祟り婿 古道具屋 皆塵堂

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 147
感想 : 38
  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062194990

作品紹介・あらすじ

「早死にの祟り」に取り憑かれた
居候は幽霊嫌い!?

曰く品ばかりの皆塵堂にまた一癖ある奉公人が……

とぼけた笑いとあと引く怖さ。
人気急上昇の「人情怪談騒動記」!

曰くつきの古道具が揃う皆塵堂で働き始めた連助は、
幽霊や呪いの話をまったく信じていない。
そのため同じ道具屋で、幽霊が見えるという太一郎のことを敵視している。
ある日、質草を仕舞っている蔵から妙な音がするというので、
皆塵堂の店主・伊平次らとその質屋に泊まることとなった連助。
その音の正体は? そして連助が幽霊を信じないのも、ある祟りが……

感想・レビュー・書評

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  • 2020.09.03.読了

    今度は幽霊とかを一切信じない男 連助 登場

  • さくさく読めておもしろかった
    ただ…連助がすきではない

    太一郎ちゃんが好きなので…
    ひたすら裏で行動しているのをみてしまうと、ね
    でも恩着せがましくないのが、太一郎ちゃん!
    はぁ~素敵ね

  • 今回、皆塵堂に入ったのは、真っ向から幽霊だの祟りだのを否定する連助。連助なりに理由があっての事だけど、幽霊が見える太一郎にキツく当たったりと、最初は好ましくない人物に思ってしまう。でも、連助なりに深刻な理由があり、佐平次達、いつものメンバーはまたまたひと肌脱ぐ事に。巻を重ねるごとにメンバーが増え、ますます連携プレーが楽しい。今後の連助の登場も楽しみです、最近は清左衛門がお気に入り。次も楽しみです!

  • 連助が恩人や大得意先の息子とかなら、未だ納得出来るけど
    ”そんな運命じゃ気の毒だ”で周りがあそこまで気を使わないと
    いけないもんだろうか?

    自分が太一郎贔屓だからと言う事を差し引いても、人から
    助けられてるのに、それに気付かずドヤ顔をしてる様な
    キャラは嫌い

  • 曰く付きの品を扱うことで名を馳せる皆塵堂に自ら手を挙げて働きにきたのは、超現実主義の男だった!
    幽霊や祟りなんてものは存在しない、と言い切る連助ですが、実はそんな風に考えるようになったのにも理由があるようです。
    幼い頃から幽霊が視えることで悩んできた太一郎とは、全く相容れないようですが、はてさて…。

    人間、自分の知らないところでいろんな人に助けてもらっているんだなぁ、ということを改めて感じさせられる結末でした。
    この超現実主義者、いつか幽霊や祟りの存在を認める日が来るのだろうか…。
    シリーズ続刊で再び登場してくれないかな、と少し期待しつつ読了。

  • シリーズ第5弾となるが、キャラが馴染みつつマンネリ化もなく好い。
    人情味とユーモラスは初期と方向性が変わったのかもしれないが、今のほうが好い。
    http://blogs.yahoo.co.jp/rrqnn187/13974049.html

  • 知らぬは本人ばかりなり。
    古道具屋皆塵堂シリーズ。
    今回は押しかけ奉公人です。

    このシリーズをずっと読んでいるので、(この話の中では)幽霊は実際に出てくるもの、とわかっているのですが、では登場する人々が皆そう思っているのかといえば、勿論そうではなく。
    怪奇現象など糞食らえ、幽霊など存在するものか、と言い放つ短気な兄さんが今回のゲストでしたので、太一郎が普段よりもガラが悪いのでした。
    でも、やっぱりお人好しです。

    面白かった。

  • シリーズ5作目。

    今回は、早死にすると言われている、“祟りの婿入り”が決まっているため、“何が何でも幽霊などの類を信じるわけにはいかない”と、頑なになっている連助が皆塵堂にやってきます。当然、幽霊が見えまくる太一郎とは相容れない訳で・・・。
    太一郎が連助のために色々骨折ってあげていた事を、最後まで連助にわからせずに終わってしまうので、ちょいとモヤモヤ。

  • 小道具屋皆塵堂シリーズ、5作目。

    今作は幽霊の類を信じない連助という男が皆塵堂に居候。これまでの居候と違い、跳ねっ返りで強気な彼。幽霊が見える太一郎にいちいち絡もうとするところはあんまり好きじゃないけど、まぁ、シリーズの中にこういう居候が一人二人出てきてもいいかな。彼に対する最後の太一郎のささやかな復讐には笑っちゃった。太一郎を以てしても苦労した曰く品の始末のつけ方も、シリーズ作品らしくて良い。うってつけの人物がそんなところにいたなんて。既出のキャラを上手く活用していて、シリーズ読みには嬉しい演出。

  • 数ヶ月後に呪いで死ぬと言われている連助が押し掛け従業員になる。幽霊なんてないことを証明するために曰くのある皆塵堂に来たわけだが…
    なんかこれまでの巻の方がおもしろかったな。連助があまり好きになれないからかな。

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著者プロフィール

1972年、東京都生まれ。明治大学卒業。2008年に『掘割で笑う女 浪人左門あやかし指南』で第38回メフィスト賞を受賞し、デビュー。怪談と絡めた時代ミステリーを独特のユーモアを交えて描く。『古道具屋 皆塵堂』シリーズ(本シリーズ)に続いて『溝猫長屋 祠之怪』シリーズも人気に。他の著書に『ばけたま長屋』『悪霊じいちゃん風雲録』などがある。

「2021年 『呪い禍 古道具屋 皆塵堂』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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