ゼロから始める 小島慶子のきもの修行 (講談社の実用BOOK)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 17
感想 : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194211

作品紹介・あらすじ

ゼロからきものを始めたい人に。浴衣から一枚ずつ揃えていった小島慶子さんによる大人のためのきもの指南本。監修は「青山 八木」。

感想・レビュー・書評

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  • 「毎日、きもの」と同じ、呉服店「青山 八木」の流れを汲みながら、「会社員時代から一つずつきものと帯を揃えていった」という著者の経験は参考になるかなと思って手に取りました。
    ベストコーディネートを一本ずつ色無地、小紋、訪問着、江戸小紋、紬と20年かけて揃えていくのは合理的に見えて納得。自分で着物を誂えたことはまだないので怖い気がしていたけど、少なくとも予算を明言すれば予算内で対応していただけるんだという点は安心要素。
    同じ八木好みでも小島さんのワードローブは私の目には地味めに映り、河村さんのワードローブにある色彩の透明感と愛らしさにより惹かれました。

  • アナウンサーの小島慶子さんが、20代から40代へと年齢を重ねる中で、一軒の着物屋さんに相談しながら着物ワードローブを増やしていく過程を丁寧に解説した本。

    素晴らしい点。多少高くとも、東京でも随一と名高い店にお願いして、店主おススメに従っていれば、間違いのない無駄のない品ぞろえが叶うであろうということ。

    小島さんは大変シンプル志向の着物趣味で、デコデコ、キラキラしたものが嫌い。無地に近いような、でも解説を聞くと通の人でもうなるような地味渋モダンの極みをいく。八木さんがまさにそんな店。
    基本的に自分のテイストと一致した店と手に手を取って揃えていけば、間違いはないだろう。
    さらに、自分の趣味がわからなくなってしまっても、店主が道しるべを示し、上手に誘導してくれるであろう。
    失敗もないし、コーデやテイストは名店のお墨付きだから世間受けも心配しなくて良い。安全かつ効率的ともいえる。

    ただし、やはり丸投げ感は否めない。しっかり授業料を払って予備校に通ってるみたい。
    あまりにもサッパリした、優等生の模範解答みたいな品ぞろえで、パーっと華やかな伝統柄や総柄物は皆無。
    ビンテージの掘り出し物、おばあちゃん由来のリメイクなど、これぞ着物という面白さが全くない。

    薄いグレーにシルバー一色で柄がポツリポツリ、みたいな着物で集まりに出たら、「あなた地味ねー」と年配の人に呆れられたそう。

    小島さんは、170センチを越す大女なので、古い着物や昔風の柄だと多分似合わないんだと思う。その諦めもあって、今風のシンプルモダンに行くんだと思う。

    たまに着物の雑誌のパーティーショットとかで見るおばさま達って、相当にゴテゴテキラキラしていて、若干気分悪くなるんだけど、小島さんのワードローブは、まさに口直し的にあっさりしていて、辛口で、色も柄も抑えめ。

    素敵だなーと思う反面、東京の人がみんなこの本みたいな着物を着るようになったら、それはそれで寂しいというか、気持ち悪い。


    カジュアル着物(とはいえ歌舞伎役者の前で着ても恥ずかしくない、手織りの紬で、天然染め)でお仕立て30万円、て、アナウンサーの仕事の経費で落ちるならいいけれど、一般人にはやはり絶句するワールドであった。





  • 着物って憧れるけど、敷居が高い。
    憧れで読んでみたけど、やっぱり敷居は高かった……。

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著者プロフィール

タレント、エッセイスト、ラジオパーソナリティ

「2020年 『女の七つの大罪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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