リバース

著者 :
  • 講談社
3.75
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本棚登録 : 3173
レビュー : 481
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194860

感想・レビュー・書評

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  • 久々の湊かなえだったが、これまで読んできたような独白形式ではなく、ごく一般的な形式だが、内容が事件とも取れない微罪の類でまるで貫井徳郎が扱うようなテーマであった。広沢は傷を舐め合えるような相手ばかりを友人あるいは恋人として選んでいたのだろうか。最後の最後に蕎麦アレルギーが原因だったと言うのはちょっと意外などんでん返しだったが、しかしそれが罪と言えるのか?

  • 『深瀬和久は人殺しだ』
    深瀬の恋人のもとに届いた手紙。
    彼には「いたずらだ!」と笑い飛ばせない理由があり…
    事務機器の会社に勤める深瀬。
    大学時代同じゼミだった浅見、村井、谷原、そして広沢。
    彼らには大学時代に秘密があり…

    『人殺しだ』という告発文で始まる物語。
    途中はそれほど興味がわかず…
    ラストはちょっと衝撃的。

    • 杜のうさこさん
      azu-azumyさん、こんばんは~!

      タイにお住まいなんですね。
      今は何時頃なんでしょうか?
      日本はそろそろ夕食時です。
      私は...
      azu-azumyさん、こんばんは~!

      タイにお住まいなんですね。
      今は何時頃なんでしょうか?
      日本はそろそろ夕食時です。
      私はオットがまだなので、ブクログに勤しんでおります(笑)

      私の本棚にもコメントをありがとうございました♪
      坂木司さん、大好きなんですよ!
      私も嬉しいです♪
      『和菓子のアン』はもう読まれましたか?

      そして、この『リバース』ですが、
      先日、本棚にお邪魔したとき、読もうと思っていたところだったので、さっきレビューを拝見したのですが…
      そうですよね!衝撃的ですよね!
      早く次の本を読んで、リセットです(笑)

      では、また遊びに来ますね~(*^-^*)
      2015/09/29
    • azu-azumyさん
      杜のうさこさん
      こんばんは~♪
      はい。現在タイに住んでいます。
      日本との時差は2時間です。
      今、こちらは午後9時15分なので、日本は...
      杜のうさこさん
      こんばんは~♪
      はい。現在タイに住んでいます。
      日本との時差は2時間です。
      今、こちらは午後9時15分なので、日本は午後11時15分ですね。
      そろそろお休みの頃でしょうか?

      こちらこそコメントをいただいてとっても嬉しいです。
      坂木司さんの『和菓子のアン』も読みました~
      ほっこりする本、私も大好きです。

      杜のうさこさんの本棚にお邪魔して、読んでみたいと思う本がたくさんです!
      私はつい好きな作家さんの本ばかり読んでしまうので、もっと読書の世界を広げたい~!とささやかな野望を持っています(笑)

      私も、また遊びに伺いますね~(^O^)
      2015/09/30
  • *深瀬和久は平凡を絵に描いたようなサラリーマンで、趣味は旨いコーヒーにこだわることだけ。その縁で越智美穂子という彼女もでき、人生にも彩りが添えられると思った矢先、『深瀬和久は人殺しだ』と書かれた謎の告発文が彼女に送りつけられる。深瀬を問い詰める美穂子。深瀬は懊悩する。ついに“あのこと”を話す時がきてしまったのかー*

    まさしく「リバース」です。しかも救いようのない。誰もが少しずつ不注意で、悪意とは言えない小さな澱が積み重なって罪になる。安定のイヤミス。

  • ドラマ、毎週ドキドキしながら楽しみに見ていました。話の本筋は大体同じだけど、ドラマの方は各キャラクターの抱える苦悩などのエピソードを盛り込んで、オリキャラも絡めて疑心暗鬼を誘うような演出になっていて、いいドラマ化だったなーと思います。ただ、私はこの原作の突き放したようなラストの方が好みかも!湊かなえ、さすがです。

  • 先に見てしまったせいかもしれないが、ドラマの構成のほうが面白かった。
    (でも広沢くんは、小池徹平じゃなかったかな。体格的には大きい人じゃないと成立しない設定だったから。)
    結末のどんでん返しはもう少し余韻をもたせて、読者に想像させて欲しかった。

  • 最初から見てたわけじゃなかく、見ようと見たわけじゃないドラマで話が気になってしまい、本を衝動的に買ってしまいました!そういう事だったのかぁーと最後は少し切ない気持ちになりました。読みやすい本でした

  • 久しぶりの湊かなえ作品。4月からドラマ化されると言うことで、読んでみた。事務機器の会社に勤めるぱっとしない主人公・深瀬の恋人の元に、ある日「深瀬和久は人殺しだ」と言う告発文が送られてくる。実は深瀬には大学のゼミ仲間で不慮の死を遂げた「親友」の過去があった…過去の出来事を振り返りつつ、告発文の差出人を探す深瀬。その告発文の差出人に行き着いた時、衝撃の真実が!あまり湊作品は読まないので、全体的に淡々としている感じに「こんなものなかな…」と言うのが正直な感想。ドラマでは、設定もだいぶ変えてくるみたいなので、「小説=ドラマ」のイメージは取り払って、観た方がいいかも。

  • おっ、表紙の絵はコーヒー豆ですか。
    では、おいしいコーヒーを淹れて、この本を手に取ろう。
    さすが湊さん、人間の卑屈な部分、いやらしい部分がこれでもかと出てくるけど、続きが気になってページをめくる手がどんどん進む。
    そして、最後に驚愕が訪れる!

  • 深瀬君は、一生この罪を背負って生きていくのかと思うとやりきれない思い。これがオチだったのか。こういうとき科捜研とかで、最新の技術を駆使して死因を究明し、アレルギーに起因するものでなく純粋な事故死だったということが判明すれば、少しは深瀬くんも救われるのか…なんて考えてしまう。友人をなくした悲しみは同じでも。

  • 登場人物は全体的に好きになれませんでしたが、オチには驚愕しました。
    珍しく綺麗な終わり方だなーと油断していたら...。

    キャラにあまり魅力がなく、さーっと読める内容だからこそ、最後の最後で落とされました。
    リバースという意味がわかります。

著者プロフィール

湊かなえ(みなと かなえ)
1973年、広島県生まれ。武庫川女子大学家政学部卒。
2005年に第2回BS-i新人脚本賞で佳作入選。2007年には第35回創作ラジオドラマ大賞受賞、「聖職者」で第29回小説推理新人賞を受賞し小説家デビュー。読んだ後に嫌な気分になるミステリー「イヤミス」の優れた書き手として著名。
「聖職者」から続く連作集『告白』は、2008年、「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位、「このミステリーがすごい!」では第4位に選ばれ、2009年、第6回本屋大賞を受賞。デビュー作でのノミネート・受賞は、共に史上初。2012年「望郷、海の星」で第65回日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年『ユートピア』で第29回山本周五郎賞をそれぞれ受賞。ほか、直木賞で度々候補になっており、2018年『未来』で第159回直木賞に3度目のノミネート。同年『贖罪』でエドガー賞候補となった。
映画化・ドラマ化された作品多数。特に映画では、2010年『告白』、2014年『白ゆき姫殺人事件』、2016年『少女』、2017年『望郷』と話題作が多い。

湊かなえの作品

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