かわいい結婚

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 752
感想 : 93
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  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194051

感想・レビュー・書評

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  • 女性に勧められた本。
    面白かったわー。
    男ではわからない女性の気持ちを垣間見れた感じ。

  • 3つの短編小説、どれも女性を第三者的な視点から見た物語で、特に「悪夢じゃなかった?」が面白い。カフカの変身のように朝目覚めたら女性になった男性が一日を過ごすお話。自分は女性だけど、もし男性ならひどく同意できそう。

  • 個人的にはひとつめの話で連作短編か長編にして欲しかったかなぁ。ふたつめはう、うんてなっちゃったもん……。相変わらず装丁がキュートで素晴らしい山内マリコ。

  • レイソルの待機列並び中に読み終わった。
    まあ、時間つぶすにはよかった。
    3話目は良くわからなかったけど。
    2話目はおもしろかったー。
    1話目は。。。。ちょっとイラっとくる。

  • 3つの短編集。
    2つ目の、男性がある日起きたら女性になっていたって話がすごくよかった。
    身体だけが女性になった上で、心は男性のままなので、女性として生活するうえでのいいところも悪いところもとてもよく書かれていた。
    自分は女性で、悪いところのほうが多いなんて思っていて、女に生まれてよかったとまでは思わないけど、その良さを改めて教えてもらえてよかった。
    これからまた女性として楽しんでいけそう。

  • 壊滅的に家事ができないひかりの生活を描いた「かわいい結婚」
    ある日女の体になってしまった男の話「悪夢じゃなかった?」
    双子のように仲のよかった二人のお嬢さんを描いた「お嬢さんたち気をつけて」

    どれも「あるある!」と思わせられる内容で、楽しく読めました。

    「かわいい結婚」では、ひかりの家事のできなさ具合には、ないわ~と思いつつも、主婦の生活に空しさを覚えるひかりに共感。

    「悪夢じゃなかった?」は、男と女の体が入れ替わるなんて、よくある設定なのだけど、女になった裕司の感じ方(買い物の楽しさ、男が女の体をいやらしい目で見る気持ち悪さなどなど)がリアリティたっぷりに書かれていておもしろかった。変身する前の裕司は、めっちゃ嫌な男だったのだけど、女の気持ちもよくわかるいい男になりました。

    「お嬢さんたち気をつけて」も、「こんなのあるある」って読みすすみました。ラストに救いがなかったけど、これも現実らしいということで。

  • 初めての作家さん。と思ったら文芸あねもねの作品を先に読んでいた。
    タイトルに惹かれたが、装丁はとてもかわいいが、内容はかわいくない。
    結婚前には読んで欲しくないような、欲しいような。
    結婚て甘くないんだよと現実を見せつけるのもどうかな。
    結婚に何を求めるか、求めないかですかね。
    でも、すべての結婚がこうではないはず...そう思いたい。2話目は男は一度は女になってみろよということか。でもそれはそれで怖いかも。

  • 短編集。どれも「えっ?ここで終わり?」と思った。

  • 3話中2話がおもしろかった。女の人が読む話、女の人のための話。3話目は最初の方で飽きた。

  • 結婚という微妙なキーワード。
    簡単によめて面白くはあったけど、何か得られるものがあったかというと微妙。。

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著者プロフィール

山内マリコ(やまうち・まりこ):1980年富山県生まれ。大阪芸術大学映像学科卒。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞し、12年『ここは退屈迎えに来て』でデビュー。主な著書に、『アズミ・ハルコは行方不明』『あのこは貴族』『選んだ孤独はよい孤独』『一心同体だった』『すべてのことはメッセージ小説ユーミン』などがある。『買い物とわたし お伊勢丹より愛をこめて』『山内マリコの美術館はひとりで行く派展』『The Young Women’s Handbook~女の子、どう生きる?~』など、エッセイも多く執筆。

「2024年 『結婚とわたし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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