茅原家の兄妹

著者 :
  • 講談社
2.87
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本棚登録 : 99
感想 : 19
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194792

作品紹介・あらすじ

著者のもとに送られてきた手記に記されていた、これは一種の怪異譚であり、あるいは風変わりな恋愛譚でもある。
手記の著者である「私」は平凡な公務員に過ぎないが、大学を卒業して13年後に、交流が途絶えていた旧友の茅原恭仁から突然の招待を受け、資産家だった茅原家が山間の別荘地に所有している広大な屋敷を訪ねる。そこでは恭仁が妹の睦美と暮らしていたが、かつて快活で高慢ですらあった睦美は、屋敷に出るという幽霊に怯え、別人のように生気を失っていた。
恭仁が私を呼んだ目的とは何か?
そして恭仁が夜な夜な屋敷で行っているという「研究」とは何なのか?
物語の様相が一変するラストまで一気読み必至!
ジャンルを越えて面白い小説を追求し続けている、藤谷治のホラー、ミステリー、怪異譚にして恋愛譚。

感想・レビュー・書評

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  • 懐かしい感じのミステリー。退屈せず夜更かしして読んでしまったけど、結末がなんかスッキリしない。ちょっと惜しい感じでした。

  • ある日主人公は大学時代に交流のあった恭仁に呼び出される。そこには妹の睦美と雑用を行う新次郎が住んでいた。
    伯父、母、父、とある作家の身に起こった怪事件、子ども…

  • H27/11/29

  • 書評家の杉江松恋氏が今年絶対に読んでおくべき「ミステリー」と絶賛していたので拝読。読み終わるとミステリーだったという仕掛けが施されているものの、残念ながら予想通りの結末ですし、「新潟市一家溶解事件」の関連や茅原恭仁の研究の真意など明確にされていないため消化不良。あくまでも得体の知れない恐怖を主題として描かれているのでその雰囲気を楽しむ作品だと思います。

  • 5

  • え???
    終わり???
    ごめんなさい。
    意味が分かりませんでした、

  • 気分は☆2.5。
    率直な感想は「散々煽って……これかよ!!」でありました。著者が書いてる途中で飽きたのか?とすら思ってしまった。

    落ちぶれた資産家、兄妹、謎の死。そんな彼らとの間に起こったことを綴った、手記と称した手紙。
    導入部の謎めいた感じ、全体を覆う狂気に満ち満ちた雰囲気は大好きだったので期待し過ぎた……

    最初っから分かり切っていた(匂わせていた)ことが、最後の最後に明かされるだけ。
    手紙の内容と現実がもっと錯綜して、何が何だか分からない、幻惑的な内容だったらもっと面白かったのに!!

    ただ、溶解事件の真相がきっちり明かされていないところは、想像の余地が残ってゾッとさせられて良かったかも。

  • 雑誌で押してたのが疑問

  • ミステリーかと思えば・・・
    ホラー。洋館・薔薇・血と言ったらゴシック全開ホラーですよ。
    藤谷さんと言ったらあの「船に乗れ」を書いた人ですよね?

    結構、最後の数行がこわいんですけど。

  • 2015/6/23(火曜日)

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著者プロフィール

1963年、東京都生まれ。2003年、『アンダンテ・モッツァレラ・チーズ』(小学館)でデビュー。2014年、『世界でいちばん美しい』(小学館)で織田作之助賞を受賞。主な作品に『おがたQ、という女』(小学館)、『下北沢』(リトルモア/ポプラ文庫)、『いつか棺桶はやってくる』(小学館)、『船に乗れ!』(ジャイブ/ポプラ文庫)、『我が異邦』(新潮社)、『燃えよ、あんず』(小学館)など多数。エッセイ集に『小説は君のためにある』(ちくまプリマ―新書)など。

「2021年 『睦家四姉妹図』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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