リバース

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 3155
レビュー : 481
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194860

感想・レビュー・書評

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  • テレビでドラマを見て、原作を読んでみたくて。

    原作よりドラマの方がおもしろかったと感じたので、めずらしいパターン。
    ただし、ラストは小説の方が良いです。

    湊かなえさんの本はおもしろいと思うし、ドキドキもあるけど、救いがない感じがちょっと好みじゃなかったと思い出しました。けど、印象に残る作品です。

  • 藤原竜也主演のドラマ化で書店の店頭に並ぶこととなった本小説。
    ドラマ化に伴って小説がピックアップされる。業界にとってはまたともないチャンスであるが、それに群がる烏合の集もいかがなものか。
    私もそんなにわかの1人と言えるのかもしれないが、以前のブログでも言ったように湊かなえ作品は当分いいかなと思っていたのだから、本屋の先頭にでも置かれてなければ手に取ることなんてまずなかっただろう。この時点で業界の策略に嵌っているのだ。

    肝心なストーリーであるが、ドラマ化を前提にして練られているみたいで、そのトリックも編集者の注文を反映させているようである。
    だからなのか…編集者の注文の肝であり、この作品の最大の見せ場でもある最後の一文に至るまでの中だるみ感が否めない。

  • 良い。良質なサスペンス。
    最後の最後まであっと言わせる展開。
    殺人がテーマだが、ドロドロとしたところがない。

  • ドラマを先に見たうえで読んだ。大筋のストーリーは同じだが、ドラマの方が登場人物一人ひとりが掘り下げられていた印象。でも、小説も普通に面白かった。湊かなえ独特の最後の後味の悪さ。
    主人公の深瀬和久の不器用な人との接し方にはシンパシーを感じるところが少なくなかった。また、仲が良いと思ってる人にも、その人生には自分とは交錯しない部分がたくさんあるのであり、自分の知らない一面がいろいろあるのだ、ということを感じた。

  •  表題のように作品中盤から終盤にかけてリバース、リバース・・・。
     読了してみると、そういえばそれなりの伏線がそこかしこに散りばめられている。久しぶりに、湊かなえ作を読んだな~との実感に浸っています。


    (内容紹介)
     深瀬和久は、事務機会社に勤めるしがないサラリーマン。
     今までの人生でも、取り立てて目立つこともなく、平凡を絵に描いたような男だ。趣味と呼べるようなことはそう多くはなく、敢えていうのであればコーヒーを飲むこと。
     そんな深瀬が、今、唯一落ち着ける場所がある。それは〈クローバー・コーヒー〉というコーヒー豆専門店だ。豆を売っている横で、実際にコーヒーを飲むことも出来る。深瀬は毎日のようにここに来ている。
     ある日、深瀬がいつも座る席に、見知らぬ女性が座っていた。彼女は、近所のパン屋で働く越智美穂子という女性だった。その後もしばしばここで会い、やがて二人は付き合うことになる。そろそろ関係を深めようと思っていた矢先、二人の関係に大きな亀裂が入ってしまう。美穂子に『深瀬和久は人殺しだ』という告発文が入った手紙が送りつけられたのだ。だれが、なんのために――。
     深瀬はついに、自分の心に閉じ込めていた、ある出来事を美穂子に話し始める。全てを聞いた美穂子は、深瀬のもとを去ってしまう。そして同様の告発文が、ある出来事を共有していた大学時代のゼミ仲間にも送りつけられていたことが発覚する。”あの件”を誰かが蒸し返そうとしているのか。真相を探るべく、深瀬は動き出す。

  • 読んでからドラマ、がいいと思う

  • そこに行き着くのか〜!と、驚きました。知って良かった事、知らない方が良かった事って、当たり前だけど先には選べない。話の流れとしては楽しませてもらったが、人の優劣を前面に出してくる事に嫌悪を感じた。人に優劣なんてなく、全ては個性なのでは?と。

  • ドラマを先に見た。

  • 2017.11.10

  • なかなか面白かった。
    味覚を刺激する文章、結構好きです。
    主人公の性格が暗いので作品も暗めに展開していくけど、謎解きの部分は素直に楽しめました。

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著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

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