東京ブラックアウト

著者 :
  • 講談社
3.50
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本棚登録 : 360
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (338ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193412

作品紹介・あらすじ

大ベストセラー『原発ホワイトアウト』を凌ぐディテールと迫力!! キャリア官僚が書いたリアル告発ノベル、最新作!
 「原発再稼働」が既定路線のように進む日本……しかし、その裏には真っ黒な陰謀が渦巻いていた!
 いったん「原発再稼働」を認めれば、「発送電分離」は不可能となる……そのカラクリを暴いていくと驚愕の真実にぶち当たった……そう、「原発再稼働」で殺されるのは、大都市の住民だったのだ!!
 自分の家族の命と財産を守るため、全日本人必読の書!

感想・レビュー・書評

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  • 原発再稼働にひた走る理由と、その無惨な結末が余りにもリアルに描かれている。現実との境目が分からなくなるほど。

  • 「原発ホワイトアウト」の続編。
    前作では原発への破壊工作が仕掛けられたところで終わっていたが、本作ではその工作の結果、フクシマを超える事故が起こり、関東地方が廃墟と化した世界が描かれる。

    にも関わらず、原発利権を死守しようとする勢力に対し、天皇が反対意見を表明する、というのは少しストーリーとしては強引な印象が残った。

    法律の条文の細かな表現に込められた霞ヶ関文学の解説など、ディテールがあいかわらず面白かった。

    ・原発事故の場合の避難計画といっても実際には大渋滞を引き起こして身動きがとれなくなるだけ

  • コアキャッチャー 原子炉でメルトダウンが発生した場合に備えて、原子炉の格納庫の下部に設置される装置
    溶けた核燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑制 日本にはない

    天皇への請願 送付先あり

    官報正誤で戒厳令

  • 電事連の執念、恐るべし。現役官僚のペンネームによる告発フィクション。

  • 20170730


    それでも原発は再稼働して行く。

    原発マネーという麻薬中毒に侵された電力会社、政治家、官僚達によって。

    放射性廃棄物処理を未来の国民に押し付けて。

    人の命よりも、何よりも金儲けが優先されるこの国で。


  • 暴露的な黒の連鎖。もしフクシマの時に…を考えたら、架空でも末恐ろしくなる♪。

  • 前作(原発ホワイトアウト)よりも小説らしく(上から目線でごめんなさい)なっている。
    偶然か?某大臣のスキャンダルが作品にも登場していました。
    それにしても、この作品に出てくるような人ばかりが、日本を操っているのだとしたら、恐ろしい。そうではないことを願う。

  • 前作 原発ホワイトアウトの焼き直し もっと冒険して欲しかった

  • 原発ホワイトアウトの続編というか第2弾。

    アベ首相からあらゆる実在人物が似たような名前で書かれており、頭の中で実在の人物に当てはめながら読んだ。

    ある原発が大雪の大晦日、原発からの送電線を爆破されメルトダウンしていく過程と、それを取り巻く原発ムラの構造と政治家たちの汚い繋がりを現職の官僚が書いたと言うことでリアリティがあり、その中から現実が見えてくる。

    原発ムラの組織力やその根底にある大きな力は簡単には崩せないだろうという結論だが、小説の結論に負けない現実を作り上げたいなと読み終えて思いました。

  • 『原発ホワイトアウト』に同じく、官僚の内情を晒し、「電力モンスター・システム」と称して電力会社が青天井の利益を得て政官財にばらまく描写は愉快だ。ところが、またもやテロリスト(朝鮮族の工作員って表現には笑える)があっさりと原発を破壊して、そこからハチャメチャに展開していく。とりわけ此度はテロが早々に起きるのだ。事故原因の究明が一切なされずってのも酷い。最後は敢えて物語を破綻させているのかな。官僚である著者の逃げなのか、単に作家としてできが悪いのか。いずれにしても、今回は日本国民を余すことなく愚弄してみせた。

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