屋根ひとつ お茶一杯 魂を満たす小さな暮らし方

  • 講談社
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本棚登録 : 375
感想 : 20
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062193429

作品紹介・あらすじ

「シンプルな生き方」を具体的に示し、フランスを中心に世界中に信奉者を増やしているドミニック・ローホーさんが、初めて自らの家をとおして幸福になる住まい方を教えます。

ローホーさんはパリの住まいを、ブルジュアの屋敷だった建物の屋根裏部屋にしました。
家が大きいから幸福というのは幻想です。大きな家でエネルギーを消耗するより、小さな住まいで持ちものも少なく幸せ多く暮らしたいもの。そのためのシックなインテリアの工夫も具体的に伝授しています。

小さな部屋がもたらすものは、自由、心の安らぎ、自らのエネルギーの充電……。精神の豊かさだけでなく、経済面や時間の束縛からも解放されます。
たとえば、「分相応」をあえて格下げした生活もひとつの選択です。将来への不安感を払うきっかけにもなるでしょう。何か足りないという悩みや不安が減り、時間にゆとりももてるのです。
小さな暮らしでの自立した生活が、友情、恋愛、家族といった人間関係をより深め、孤独さえ豊かなものにできるでしょう。

小さな暮らし方を選んだ人は、自分の生き方に満足できるとともに、向上心や謙虚さ、控えめな姿勢を尊ぶ心が生じます。
そんな、小さな美しい暮らしをどのように手にし、それを磨き愉しむか、本書で知ることができるのです。

感想・レビュー・書評

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  • 「住まいは広さではなく、居心地が良いかどうかが重要」シンプルな生活を送ることでまわりの価値に流され、虚勢を張っていた自分に気づき、視野が次第に澄みわたってくる・・・
    毎日毎日をこの調子で過ごすと人生最後まで掃除、片づけ、修理に明け暮れるところでした、(あまりしませんが)これらを早い時期に解決して教養を高めたり好奇心を高めたりと自分を豊かにする方向に舵を切る気づきとなりました。
    気づいただけで終わらないようにしないと(笑)

  • 使ってないシーツ?カバー?をクッションカバーに入れてクッションにしてしまうという発想に驚いた

  • 自分にみあった住環境、それも広さ重視でなく自分がくつろげる場所を整えること(それとリンクする、社会的なものさしから自由な生き方)の大事さが書かれていた。
    とはいえどんな場所ならくつろげるか?を知ることもトライアンドエラーが必要なんだろうけど。。

    ここに書かれているように、いつでも身軽に動ける状態でいたい。

  • 自分の考えと同じところが多く、
    するすると読むことが出来た。
    手元に置いて今後も読み返したい一冊。

    小さくても落ち着くことのできる空間と
    一杯のお茶、そして休息のひとときがあれば
    十分だと思った。


    <好きな一文>
    私たちは居心地のよい「巣」のような
    狭い空間で精神のバランスを取り戻し、
    やる気が起きるようになるのです。

  • 心に響いた一冊!

    シンプルに生きることを綴ったエッセイやその生き方に様々な国でファンを増やしているというドミニック・ローホーさんのエッセイ

    大きな家や広い部屋が幸せの尺度ではない
    幸福は自分の尺度で測るもの
    幸福を多く受け取る感度を上げることが幸せに生きるためには大切だということ

    すごく大儲けすることが幸せかというとそうではなく
    自分が”ほどほど”に生きれるだけの収入と自分の自由な時間があることが幸せだと気づくことが大切

    結婚するより幸せな愛のかたちもあるし、
    愛のかたちも人それぞれ

    シンプルだけどドミニックさんの言葉は心に響く
    背中を押してもらえる気がする

    憧れは「マージナルマン(境界人)」!

    人生の道しるべとして
    ずっとそばに置いておきたい一冊です。

  • 暮らしを引き算して時間をゆっくり味わう。
    ものが少なければ、わざわいも少ない。
    孤独に対してポジティブになる。
    孤独により深みが増すのだろう。
    空間を理解できない人に日本は理解できない。
    過去は変えるこもができないが、自分の未来は変えられる。本田圭祐
    人生を立て直すのに遅すぎることはない。
    過去が現在を生きることを邪魔する場合がある。
    住まいを重点に書かれた書。
    自分にあったサイズのものを獲得して生きていく。

  • ◆2 孤独のない人生に喜びはない

    ・聡明な人ほど孤独に対してポジティブ




    「孤独な人間とは、その人の内面に閉じこもるどころか、世界中に自らを開放する人である」

    トーマス・マートン 20世紀アメリカの司祭・作家




    ・孤独が人とのつながりを深める力になる




    「自分の孤独の時間を自分できっちりできないような人には、他人を愛する資格はないと思う。

    ひとりで生きていくことができて初めて、人を抑圧することなく愛せるのだと考えている」

    ピート・ハミル、20世紀アメリカのジャーナリスト・コラムニスト・小説家




    ・感情の消化不良を起こさないために




    「それは、世界中をはたと息詰まらせる雪の降り込めた、冬の一夜のようであった」

    アルチュール・ランボー 19世紀のフランス詩人




    ・孤独を愛する人は普通の人の二倍のんき

  • ミニマリスト必読本として紹介されていた1冊。この本では住まいに関するミニマムな生活について書かれている。

    大きすぎる住居は人を幸せにしない、手の届く小さな住居にこそ幸せがある、ってのが結論なんだが、ほんとそうだと思う。3LDK書斎つきの家なんかにあこがれてローンでマンションを買ったし、それが大失敗だったとも思わないけど、これから先娘も独り立ちして、妻と二人の生活で3LDK要るか?ってなると、要らんよなぁ、広ければ広いだけガラクタを溜めこんでしまいそうな気もするし。

    山で幕営なんかしてると、200CM×90CMのソロテントが生活の広さとして十分だということが分かってしまう。なんだったらツェルト三角に張っただけでも住環境にしてしまうことだってあるんだから。
    勿論日常生活には山にはない色々なものも必要だとはいえ、本来は夫婦二人なら1LDKとか2DKで十分なのかも知れない。整理整頓の手間も少なくて済むし、モノも少なくなる。

    もっともっと生き方をシンプルに快適にできる余地がありよなと、思わせてくれた良本。とりあえず部屋の片づけをやろうと思った読後でした。

  • 読みやすく、良い本です。ローホーさんの本を読むと、身辺整理して、孤高の独身生活を送りたくなります。その割に家の片づけが進まないというのが現実。要はお尻が重いということだな。

  • もう一度読みたい。
    ドミニックさんの本は哲学的で生き方を教えてくれる。

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著者プロフィール

フランス生まれのフランス育ち。パリ大学、ソルボンヌにおいてアメリカ文学の修士号を取得。イギリスのソールズベリーグラマースクールにおいて1年間フランス語教師として勤務した後、アメリカのミズーリ州立大学、日本の佛教大学でも教鞭を執る。ニューヨークでは“イメージコンサルティング”法を学び、幾つものセミナーに参加しながら集中的にヨーガを習得。日本在住歴は30年以上。その間、飛騨雅子と萩原朝美に師事し、10年にわたり“墨絵”を学ぶ。さらに名古屋にある愛知尼僧堂と呼ばれる禅寺に6週間籠り、曹洞禅をも学ぶ。アメリカ合衆国、カナダ、南米、アジア(中国、台湾、香港、韓国、タイ、ベトナム……これは中国茶の知識を深めるため)、ヨーロッパと広く旅し、特定の宗教団体や、哲学または文化的なグループには属せずに、自分自身の内面に在る様々な観点に基づく意見を尊重し、それを受容することを信条としている。彼女がもっとも大切にしている価値観は自由、美、そして調和である。著書はフランス国内をはじめ、ヨーロッパ各国でベストセラーとなり、『シンプルに生きる』は日本でも話題となっている。

「2020年 『少食を愉しむ シンプルにやせる、太らない習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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