エッセイスト)

作者のシリーズ物は、凝った設定に特色があるが、その中でも本書は飛び切りであろう。悪徳探偵専門の探偵というのは、初めて聞いた。しかし、読み始めてすぐ、こんな探偵がいてもおかしくないと思うようになった。探偵業界の現実が、克明に描かれているからだ。また、主人公の魅力も見逃せない。自分たちの仕事の邪魔になる玲奈の命を、悪徳探偵は本気で狙ってくる。それを承知の上で、彼女は危地に向かう。彼女は、頭脳派でもある。玲奈と悪徳探偵の頭脳戦は、双方一歩も引かぬ名勝負。でも、才色兼備にして文武両道の玲奈が、その力を見せれば見せるほど、彼女の哀しみが際立ってくる。タフでハードな鎧の下には、癒せぬ傷を抱えた魂が隠れている。―細谷正充(書評家、「江戸川乱歩賞」選考委員)

〔あらすじ〕調査会社スマ・リサーチが併設する探偵学校スマPIスクールに、笑わぬ美少女・紗崎玲奈が入校する。探偵のすべてを知りたい、しかし探偵にはなりたくない、という玲奈、なぜ彼女は探偵学校に入校したのか? スマ・リサーチの社長・須磨康臣は、彼女の驚くべき過去をつきとめる。須磨は玲奈の希望を鑑み「対探偵課」を設けた。紗崎玲奈はひとり、悪徳探偵を追う“対探偵課探偵”となった。

感想・レビュー・書評

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  • 松岡作品
    高校事変シリーズ、千里眼シリーズに加え探偵の探偵シリーズも読み始めてしまった。
    いずれも若い女性が主人公であるのは松岡作品揺るぎがない。
    作家の知識の豊富さには毎回感服する。

  • 松岡さんの、千里眼および関連シリーズ、
    万能鑑定士Qおよび関連シリーズに続く、
    新たなシリーズ、となるのでそぅか…??

    ただ、主人公の紗崎玲奈は、1作目といぅこともあるけど、
    千里眼の岬美由紀や、万能鑑定士Qの凜田莉子に比べると、
    キャラクターの特徴や印象が、ちと弱ぃかな~って感じも。

    また、ストーリーも、1作目なので、
    メインのキャラクターの顔見世的なエピソードでしたが…、
    千里眼や万能鑑定士Qのよぅなインパクトはなかったかな。

    っていぅか…、主人公は、騙され過ぎの、やられ過ぎ…。
    あまりやり過ぎちゃうと、ゲンナリしちゃいかねなぃ…。
    適度なユーモアも混ぜとかなぃと、続かなぃと思ぅな~。

    主人公が悪徳探偵を追う探偵となるまでの背景が重ぃため、
    今後のお話の展開も、あまり弾けきれなぃかも、だけど…、
    設定は面白ぃと思ぅので、よぃシリーズになるといぃな~。

    (評価は、ほんの少し甘めな感じです…。1作目なので…)

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著者プロフィール

1968年、愛知県生まれ。デビュー作『催眠』がミリオンセラーに。大藪春彦賞候補作「千里眼」シリーズは累計628万部超。「万能鑑定士Q」シリーズは2014年に映画化、ブックウォーカー大賞2014文芸賞を受賞。『シャーロック・ホームズ対伊藤博文』は19年に全米翻訳出版。NYヴァーティカル社編集者ヤニ・メンザスは「世界に誇るべき才能」と評する。その他の作品に『ミッキーマウスの憂鬱』、『ジェームズ・ボンドは来ない』、『黄砂の籠城』、『ヒトラーの試写室』、「グアムの探偵」「高校事変」シリーズなど。

「2021年 『アルセーヌ・ルパン対明智小五郎 黄金仮面の真実』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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