スマイルメイカー

著者 :
  • 講談社
3.79
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本棚登録 : 252
レビュー : 63
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195270

作品紹介・あらすじ

家出少年が、濡れ衣を着せられた犯罪者が、バツイチの女性弁護士が、右手を上げてタクシーを止める。少年はなぜ失踪し、タクシーが消え、思わぬ真実が待ち受ける。感動と興奮の書き下ろし長編ミステリー!

――子供だろうが老人だろうが、テロリストだろうがロマンチストだろうが、金さえ払ってくれれば誰でも乗せる。そしてどんな人間でも、このタクシーから降りるときには必ず笑顔になる。それがスマイル・タクシーだ。(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 黄色いプリウスのスマイルタクシー。
    運転手の五味は、乗せたお客さんを笑顔にすることがモットー。
    ある日、乗車してきた少年がお店で強盗をしでかして…。
    女性弁護士を乗せた袴田。
    犯罪の濡れ衣をきせられた男を乗せた景子。
    3台のタクシーとそれぞれの乗客が絡み合う物語。

    超生意気な少年・優が五味のタクシーに乗ってきた理由…。
    五味が、人を笑顔にすることにこだわる根底にある後悔…。
    読み終えて、心がほわっと温かくなりました。

    居酒屋の店員・トムの日本語が面白かった~。
    めちゃくちゃなのに、妙にいいところをついてたりしてね。

    五味、笑えるようになったんだね。良かった…。
    今はまだ、ぎこちない微笑みですけどね。
    これで正真正銘のスマイルタクシー♪

    • azu-azumyさん
      こんにちは~♪

      横関大さんの本は読んだことがないです!!
      これは面白そうですね~
      φ(..)メモメモ、古本屋さんへGo~!!
      こんにちは~♪

      横関大さんの本は読んだことがないです!!
      これは面白そうですね~
      φ(..)メモメモ、古本屋さんへGo~!!
      2016/02/28
    • 杜のうさこさん
      azu-azumyさん、こんばんは~♪

      横関大さんの本、4冊目だったかな~たしか(笑)
      読後感が爽やかなミステリーが多かったです。
      ...
      azu-azumyさん、こんばんは~♪

      横関大さんの本、4冊目だったかな~たしか(笑)
      読後感が爽やかなミステリーが多かったです。
      実は『ルパンの娘』が読みたかったの。
      でも貸し出し中で…。
      でもこの本も、とても良かったですよ~♪

      最近は読みながら、「あっ、この本お好みかも~」と、
      azu-azumyさんはじめ、ブクログのお友達を思い浮かべることがあってね。
      そして、azu-azumyさんの場合は、
      プラス「無事、手に入れられるかしら…」と案じたりしてます(#^^#)
      2016/02/28
  • 3組の運転手と客の話。
    あまり面白くなくてなかなか読み進められなかった。
    ブクログのレビューをいくつか拝見した。
    ネタバレで舞台がわかってしまったけれど、どうも最初は私と同じように面白くないと思っていた読者も、最後は笑顔になっているらしいことを知った。
    それで、読み続けることにした。
    読んで良かった。
    いつものことながら、ブクログレビューに感謝。
    さて、最初から読み直すとしようか。

  • #読了。
    個人タクシーの運転手五味は、お客は笑顔で降りて欲しいと思い、スマイル・タクシーを名乗る。ある朝、1人の少年を乗せる。またタクシー仲間の景子と袴田は、それぞれ1人づつのお客を乗せる。3者が交わるとき。。。
    当初違和感を感じるが、途中時系列の変化に気付くと、どこで一致するかが楽しみになった。以前も思ったが、伊坂幸太郎さんの影響を受けているのだろうか?安心して読める展開。

  • どんな相手でも、タクシーを降りる時には笑顔になる。その信条を貫いているタクシー運転手、五味。そんな五味がある少年を乗せたところから物語が始まる。タクシー運転手とお客。五味と少年。女性ドライバーと強姦未遂の罪を問われている弁護士。不運な運転手と女性弁護士。
    それぞれの物語があり、その物語が収束していく様子は見事!
    とにかく、また新たに読んでいきたいと思える作家と出会えたことに感謝。

  • 面白かった。サクサク読んで、
    笑顔で読了。

    伊坂さんぽくて、ちょっと違う。。

    ばらばらの時間とばらばらの登場人物が最後には鮮やかに並ぶ。

    楽しくてこういうのは大好きです。

    さすがスマイルメーカー!読む人も笑顔。

  • 三人のタクシー運転手とそれぞれのタクシーに乗車した三人の客。
    前半は物語の全貌が全く見えず?の連続だったけど、つながりが見えてきたあたりから一気にスピードアップ。どんどん収束していく流れにワクワクし、ラストに向けてジェットコースター。
    スッキリ笑顔で読み終えた。

  • テンポがとにかく良いので、さくさく読めました。

    同じタクシー会社に乗ったと思いきや、全ては両親を引き合わすために、優と五味が仕組んだ筋書き通りだったことが、だんだん分かってくる。

    この本の面白いところは、それだけで終わらないところなんだろうなー。
    実は、五味の同僚の景子も、袴田さんも、その筋書きに乗せられていた?乗っていたと。。
    そして最後には、五味が笑顔を取り戻す一面も。


    もうね、さいっこーのハッピーエンドなんです。謎解きの伏線回収もちゃんとしてくれてるし、言うことないはずなんです。が、、

    なんというか、2時間ドラマにありそうな感じというか。
    このスピード感が好きな人ももちろんたくさん居ると思うのだけど、わたし的にはすこし物足りなかったかなあ。

    えーそんなうまくいくか?って何度も思ってしまった、ひねくれ者のわたしw

    あと内容には関係ないですが、本の紙質が、昔よく学校で配られたわら半紙?みたいなので、ちょっと嫌でした。笑

  • スッキリ!(^^)黄色いプリウスのスマイルタクシー♪三人のお客様と運転手が繋がり、最後はスマイル(*^^*)横関さんの作品に「そんなアホなッ!!」と言ってはいけない(^^;)

  • 横関さん、2作目。こちらもかなり面白かったです。個人的には「ルパンの娘」より好き♪最初は口の達者すぎる優くんに辟易し、なんだかんだで言いなりになる五味さんに苛立ったけど、袴田さんや、景子さんが絡んでくる辺りから「どういうこと?え?1ヶ月?」と頭の中が?だらけ。これはかなり面白いぞー、と残りは一気読み。はちゃめちゃな所もありますが、あの時五味さんが運んだ大切なものが優くんに…とわかった時は若干涙が。1ヶ月の大冒険と大仕事。一仕事終えて五味さんの笑顔が戻った時、もう一度泣きそうになりました。

  • タクシーから降りるとき、客に笑顔でおりてもらうため最大限の努力を払うタクシー運転手・五味。ある日10歳くらいの男の子が乗り込み、降りる時に「お金はない、これから作る」といってブティックで強盗をはたらくのに巻き込まれ―

    ◆最初はこんな小生意気なガキにいいように振り回される五味の頼りなさにイライラしてたんだけど、バツイチ女弁護士手塚マリを乗せた薄幸のタクシードライバー袴田、態度の悪い巨漢を拾った女ドライバー景子、全部つながったラストまでの伏線回収が見事!!

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著者プロフィール

1975年、静岡県生まれ。武蔵大学人文学部卒業。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著作として、フジテレビ系連続ドラマ「ルパンの娘」原作の『ルパンの娘』『ルパンの帰還』『ホームズの娘』、TBS系連続ドラマ「キワドい2人」原作の『K2 池袋署刑事課 神崎・黒木』をはじめ、『グッバイ・ヒーロー』『チェインギャングは忘れない』『沈黙のエール』『スマイルメイカー』(以上、講談社文庫)、『炎上チャンピオン』『ピエロがいる街』『仮面の君に告ぐ』『誘拐屋のエチケット』『帰ってきたK2 池袋署刑事課 神崎・黒木』(以上、講談社)、『偽りのシスター』(幻冬舎文庫)、『マシュマロ・ナイン』(角川文庫)、『いのちの人形』(KADOKAWA)、『彼女たちの犯罪』(幻冬舎)、『アカツキのGメン』(双葉文庫)がある。 


「2020年 『ルパンの星』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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