おばあさんの しんぶん

著者 :
  • 講談社
4.12
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本棚登録 : 129
レビュー : 17
  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062195652

作品紹介・あらすじ

新聞少年のてっちゃんに新聞を読ませてくれていた老夫婦。その、おばあさんが亡くなり、てっちゃんがはじめて知った事実は・・・。

感想・レビュー・書評

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  • ☆2020.冬 小学五年生 読み聞かせ☆
    数年前に読んで以来ずっと心に残っている絵本。主人公が5年生、というくだりがあり、同年代のこどもたちに読むことにした。
    説明的なものが最小限で会話や絵が語るページも多く(そしてその絵もあたたかみがありとてもいい!)、たいへんよく練られた絵本だと思う。親切にしてくれた人たちの死がそっと描かれるけれども、哀しみではないところに心がぐっと動かされる展開がすてきだ。
    みんなのまわりにもやさしく支えてくれる大人がいてくれるといいな、と願いながらていねいに読んだ。真摯なまなざしが嬉しかった。

  • 戦後の苦しい時代、新聞をとる余裕のある家は多くありませんでした。どうしても新聞が読みたくて配達を始めたてつおに、新聞を読ませてくれる老夫婦がありました。時はたち、おじいさんに次いでおばあさんも亡くなったとき、てつおは思いがけない事実を知ります。
    「新聞配達に関するエッセーコンテスト」最優秀作を絵本化。静かに胸を打つ絵本です。

  • おばあさんの優しさは見えないところにありました。

    その優しさこそ教育だったのではないでしょうか。

    おばあさん、彼は立派な人に育ちましたよ。

    私もおばあさんみたいな人になりたいと思いました。

    同時におばあさんみたいな人を育てたいとも思いました。

  • 心温まった。
    育児をする上で、著者のおばあさんのように、子を温かに見守れる大人でありたい。

  • さくっと読めるのに、心にどーんと響く。子供達に読み聞かせながら、泣きそうになる。原作者のことをもっと知りたくなった。

  • 絵:★5
    文:★4
    テーマ:★5
    子ども向け:★3
    けんぶち絵本の里大賞作品。
    抑制のきいた文章。「いつもおじいさんがさきによんどったけんね」というおばあさんの優しさ。
    絵も温かみがある水彩。舞台となった出雲の四季折々の美しさ、街並みの広がりが、主人公の奮闘・成長とさりげなく織り交ぜられている。個人的に好きなのは、秋の縁側と、少年のバックに海を見晴らしている絵。
    やはり実体験は強い。人生には辛いことも苦しいこともいろいろあるけれど、人の温かさがそれを支えてくれるということを伝えるすばらしいテーマ設定。「真実は小説より奇なり」経験に勝るものはない。
    しかし、子どもには地味で教訓めいているかも。読んでもらいたい作品ではあるが、子どもが喜ぶかどうか。敬老の日のブックトークなど、良い機会をみつけてうまく紹介できるといいのかも。

  • 2016/01/26 2年生(2015年度)
    2020/01/28 5年生(2019年度)

  • 老夫婦の家へ新聞配達をする少年.
    お爺さんが亡くなり,お婆さんは新聞を購読し続ける.
    お婆さんは文字を読めないのにも関わらず…

    元政治家の岩國哲人の実体験からのお話.

  • 作者の実体験を基にした絵本。
    新聞配達をして、近所の家の人に新聞を読ませてもらう日々のこと。
    シンプルだけど良いです。
    ただ、最高評価はつけがたい。

  • 戦争で母と子供三人で母の故郷の出雲に来る、てつおは小学生ながら新聞配達をする、三原のおじいさんが夕方に新聞を読ませてくれる、おじいさんが亡くなったあともおばあさんが読ませてくれる、おばあさんがなくなってからおばあさんは字が読めなかったけれどてつおに新聞を読ませるために新聞を取り続けていたことを知る、だから新聞は真新しかったのだ

    岩國哲人の体験を元にした絵本
    新聞を読めなかったらここまで出世はしなかったかも?ということ??

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著者プロフィール

松本春野
絵本作家、イラストレーター。多摩美術大学卒業。
NHK・Eテレの絵や、教科書の表紙絵、広告などでも活躍中。
自身の子育て体験を交えた『ノノちゃんとママのおはなし』(清流出版)、
『はなちゃんとぴかりんピカピカだいさくせん』(婦人之友社)など著書多数。
1984年生まれ。祖母は画家・絵本作家のいわさきちひろ。

「2021年 『はるくん と るいちゃん はじめてのパンケーキ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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