- 本 ・本 (386ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062195539
作品紹介・あらすじ
インターネットもパソコンもない時代だったから、人はみな、その「アタマ」で真剣に考えた……だからこそギリシャ哲学は、人間の本質を、的確に、そして簡明に、現代人に示す! アリストテレスと対話しながら学ぶ「幸福法」で、人生の達人に! 現代人に必要な英知は、すべてアリストテレスが教えてくれる!!
人生の難問70を哲学的に完全解決
電車の中で騒ぐ若者は……
注意しなくても良い……なぜ?
生きるのがストーーンと楽になる本!!
感想・レビュー・書評
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アリストテレスの思想入門として読みました。
しごく真っ当な思想という印象。
奴隷のいた時代の哲学は何かが違う可能性もあるけれど。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分という人間をどう磨き続けて進むべきか…を改めて考える良い機会になった。
「豊かさ」とは、の意味の範囲が自分の中で広がり、認識させてもらったと思う。 -
悩みがあったわけではないが、タイトルと表紙に惹かれて手にした本。
本書はアリストテレスの人生哲学をもとに、著者が「アリストテレスだったらこう答えるだろう」と想像し、人生相談に答えていくという内容である。主張していることは、俗に言えば「身の程を知って、バランスよく生きなさい」ということだろうが、どれも当たり障りのない優等生風な回答でなんだか物足りなかった。
でも「身分相応」ではなく「自分相応」というスタンスは同感です。
本書(p.358)で紹介されている空海の『大日経開題』は、ぜひ読んでみたい一冊。 -
ソクラテス、プラトン、アリストテレス。
ニコマコス倫理学=息子の二コマコスがまとめた。
美徳を身に着けることが幸福をもたらす。人生には目的がある。
ニーチェは虚無主義、ニヒリズム。神はいない、人生に意味はない。フランスのポストモダン主義。 -
内容が薄い
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アリストテレスの中庸について、書かれ
ていますが、何でもかんでも中庸に結びつけて、論を展開しており、ちょっと強引過ぎてるように感じました。 -
タイトルだとアリストテレスが現代によみがえって人々の悩みを聞く内容――にも見えるが、残念ながら文章はあくまで著者が「アリストテレスだったらこう考えるだろう」という体裁で書かれている。とはいえ、人間関係や仕事、お金、幸福についてのアリストテレスの考え方を具体的かつわかりやすく理解できる一冊。人間が数千年前からずっと同じことで悩んでいることが分かり、人間は何にも進歩していないのではないかということをボンヤリと考えた。
著者プロフィール
小林正弥の作品





