殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snow
- 講談社 (2015年6月25日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062194440
作品紹介・あらすじ
2000年から2009年の間に殊能将之氏のホームページ「mercy snow official web site」に書きつづられた読書記録。フランスの本格ミステリに惹かれ未翻訳作品を原語で読んだり、自らが編者となる短編集のために原書を読み漁ったり。読書の楽しみが蘇る縦横無尽の読書本。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
全編に溢れるポール・アルテ愛と「ケルベロス第五の首」へのリスペクト。かなり古い作品の原書が多いので、自分が読む本の候補にはならないのだが、セレクションの特異性、まとめの文章力とユーモアはやはりただならぬセンス。つくづく早逝が惜しい作家だ。
-
昔、ケルベロス(ウルフ)を読むとき大変お世話になりました。SFとミステリーを対等に読む(面白がる)スタンスは尊敬でき、見識に脱帽です。残念な人をなくしました。
-
いやぁ嬉しいなぁ。ウェブアーカイブからちまちま読んでいたのもあったけど、本で一気に読めるようになって嬉しい。持っている奇想コレクションは『どんがらがん』一冊だけなので、愛着があるというのもあるけど、アヴラム・デイヴィッドスンの下りは編者の苦労が窺えて面白い。いやぁSF書いてほしかったなぁ。
-
気になった部分をパラパラと眺めながら、じっくりと味わうつもりだったのに、気がつけば一気に通読しちゃったよ。軽妙かつロジカルな語り口で紹介される膨大な量のSF、ミステリのなんと魅力的なことか。何より、センセーが本を読むことを楽しんでいることが伝わってきて、コッチまで嬉しくなってくる。殊能センセーのファンになったのは作品もさることながら、こうした日記の文章から伺いしれる人柄に惹かれたからなんだと改めて認識。作り手側の熱意を感じさせる充実しまくりの付録や註、解説も素晴らしい。memoのTV鑑賞記やレシピの出版もぜひともお願いしたい。
著者プロフィール
殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snowのその他の作品
殊能将之の作品






外部サイトの商品情報・レビュー
殊能将之 読書日記 2000-2009 The Reading Diary of Mercy Snowを本棚に登録しているひと
-
- omniv0rous
- 2018年10月30日に登録
-
- supernova:D
- 2018年8月28日に登録
-
- Nick Nakazato
- 2016年11月20日に登録
-
- ゆり
- 2016年4月28日に登録
-
- dan-john
- 2016年3月30日に登録
-
- dubro2014
- 2015年12月13日に登録
-
- bun-ka
- 2015年11月4日に登録
-
- tokyoto
- 2015年8月11日に登録
-
- アヴォカド
- 2015年6月26日に登録
-
- librocubicularis
- 2019年1月4日に登録
-
- 言音
- 2018年12月9日に登録
-
- アキウ
- 2018年10月9日に登録
-
- you9999
- 2018年10月8日に登録
-
- higetan
- 2018年10月8日に登録
-
- 九曜
- 2018年4月3日に登録
-
- いぬX
- 2018年3月30日に登録
-
- 雨読
- 2017年6月1日に登録
-
- u955106i
- 2016年9月25日に登録