なりたて中学生 初級編

著者 :
  • 講談社
3.79
  • (11)
  • (9)
  • (11)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 111
レビュー : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193238

作品紹介・あらすじ

成田鉄男は、土矢小学校に通っている小学六年生。でも、親が、いま住んでいるアパートから、ほんのちょっと離れたところに念願のマイホームを建てたものだから、小谷や菱田といっしょに土矢中学校に進学するはずが、瀬谷中学校に通うことになってしまった。
瀬谷中には、小学生のときから仲の悪かったやつらのいる南谷小学校をはじめ、ほかの小学校から入ってくる生徒ばかり。知っている子はだーれもいないなか、中学生になってしまった鉄男は、南谷小出身の後藤に目をつけられたり、いっしょの洋装店で制服の採寸をした杏里が気になってみたりしながら、へたれなりに自分の立ち位置を探りはじめたのだった――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 中学生の頃が懐かしくなる~。
    いま思えばなんともないけど、
    色んな不安と戦ってたんだなあ。

    関西弁でいきいきした感じ
    がさらに伝わる!

  • 校長の式辞のあと、PTA会長や、政治家とかの祝辞が続いたけど、新しいパンツとシャツがまだ肌にちくちくして、ただただがまんして、話をスルーしていた。
    ー成田

    小学校卒業してから中学生になるまでのわくわくと不安な気持ちを鮮明に思い出した!

  • テツオ...成田鉄男
    引越しのため親友と別れ隣の学区の中学校に進学することになる

    新しいクラスメイト、教師、授業、制服、先輩...

    不安と戸惑いのなか中学校生活をスタートしたへたれテツオの
    入学式から4日間を描く“鉄板”の少年小説、3部作の第1作

  • 引っ越しの都合で、小学校からたった一人で超アウェイな感じで瀬谷中へ進学することになった成田鉄男くん。
    小学生から中学生になるって、自動的なんだけど、気持ちはそうじゃないのよね。
    でもみんな等身大?ないい子で読んでいてホッとする(笑)
    彼らが「中学生」になってく感じが楽しみです。
    やっぱり新中学1年生におすすめでしょう!
    タイトルの「なりたて」がナリタテツオ=成田鉄男なのに後で気付いて笑った。
    私は次も読みたい(笑)

  • 160731 購入

  • 関西弁とか馴染めなかった。
    ドヤ小学校とかっていうネーミングも…。
    中学生が読むには読みやすいのかなぁ。
    男子中学生っていう設定自体に自分が興味ないのかも( ̄▽ ̄)
    テツオもタイプじゃないな。
    いや。自分に合わないだけで、同世代の子どもで、読書が苦手な子にも読みやすいんじゃないかな(≧∇≦)
    一応読んだけど、中級編は積ん読。

  • 両親のマイホームの購入で、親友たちと離れ隣りの地区の瀬谷中学校に入学することになった主人公、成田鉄夫。小学校時代に敵同士だった後藤、制服の採寸で偶然顔なじみになったアンリ以外はだれも知り合いのいない中学校生活がスタートします。居心地の悪さと不安の中、どうやって自分なりの居場所を見つけていくのか。本書では人生が激変するような特別な事件は起きません。どこの町にもいそうな主人公たちの日常や悩みがユーモラスかつリアルに描かれているので、多くの中学生たちの共感を呼びそうな一冊です。

  • 2016/5/16

    913.6||ヒコ (3階日本の小説類)

    中学入学の直前、隣の学区に引っ越したばかりに、まわりに知ってる友達はゼロ!
    ヘタレのテツオは、ヘタレなりに立ち位置を探り始めた。
    “小学生が中学生になるということ” だれしもが通過したあの時期のドキドキ!!

  • 成田鉄男(なりたてつお)が土矢小学校(どやしょうがっこう)の6年生から瀬谷中学校に入学し、慣れていくまで。

    ③内容
    ・対象: 高、YA
    ・特色&ジャンル 小学校~中学入学まで
    ・時代 現代
    ・舞台 大阪
    ・主人公 成田鉄男、小谷 菱田

    ④キーワード
    ・オススメ 卒業、入学 友達 制服ツメ襟 セーラー服 引越

    ⑤コメント
    ・著者情報 ひこ田中
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%93%E3%83%BB%E7%94%B0%E4%B8%AD

    児童文学書評
    http://www.hico.jp/

    引越したテツオが小学校の卒業を機に、新しい学区の瀬谷中学校に入学する。
    瀬谷中学校では、はりあっていた瀬谷小学校の後藤や真砂と一緒になってしまう。
    慣れたところと友達から離れ、中学校という新しい環境、新しい友達へ向かう不安を上手に描いた作品。

    この時期は、どうしたって友達の影響が大きいのだと思う。
    よい友達に恵まれている

  • 小学生が中学生になるというのは、ものすごいことなんだと思うのだ。私は、早く中学校に行きたかったし、新しい友達を作りたかったので、ドキドキしながらも結構前向きだったように思う。でも、この主人公は、予定していた中学校ではない、完全アウェイな隣の中学校へ入学するはめになる。この環境ではそうそう、前向きにもなれない。
    彼が彼なりに、なんとかしていこうという、けなげな姿が読める。ほんと、入学前の6年生におすすめしたい。
    大人ではわからないものをわかってくれているかも。

全20件中 1 - 10件を表示

プロフィール

1953年、大阪府生まれ。同志社大学文学部卒業。1990年、『お引越し』で第1回椋鳩十児童文学賞を受賞。同作は相米慎二監督により映画化された。1997年、『ごめん』で第44回産経児童出版文化賞JR賞を受賞。同作は冨樫森監督により映画化された。2017年、「なりたて中学生」シリーズ(講談社)で第57回日本児童文学者協会賞を受賞。他の著書に、『サンタちゃん』(講談社)、「モールランド・ストーリー」シリーズ(福音館書店)、『大人のための児童文学講座』(徳間書店)、『ふしぎなふしぎな子どもの物語 なぜ成長を描かなくなったのか?』(光文社新書)など。『児童文学書評』主宰。

なりたて中学生 初級編のその他の作品

なりたて中学生 初級編 Kindle版 なりたて中学生 初級編 ひこ・田中

ひこ・田中の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

ツイートする