自動車評論30年史 俺と疾れ!! 変革の21世紀編

著者 :
  • 講談社ビーシー
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194136

作品紹介・あらすじ

『ベストカー』に長年連載されてきた人気企画「俺と疾れ」を中心に、同誌に掲載された徳大寺氏の評論をセレクト。2001年から、急逝する直前の遺稿まで網羅。
クルマはもちろん、ワインや葉巻、旅行など、徳大寺氏が愛したものについて、さまざまな切り口で書かれた一冊です。

感想・レビュー・書評

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  • ベストカーに連載されていた「俺と疾れ」の抜粋抄訳版。2001年から氏が亡くなる直前の2014年まで。走る、曲がる、止まるの基本性能はすべからく向上し、課題は安全性、環境性能(動力源、パワートレイン含む)に移り変わり、企業自体も資本の論理で変遷、差別化のためには技術だけでなくマーケティングによる消費者への働きかけの重要性が増し、もはや20世紀の視点では語れなくなった自動車。20世紀当時の切れ味は変化したもののほぼ運転出来なくなられてからも自動車愛と問題意識は最後まで衰えなかった。過去を振り返るだけでなく先々の課題に取り組む際にも大事な初心を思い返させてもらった2冊。

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著者プロフィール

徳大寺 有恒(とくだいじ・ありつね)
1939年、東京生まれ。2014年没。成城大学経済学部卒。レーシングドライバーを経て自動車評論家に。1976年刊行のベストセラー『間違いだらけのクルマ選び』(草思社)は日本のクルマ社会に一大衝撃を巻き起こした。以降、社会的、文明論的な側面からクルマをとらえたクルマ批評は、数多くの読者を獲得した。著書に『徳大寺有恒のクルマ運転術・アップデート版』『ぼくの日本自動車史』『ダンディー・トーク』(いずれも草思社)、『俺と疾れ‼』(激動の20世紀編/変革の21世紀編、いずれも講談社)、『自動車を変えた言葉』(河出書房新社)、『駆け抜けてきた』(東京書籍)など多数。

「2018年 『文庫 徳大寺有恒ベストエッセイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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