おはなしのは

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 25
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (48ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194570

作品紹介・あらすじ

Hahaの木と Bokuの木が くらしている惑星があります。
おかあさんのHahaの木は子どものBokuの木に、おはなしのは(おはなしはっぱ)をあげて育ててゆきます。Bokuの木はおはなしが大好きです。フクロウ、雨、太陽涙、子犬……。おはなしのたびに実っていく、さまざまな いきものや自然とのご縁の実。そしてある日、こんどは いつもおはなしを聞かせてもらっているBokuの木からHahaの木に、感謝を込めて おはなしが贈られます!
ゆーみんやゆずのCDジャケットを手がけるほか、商品コンセプトの設計から街づくりのプランまで、いまやアートディレクターを超えたその仕事が、関係者や感度の高い人々から絶賛されている森本千絵。その彼女が、自身による手描きのイラストと切り貼り、そしてCGでまとめた独特のファンタジー世界を、独創的な「おはなし」とともに、初めての絵本にしました! ポップでナチュラル。グラフィカルに美しく。楽しくて心地いい。想像力と勇気、縁起と神話、そんな言葉が思い起こされる作品です。誰かの親であり、子であるすべての人へ。

感想・レビュー・書評

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  • 〝この惑星は「親子の木」でできています。お母さんの “Hahaの木” は、子どもの “Bokuの木” に “おはなしのは” をあげて育てていきます。 BokuはHahaのお話しが大好きです。最初は、西と東にそれぞれ旅をする2匹のフクロウの“はなしのは”。次は、雨と太陽の“はなしのは”。その次は、木の下でいつもポケットを広げている女の子の“はなしのは”・・・そしてある日、こんどはBokuの木からHaha木に、可愛い“おはなしのは”が!〟親から子へ子から孫へ、語り継がれる<森本千絵>サンの生命の物語絵本。

  • おはなしの木であるHahaが子供のBokuにおはなしの葉を使って色々なお話をしてくれる。
    西と東に向かって旅に出て途中で出会う2匹のフクロウ、山と仲良くなったけれど、雲のせいで離れ離れになって流した太陽の涙、ポケットに色々なものを集めて思い出す記憶をなくした女の子、仲間のほしい子犬。
    Bokuは色々お話を聞かせてもらったお礼にお話の葉っぱで色を吸い取るゾウがピンクの花の色を吸い取ってピンクになる話をするのだった。

    HahaとBoku。
    なんでアルファベットにするのか…。

    コラージュが素敵。
    白地に金色で描かれた模様のコラージュがきれい。
    これはいちいち模様を全部描いてその都度素材にしているのだろうか。
    それとも1回素材を作ったらあとはPC上でコピーしたりして作業しているのだろうか…。
    気になる。

    1つ1つの話はすごく短くて、話よりもやっぱりコラージュの絵がメインに見える。
    と思ったけれど、Youtubeに動画が公開されていて、見てみるとフクロウ、涙、ゾウの部分が歌になっていた。
    歌から出来た絵本なのかは分らないけれどそう見ると少し好感が持てた。

  • 森本さんらしい素敵なイラスト。

    お母さんからおはなしのはをもらって
    子どもは成長する

    …確かに、そんな感じだと思う。

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著者プロフィール

goen°主宰、コミュニケーションディレクター。1976年4月26日、青森県三沢市生まれ。武蔵野美術大学卒業後、博報堂入社。2006年には、史上最年少で東京ADC会員となる。「出逢いを発明する。夢をカタチにし、人をつなげていく。」を掲げ、goen°設立。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 客員教授。日経ウーマンオブザイヤー2012・準大賞、第四回伊丹十三賞など、多数受賞。著書に「うたう作品集」、「アイデアが生まれる、一歩手前のだいじな話」、「おはなしのは」がある。

「2015年 『絵本 母と暮せば』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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