夏のおわりのハル

著者 :
  • 講談社
2.60
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本棚登録 : 125
感想 : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (314ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194082

作品紹介・あらすじ

夏休みが終わってバスに乗ったら、彼女に子供ができて電車に乗ったら、世界が少し変わっていた――。

中学三年生のハルと、小さなデザイン事務所で働くダイチ。気がつくと二人は、いつもと「少し違う」世界に迷い込んでいた。白いうさぎ、奇妙な双子、会えない手品師、水色のワンピースの女……不思議でどこかなつかしいこの世界に、二人はこのままいたいのか、抜け出したいのか。

あの日、何かができたのかもしれない。追憶が導く、過去と未来を繋ぐ“夢の中”。

一作ごとに違う風景を見せてくれる実力派作家の待望長編。

感想・レビュー・書評

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  • フワフワすぎて意味不明。  
    解読不可能でした\(//∇//)\

  • 2018/08/19
    1日で一気に読み終わった。
    んー。難しい話。結局夢なのかな?

  • ハルの話とダイチの話

    不思議なふわふわとした時間

  • 不思議な話は際限ないので、ある一定のラインまでに抑えて欲しい・・・

  • 不思議な物語だと思った。横浜が舞台になっているところに親近感を覚えた。でも、あんな風に現実ではなく、でも夢にしてはリアルすぎるような世界を描けるのがすごいなあと思った。のめり込むようにして読んでしまった。

  • ★2016年度学生選書ツアー選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11630219

  • 人は悩みから逃れたいと足掻く時違う世界に行ってしまうのかも。
    夢と現実の狭間はすごく近いところにあって、踏み込んでこそはっきり現実を感じられるのかな。
    ハルもダイチも戻ってこられて良かった。
    過去は変えられないけど、消化してまた明日から一歩踏み出せる。

  • 表紙の装丁、うさぎとタイトルに惹かれて読んでみました。

    現実と幻想?夢の世界の境が曖昧になってくる1冊。
    不思議な世界に取り込まれるのは、中3のハルとデザイナーとして働く大地、二つの中編です。

    どちらにも共通のワードは、いじめでしょうか。
    何がなんだかよくわからないまま、ふわーっと読み終わりましたが、大地の後半にでてきた美しい彼女が幸せだったらいいな、、と。

  • 今までの畑野さんの作品とは全然違いました。
    ちょっとファンタジー要素が含まれていて、不思議な物語。

    でも、正直良く分からなかったです。。
    ふわふわしたまま終わっちゃいました。
    不完全燃焼です。

  • あの日の後悔を無くすために永遠に続く夢の世界の話。
    ハルもダイチも双子でさえもこの夢を忘れ去って生きていくかもしれない。だけど何となく夢の片鱗を覚えていて、その内容でハルはお父さんと声を出して話すようになり、ダイチは由里に中学時代のことを話そうと思うなど一歩踏み出している。しかしそれが良い方向に作用するのか悪い方向に作用するのかはわからない。
    シュウちゃんは救えなかったハルちゃんを救える完璧な世界を作って、その世界にはハルちゃん的な存在である伊吹が準備されている。だけどやっぱりシュウちゃんが救いたいのはいつでもハルちゃんであり、伊吹が許したいのもダイチだからこそ二人がその夢の世界に現れたことでいとも簡単に世界は崩れていく。
    この夢の世界である「海の外」が単なる夢の世界というパラレルワールド的なものなのか死後の世界に限りなく近いものなのか想像が膨らむ。
    どちらであってもこの夢の世界にシュウちゃんと伊吹は留まるしかなく、永遠にこの世界は続いていく気がする。

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著者プロフィール

1979年東京都生まれ。2010年、地元の複雑な人間関係のなかで生きる若者たちの姿をいきいきと描いた『国道沿いのファミレス』で第23回小説すばる新人賞を受賞。『海の見える街』では、繊細な筆致でみずみずしい恋愛を描ききり、大きな話題を呼ぶ。新人お笑いコンビの奮闘を描いた「南部芸能事務所」シリーズはいままでにない新鮮な成長小説として人気を博している。他の著作に17歳の女子高生を主人公に揺れ動く気持ちを軽やかに活写した『水槽の中』、若年女性の貧困をテーマにして大きな共感を呼んだ『神さまを待っている』などがある。

「2021年 『消えない月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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