- Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062195140
作品紹介・あらすじ
どんどん才能があふれ出し
豊かな人間力をも養う育児って?
まるで「おもちゃ箱」のような東儀家に、その答えがある!!
絶賛の声、続々! メディアで話題沸騰!
スーパーイクメン、雅楽師・東儀秀樹流、本気の子育て論!
子育てを楽しめない、ほめ方、叱り方がわからないなど……
子育てに自信が持てない親たちの不安を解消!
一人息子のちっち君は今8歳。ロックやアート、サイエンスや英語、コミュニケーション能力など、様々な才能があふれて止まらない。
その秘密は、東儀秀樹の人生哲学や思考法にあった。
東儀自身も幼少のころ、ロック、クラッシック、ジャズなどあらゆるジャンルの音楽を吸収しながら成長し、現在天才雅楽師としてグローバルに活躍中しつつ、ロックや絵画、クラッシックカーなど、多彩な趣味を楽しみ、人生を謳歌している。
親もワクワク楽しみながら、子どもがのびのびと多方面の才能を伸ばす子育て論とはいったい?
東儀家で行われているすべてを公開!
<コンテンツより抜粋>
公園デビューはいらない(3歳までは大人の中で育てる)
昭和のアニメで道徳観を育てる(妖怪は環境保護)
ほめるなら「何にだってなれる」と言おう(選択肢は無限大)
「人と違うことはすばらしい」と伝える(人と自分の個性を尊重する)
おもちゃは廃材で手づくり(創造性とモノを大切にする気持ちを育てる)
目標なんて決めなくていい(子ども時代は今を楽しむことが大事)
親の趣味に子どもを招待する(親子で価値観を共有する)
友達親子になってはいけない(あくまで親が上)
大人と同じ言葉で話しかける(美しい日本語を話す習慣) ほか
感想・レビュー・書評
-
とても素敵だった。楽しそう。
子供は愛されていることを感じることができると思う。
共感したし、参考になった。
結構何でもやらせてもらえそうなこの家庭でもゲームはダメらしい、そんなにダメなのかしら。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
雅楽師の東儀秀樹氏による、育児を巡るエッセイ本。
いわゆる“イクメン”な東儀さんの手で描かれる、幼い一人息子との賑やかで楽しげな日々の様子は、とても色鮮やかな印象で眩く見える。
しかし、これを『育児本』として捉えてしまうと、かなり無理があると言わざるを得ないのが正直なところ。
結局のところ、一般庶民とは違う、多彩な才能に恵まれた裕福な『芸能人』である彼と同じやり方は、普通の家庭では物理的に難しい面が多い。
その意味で、決して万人に通用する『育児論』ではない。
ただ、“こうあるべき”という社会通念に雁字搦めになっている若い親御さんに、“もっと肩の力を抜いても良いんですよ”“親だって気楽に楽しんで良いんですよ”と語りかける人生哲学本としてならば、親にとっても多少の『息抜き』になるのではないだろうか。
東儀パパの温かい愛情に包まれて伸び伸びと育ちつつある“ちっち”くんは、お父さん同様、自由奔放な男性になりそうな気がする。
十年後、二十年後、彼がどんな才能を開花させているのか、我々凡人なる視聴者は、その将来を楽しみに待つことにしよう。 -
図書館の司書さんが読んでいて、気になりました。
題名のとおり、東儀さんならではのユーモアあふれる
イクメンぶりが、書かれています。
父親が世話をするとこんなにも、母親よりも子育てに心の余裕があるんだと思いました。 -
歴史ある雅楽の家にうまれてきた東儀秀樹さんの子育て本です。
私は子育てをしていくなかで、これだけはやりたくない、ということがひとつあります。
それはこどもを言葉で縛ることです。
どうしたらプレッシャーなどを感じず、のびのびと育っていってくれるのだろうか。
ながい歴史を背負った東儀家ならば、何かしらのプレッシャーはあるはず。
それを感じさせない子育ての仕方のヒントがあればいいな、と。
本にもあるとおり、お子さんはまだ小さく、子育ては道半ばです。
だからうまくいっているかどうかはまだわからないけれども
(というか、そもそも子育てにうまくいっているいない、があるのかどうか、という問題もある)
私なりに、いくつかヒントをもらえました。