いつも余裕で結果を出す人の複線思考術

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 99
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195256

作品紹介・あらすじ

「単線」アタマを「複線」にするだけで、人間関係の悩みスッキリ解決! 相反する二つの路線を交互に使うと、行動も考えも大胆に!

著者の多芸多才な仕事は、どのような方法で可能になるのか。複数の作業を同時に処理して生産性を上げる脳の使い方を、「複線思考」をキーワードにアドバイスする。また、世阿弥、宮本武蔵、勝海舟、エジソンから、鈴木敏文、羽生善治、錦織圭、有吉弘行まで、古今東西の複線思考の達人に学ぶ。

本当にすごい役者は、舞台上で演じながら、同時にその姿を観客席から見ることもできる――。能を大成した世阿弥が本にそう書いています。
そんなふうに、もう一人の自分から自分を見るという能力は、舞台の上の役者だけでなく、私たちの日常でも大いに役立ちます。この能力があれば、自分の立場や言動、発想、そして感情さえも客観的に把握することができ、それらをうまくコントロールできるに違いないからです。
いま、多くの人が忙しさに振り回されて、コントロールがきかず、自分のコンディションを乱しているのではないでしょうか。

単線思考だから行き詰まり、パニックになるのです。つねに代替案を持って提案する、この方法ではダメだとわかったらすぐに違う方法を考える、全体の進行を見て自分の時間を配分する、コメントを考えながら人の話を聞くなど、複線的に行動すれば余裕ができます。じつは人は昔から、自己と他者、主観と客観、部分と全体、直感と論理、現実と問いといった、二つの路線(つまり複線)を交互に行き来しながら、効率的にものを考えてきました。多くの事例とちょっとしたレッスンをご紹介しますので、複線思考術を身につけていただき、いいことずくめの人生を手に入れてください!(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 「複線思考術」というと何か新しい概念かと思うのですが、要は「臨機応変に柔軟に考える」ということです。
     世間知・交渉術に長けた人なら昔からやってきたことだと思います。
     齋藤先生の著書は今まで何冊か拝読してきましたが、それらの本でも先生の思考の柔軟性は伺い知れます。
     本書はその「思考の柔軟性」をテーマにして書かれています。
     色々な事例が載っていますから、そういう柔軟な思考ができるように普段から心がけるようにしていきたいものです。
     齋藤先生の著書はモノの考え方や世間でのコミュニケーション等について分かりやすく解説してくれます。
     私のようにコミュ力や社会性のない頭の固い人間にとって非常に勉強になるので今後も色々読んでいこうと思います。
       https://diletanto.hateblo.jp/entry/2019/01/15/064622

  • 面白そー

  • vol. 332 単線思考の人はすぐにバレる。それは話の中に絶対出てこないキーワードがあるから。http://www.shirayu.com/letter/2015/000672.html

  • 齋藤孝さんのいつもの小気味よい文体でサクサク読めるし、その点はスピード感を感じられ、モチベーションにもつながって良かった。
    ただ内容自体で、「そうだよね」と思うことはあっても、膝を打つような新しい発見の箇所は少なく評価は据え置きに。
    再認識という観点からは良かったかな。

    個人的にこの本から一番得られた考え方は、複数の仕事や用事を掛け持って、疲れたり飽きたりしたら別の仕事に「逃げるように」移ること。それを繰り返すローテーション皿回し方式かな。
    一つのことにこだわって根を詰めすぎるのは良くないという考え方は自分には発見だった。

    ・コントロール外の事で悩まない
    ・会議では人の位置、名前、発言をメモする

  • 戦略が全て、本の、より具体化。ただし切り貼りが多く本人のオリジナリティは見えない。

  • いろいろ身近なタレントや話題を取り混ぜ、一つの方法ではなくいろいろ別な方法を実行する。「物は考えようでうまくいく」ことを一冊丸々説明している内容。

  • 「声に出して読みたい日本語」の斎藤孝さんの本。仕事を効率的に、人間関係を円滑にするためのメソッドがかかれていて、参考になった。
    ・この話は何のためにしているのか、相手の話とどういう文脈でつながっているのか、を意識して話す
    ・顧客のために=自分の内的な欲求を実現したい、顧客の立場で=他者の願望をかぎとって実現させてあげたい
    ・相手が一番エネルギーをかけたところを見る
    ・相手の好きなものに関する質の高い情報を提示する
    ・相手のストレスに反応する
    ・自分でコントロールできないことを気にしない
    ・ここぞ、というときに一気にエネルギーを注ぎ込む
    ・部分を見る目=相手の足や手首がどう動いたかを見る、全体を見る目=相手の気配を感じとる
    ・自分の中に明確なルールを持つ、ルールを持つ人は周囲から理解されやすい

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著者プロフィール

1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大大学院教育学研究科博士課程等を経て、明治大学文学部教授。専門は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に、『だれでも書ける最高の読書感想文』『三色ボールペンで読む日本語』『呼吸入門』(以上、角川文庫)、『語彙力こそが教養である』『上機嫌の作法』『三色ボールペン情報活用術』(以上、角川新書)、『声に出して読みたい日本語』(草思社)『『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)など多数。

「2022年 『すごいほめ言葉 相手との距離がぐっと縮まる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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