天空の蜂 新装版

著者 :
  • 講談社
3.60
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本棚登録 : 529
感想 : 75
  • Amazon.co.jp ・本 (498ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194075

作品紹介・あらすじ

超大型ヘリ「BIG-B」が乗っ取られた。無人操縦で飛行するヘリに搭乗しているのは一人の少年。ホバリング位置は原子炉の真上。国内すべての原発を使用不可にしなければ、エンジンは停止し落下する――日本国民全員を人質にしたテロが始まった。
怒濤のクライムサスペンスの金字塔を、豪華新装版でお届けします。

感想・レビュー・書評

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  • 東野作品は、全部読んでいるけど、そういえば、これは、最初から、難しすぎて挫折したんだったわと思い出し、読み直した。ヘリコプターと原発の説明を全て理解はできないが、推理に必要なところだけ理解して、読了。東野作品らしく、ハズレはない。

  • なかなかの大作
    作者からの警告はフクシマで現実となるけれど
    だからこそ考えさせられる、
    そして自分もサイレントマジョリティーであることを
    痛感させられる作品

  • 自衛隊に納品するはずだった最新のヘリコプターが無人で動き出し、福井県の原子力発電所の上で止まる。

    原子力発電所の上に落とすという脅迫状が届き、色々な人が色々な方に動き出します。

    原子力発電所は、便利だけどその分危険もある訳で、でも、普段そういうことを気にしている人って言うのは、そんなに居ないわけで。

    だから、原子力発電所のことを知ってもらいたいというのがテーマなのかな?と思いました。

  • 原発にヘリコプターを落下させる。

    映画化のDVDを先に見てしまったのですが
    そこのレビューに小説の方がよい、というコメントをずいぶん見たので
    分厚い本ですが頑張って読みました。

    9.11では建物に飛行機が突っ込み
    3.11では原発事故
    今からなら組み合わせで、お話しを思い付けるかもしれないけれども
    20年前にこんなことを考えていただなんて。

    東野さんの小説は随分読んでいるんですけれど
    今までどうして読んでなかったんだろう

    携帯・スマホが登場しなくて
    ポケベル、パソコン通信、公衆電話 というのが時代を感じさせるけれど
    それ以外は古さを感じませんでした。

    二人の犯人の動機をもう少し詳しく書いてもらえるとよかったと思います。

  • 重工メーカーから、自衛隊へロールアウト直前の、
    最新鋭の超大型ヘリコプターを強奪して、
    高速増殖炉「新陽」(もんじゅ)の直上に、
    自動操縦で誘導し、原発停止の要求を突きつけた、
    ガス欠までの8時間の頭脳戦を描いたお話ですが、
    作品自体は20年前に発行された、新装版です…。

    なので、官公庁の構成や各種のテクノロジー等に、
    少しばかりの古さは感じられましたが…、
    福島第一原発事故の記憶も、まだまだ新しい現在、
    むしろ、犯罪に対する現実感は、増していました。

    ただ…、
    これまた20年前の作品のためか?、
    登場人物の心理を深く掘り下げ、
    意外な真犯人を導き出していく、
    近年の、クオリティの高ぃ作品群と比べると、
    もろもろ未熟?な部分も散見されたかも…??

    正直、今の作者さんがリメイクしたら、
    どれほどの作品になったのか…?、
    読んでみたぃな~と思ったぐらぃ、
    エンタメ性が、とても高ぃ作品でした。

  • 『新陽』に落ちたほうがよかった。そのことにいずれみんな気がつく

    震災で原発安全神話はあっけなく崩れた
    それを承知で読み進めていたからこそ
    より一層、ラストのこのセリフにゾクッとくる。

  • 映画も観た。やっぱり本のほうが断然面白い。

  • 原発、ヘリコプター、遠隔操作などの、苦手分野ばかりで、読むのが辛いところが多かった。
    パソコン通信?、裏を見て、2005年初版なのに、と思ったら、1995年のものらしい。

    そんなにうまくいくかな、と思うところも多々あり…
    そもそも、最初に子どもが格納庫に忍び込んだことは、ほぼお咎めなし、そっちのほうが気になった。

  • 大1 ◯

  • 原発やヘリコプターの話が長く何度も挫折しかけたが、なんとか読み終えた。
    この犯罪によってなにかが変わったり、世論がかわったりとかその後があれば良かったが、
    それは現在進行形の今なので無理ですね。
    でも犯人の心の中をもっと知りたかった。
    ラストが中途半端な気がするけど、コレはコレでいいのでしょうか?

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著者プロフィール

東野圭吾(ひがしの けいご)
1958年大阪市生野区生まれ。大阪府立大学工学部電気工学科卒。大学在学中はアーチェリー部主将を務める。1981年に日本電装株式会社(現デンソー)にエンジニアとして入社し、勤務の傍ら推理小説を執筆する。1985年『放課後』で第31回江戸川乱歩賞を受賞し、小説家としてのキャリアをスタート。2006年『容疑者Xの献身』で第134回直木三十五賞を受賞。2013年『夢幻花』では第26回柴田錬三郎賞を受賞、2014年『祈りの幕が下りる時』で第48回吉川英治文学賞受賞。現在、直木三十五賞選考委員を務めている。代表作としてガリレオ・新参者シリーズに加え、映画化された『手紙』『ラプラスの魔女』。ほかにもテレビドラマ・映画化された作品が多い。2018-19年の作品では、『人魚の眠る家』、『マスカレード・ホテル』、『ダイイング・アイ』、そして今後の映画化作として玉森裕太、吉岡里帆、染谷将太らの共演作『パラレルワールド・ラブストーリー』(2019年5月31日映画公開)がある。なお、中国で『ナミヤ雑貨店の奇蹟-再生-』が舞台化・映画化され、映画はジャッキー・チェンが西田敏行と同じ雑貨店店主役で出演する。2019年7月5日、「令和」初の最新書き下ろし長編ミステリー『希望の糸』を刊行。

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