明日の色

著者 :
  • 講談社
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感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194419

作品紹介・あらすじ

スカイツリーに踊る下町に起きる奇跡。
妻子に逃げられたダメ男の起死回生の一手は「絵画ビジネス」だった。ひょんなことから後見人になった若者の才能は、本物なのか。
人生の大事なことが詰まった、元ホームレス作家ならではの人情物語!

感想・レビュー・書評

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  • 洒落たギャラリーが商店街にある。
    なんかいいな。
    ギャラリー自体に無縁の生活だけれど、身近にこんな空間があったら凄い気分転換になりそう。
    地元が活気づくのもうれしいしね。
    住んでいる人が楽しんでないとダメだよなぁ。

  •  「信じること」と「人情」をバックボーンにして成長するひとりの中年男を描いた作品。

          * * * * *

     尾花魁多という得難い才能に巡り会い、音崎美緒や栗木先生のような支援者を得る幸運は都合がよすぎるとは思いますが、徒手空拳でスタートした主人公が成功するためには必要なファクターなのでしょう。

     個人的には『あぽやん』より面白かったと思います。こんな「よくできた」話は決して嫌いではありません。

  • 下町を舞台にしたギャラリストと現代アーティストの話。なんか上手く行き過ぎ。 2017.9.29

  • 器が小さかった男が地域の人間の力によってだんだん大きくなる。また共に成長していく絵描きが非常に人間味があっていい。

  • 物語の展開として王道だと思うのだが、主人公の状況やとりまく環境など、いまの要素がたくさん入っていて考えさせられるところがあった。

  • 貧困ビジネスから、ギャラリー経営者へ転身する。
    いろいろ問題は出てくるが結果あれもこれもうまいこと行きすぎてあれっ?という感じでした。

  • どんな絵か見てみたい。

  • 貧困ビジネスに関わっていた男が、宿泊施設にいる青年の描いた絵が売れそうだと知って始めたのはギャラリーの運営だった。
    人情あり、どたばたありで「あぽやん」などと同じ系列の物語と言って良いのだろうか。

  • う〜ん…

  • 「希望っていうのはな、信じた者だけが実現できるんだ」

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著者プロフィール

しんの・たけし。1965年東京都生まれ。立教大学社会学部卒業。旅行会社勤務を経て、99年『八月のマルクス』で第45回江戸川乱歩賞を受賞。直木賞候補となった『あぽやん』は、その続編『恋する空港 あぽやん2』とともに、テレビドラマ化され話題に。同シリーズは『あぽわずらい あぽやん3』で完結。著書は他に、『中野トリップスター』『カクメイ』など。

「2022年 『明日はきっと お仕事小説アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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