誰も書けなかった「笑芸論」 森繁久彌からビートたけしまで

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 81
感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194006

作品紹介・あらすじ

「笑い」と共に生きてきた伝説の放送作家だからこそ、ここまで書けた!森繁からたけしまで、その伝説のすべてを晒す「体験的笑芸論」
第一章 「体験的・笑芸六〇年史」 
森繁久彌の横の家に生まれ、森繁氏の庭の柿を盗み、子犬まで捨ててしまった少年時代。日大落語研究会で森田芳光の先輩として飲み歩いた日々。塚田茂に弟子入りし、預けられた「ドリフ」の毎週続く地獄の会議。
森繁久彌、三木のり平、青島幸男、渥美清、林家三平、永六輔、古今亭志ん朝、森田芳光、立川談志、三波伸介、景山民夫、大滝詠一、坂本九
番外編 脱線トリオ、クレイジーキャッツ、コント55号、ザ・ドリフターズ を収録。

第二章 「ビートたけしと笑芸の夜明け」
「浅草にすげぇ奴がいる!」という噂を聞きつけ足を運んだ浅草で出会ったビートたけし。その出会いから伝説の「オールナイトニッポン」まで。笑いの歴史を塗り替えた瞬間を、その横で「バウ、バウ!」と目の当たりにした著者がすべて語る。

第三章 「東京の笑芸私史」
東京の笑いの中心・有楽町日劇ホール。戦後の「笑い」から現在の東京の「笑い」への系譜を、場所と出来事・人を縦横に繋ぎ浮かび上がらせた、私的笑芸六十年史。

感想・レビュー・書評

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  • これだけの喜劇役者、お笑いのプロたちと懇意にしていれば、
    書かないわけにはいかないだろう。
    森繁久や、三木のり平、青島幸男、渥美清、林家三平、永六輔、古今亭志ん朝、森田芳光、立川談志、三波伸介、景山民夫、大瀧詠一、坂本九、そしてビートたけし。

    そうそうたるメンバーだ。
    残念ながら、永六輔とビートたけし以外は鬼籍に入られた。
    著者も2012年に心肺停止から見事、復活された。
    どうか長生きしてほしい。

  • 笑芸論という言葉ははじめて見ましたが、笑芸のフロントラインにたち作家として牽引してきた著者として、これまで見てきたものを記したいという強い気持ちが現われた本です。途中にも、これは資料を集めて書いた評論ではなくて、自分の体験から書いたものだからという箇所が複数回出てくるので。自分の仕掛けた仕事が、才能だけでなく、こどものころより見聞きしていた笑芸の源泉にあることを振り返り、今に伝えることはフロントラインにたつ者の大きな役割だと感じました。

  • 著者の幼少期のエピソードがなかなか楽しい。

  • 小林信彦『日本の喜劇人』澤田隆治『上方芸能列伝』とこの本があれば戦後から昭和の終わりまでの演芸史を俯瞰することが出来る。

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著者プロフィール

■高田 文夫(タカダ フミオ)
1948年、渋谷区生まれ、世田谷育ち。日本大学芸術学部放送学科卒業と同時に放送作家の道を歩む。
83年に立川談志の立川流に入門、立川藤志楼で88年に真打昇進。
89年『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(ニッポン放送)スタート。
「週刊ポスト」(小学館)、「月刊HANADA」(飛鳥新社)にて連載中。「笑芸」に関する著書多数。

「2021年 『ギャグ語辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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