夏のおわりのハル

  • 講談社 (2015年3月25日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (314ページ) / ISBN・EAN: 9784062194082

作品紹介・あらすじ

夏休みが終わってバスに乗ったら、彼女に子供ができて電車に乗ったら、世界が少し変わっていた――。

中学三年生のハルと、小さなデザイン事務所で働くダイチ。気がつくと二人は、いつもと「少し違う」世界に迷い込んでいた。白いうさぎ、奇妙な双子、会えない手品師、水色のワンピースの女……不思議でどこかなつかしいこの世界に、二人はこのままいたいのか、抜け出したいのか。

あの日、何かができたのかもしれない。追憶が導く、過去と未来を繋ぐ“夢の中”。

一作ごとに違う風景を見せてくれる実力派作家の待望長編。

みんなの感想まとめ

夢と現実が交錯する中で、登場人物たちが異なる世界に迷い込む様子が描かれています。中学三年生のハルと彼の友人ダイチは、奇妙で懐かしい世界の中でさまざまな出会いを経験し、悩みから逃れたいという思いが新たな...

感想・レビュー・書評

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  • 人は悩みから逃れたいと足掻く時違う世界に行ってしまうのかも。
    夢と現実の狭間はすごく近いところにあって、踏み込んでこそはっきり現実を感じられるのかな。
    ハルもダイチも戻ってこられて良かった。
    過去は変えられないけど、消化してまた明日から一歩踏み出せる。

  • 夢と現実を行ったり来たりしていて、今この文章は夢の中なのか現実なのかがわからなくて度々混乱してしまった。

  • https://opac.kokushikan.ac.jp/opac/volume/778668?current=1&total=1&trans_url=%2Fopac%2Fsearch%3Fbarcode%3D10049357%26base_url%3Dhttps%253A%252F%252Fopac.kokushikan.ac.jp%26count%3D50%26defaultpage%3D1%26defaulttarget%3Dlocal%26order%3Drecommended_d%26searchmode%3Dcomplex

    『ちょっと逃げたくなる現実』にいる少女と
    『何もできなかった過去』を持つ青年が夢の世界と
    現実を行き来するという二本立てのファンタジー

  • 安定の畑野智美作品の筈が。

    正直、期待外れ。
    なんなの、この夢と現実のファジーな世界は。
    何が言いたいのかよく分からないし、面白くない。

    夢の中の様な不思議なお話が書きたかったのかも知れないが、
    夢の中なら何でもありでは、面白味はない。
    中途半端に現実的だし。

    畑野智美作品にハズレがあるとは。

    星は3つはつけられない。

  • 読みやすくあっという間に読んでしまった
    何度も繰り返される話が少し長く感じた
    結局シュウちゃんはどうなったのか、よくわからなかった

  • 私はあんまり面白くなかった。単調というか淡白すぎるかも。

  • 現実と夢の境が曖昧で、読んでいるうちにこっちが参りそうになる。
    現実での問題に少しは進展があったのはまだ救いがあるが…

  • フワフワすぎて意味不明。  
    解読不可能でした\(//∇//)\

  • 2018/08/19
    1日で一気に読み終わった。
    んー。難しい話。結局夢なのかな?

  • ハルの話とダイチの話

    不思議なふわふわとした時間

  • 不思議な話は際限ないので、ある一定のラインまでに抑えて欲しい・・・

  • 不思議な物語だと思った。横浜が舞台になっているところに親近感を覚えた。でも、あんな風に現実ではなく、でも夢にしてはリアルすぎるような世界を描けるのがすごいなあと思った。のめり込むようにして読んでしまった。

  • ★2016年度学生選書ツアー選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    http://sistlb.sist.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&materialid=11630219

  • 表紙の装丁、うさぎとタイトルに惹かれて読んでみました。

    現実と幻想?夢の世界の境が曖昧になってくる1冊。
    不思議な世界に取り込まれるのは、中3のハルとデザイナーとして働く大地、二つの中編です。

    どちらにも共通のワードは、いじめでしょうか。
    何がなんだかよくわからないまま、ふわーっと読み終わりましたが、大地の後半にでてきた美しい彼女が幸せだったらいいな、、と。

  • 今までの畑野さんの作品とは全然違いました。
    ちょっとファンタジー要素が含まれていて、不思議な物語。

    でも、正直良く分からなかったです。。
    ふわふわしたまま終わっちゃいました。
    不完全燃焼です。

  • あの日の後悔を無くすために永遠に続く夢の世界の話。
    ハルもダイチも双子でさえもこの夢を忘れ去って生きていくかもしれない。だけど何となく夢の片鱗を覚えていて、その内容でハルはお父さんと声を出して話すようになり、ダイチは由里に中学時代のことを話そうと思うなど一歩踏み出している。しかしそれが良い方向に作用するのか悪い方向に作用するのかはわからない。
    シュウちゃんは救えなかったハルちゃんを救える完璧な世界を作って、その世界にはハルちゃん的な存在である伊吹が準備されている。だけどやっぱりシュウちゃんが救いたいのはいつでもハルちゃんであり、伊吹が許したいのもダイチだからこそ二人がその夢の世界に現れたことでいとも簡単に世界は崩れていく。
    この夢の世界である「海の外」が単なる夢の世界というパラレルワールド的なものなのか死後の世界に限りなく近いものなのか想像が膨らむ。
    どちらであってもこの夢の世界にシュウちゃんと伊吹は留まるしかなく、永遠にこの世界は続いていく気がする。

  • うさぎ、キングにクイーン、双子・・・
    アリスをモチーフにした夢の中に紛れ込んでしまった
    女子中学生と30歳間近の男性のお話

    今まで読んだ畑野作品とあまりに雰囲気が違って
    ちょっととまどいました。

    現実と夢の境目が読んでて曖昧になってくる感じ

    あれは結局「シュウちゃん」の夢の世界なのかなぁ

  • 今までの畑野作品とは随分雰囲気が違う。不思議の國のアリスをモチーフにしているのかな。うさぎ、ひかりとのぞみの双子はハンプティ・ダンプティ。伊吹はさしずめハートの女王様か。夢と現の境界線がひどく曖昧になる。

  • 畑野さんのイメージと違う作品だった。ウサギ、キング、クイーン、双子などアリスのように不思議な世界へ迷い混む二人。シュウちゃんはどうしているのだろう。

  • 夢と現実の境目がわからなくなる話でした。
    最終的に、母親がなぜ帰って来なかったのか、説明してもらえず…

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著者プロフィール

1979年東京都生まれ。2010年「国道沿いのファミレス」で第23回小説すばる新人賞を受賞。13年に『海の見える街』、14年に『南部芸能事務所』で吉川英治文学新人賞の候補となる。著書にドラマ化された『感情8号線』、『ふたつの星とタイムマシン』『タイムマシンでは、行けない明日』『消えない月』『神さまを待っている』『大人になったら、』『若葉荘の暮らし』などがある。

「2023年 『トワイライライト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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