- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062195744
作品紹介・あらすじ
「このままでは、日本の企業はぜんぶブラック企業になるかもしれないわ」
「な、なんだってー!?」
「これを見れば一目瞭然」
東大ブラック企業探偵団の団長・東大法学部3年のハルキ、そして経済学部のマオ、農学部のカンタが隠れたブラック企業を摘発、眠れるホワイト企業を見つけ出す・・・・・・。
東大ブラック企業探偵団とは、実在する「Tゼミ」(瀧本哲史京大客員准教授が顧問)をモデルにした、東大本郷キャンパスに部室をおく「秘密結社」。「Tゼミ」は、公開情報に基づく企業分析と政策分析を通じ、過酷な現代社会を生き抜くための意思決定方法を学び実践するゼミ。東京と京都を拠点にさまざまな大学の学生が参加している。投資コンテスト「バークレイズ大学生アナリストカップ」では2年連続優勝に輝いた。
本書は、ニュース共有サイトNewsPicksで話題となった「Tゼミ」企業分析ノートのノベライズ。問題企業、業界を徹底分析して実態に迫る、ますます残酷な社会となる日本で、幸せに「働ける会社」「働けない会社」とは?……『未来工業』『キーエンス』『日本M&Aセンター』……ニッポンを救うホワイト企業はここだ!!
感想・レビュー・書評
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背ラベル:335.2-オ
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東大のサークルがブラック企業を炙り出すという体裁で、企業、業界分析のイロハを分かりやすく説明している。
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途中まで読んで積み本していたのをやっと読了。4年近く前の本だけれど今読んでも新鮮でした。銀行パートではスルガ銀行がニッチな優良地銀として紹介されていて(2016年当時),頑張りすぎてかぼちゃの馬車と心中してしまったのかなと思うなど。心中は言いすぎかな。
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2017/05/01 再発見 Web linkは、献本されているので提灯記事。でも、面白そうではある。
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東2法経図・6F開架:KW/2016//K
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<b>実際は企業研究同好会。ヒロインもう少し可愛くして</b>
作者は現役の東大生(執筆時)とのこと。
いかにも儲かっていて人気のありそうな業界の闇を暴き、隠れたホワイト企業を見つけ出すというパターンをきっちり小説仕立てでまとめたもの。
導入と解説が半々という体裁ではないのは個人的には好印象。
でも、オチとなるホワイト業界においても、希望者が殺到したり、社会情勢が変動すると一気に傾きかねないといった、問題が絶えないと思った。
?外食産業
ロボット、需要一巡したらどうする?
?テレビ業界
すでに「不動産会社」というのは、言い得ている。
?家電業界
御用評論家的人種は確かにたくさんいますね(平積み見て分類してみよ)
日本の家電は安易にファブレスにはなれないよ。工場の人員どうするの?
?メガバンク
だから地銀とはにわかには納得できない。 -
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ブラック企業の話
・飲食業界、食品機械製造企業
・テレビ業界
・ジャーナリスト業界
・銀行 -
外装もライトノベル調だが内容は面白かった。
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大学生向け上場企業の財務諸表分析本。
就活中の学生におすすめ。
まあ必ずしもブラックかと問われると、そうでもない会社もあったり。
将来性とかそういう側面も見なさい、という意味では入門書としてはいいかも。
ストーリー仕立てで、読みやすいし。