幸福な絶望

著者 :
  • 講談社
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感想 : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196000

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  • 建てない建築家、新政府総理大臣、そして躁鬱病患者でもある坂口恭平さんの日常を綴ったり1冊。

    躁状態の時の文は坂口恭平さんの思考とリンクしてすごいスピードで読み進められる。
    躁鬱病の実態あまり知らなかったけど、
    思考が走りすぎて夜中眠れなくなったり、
    無意味にダウナーになって落ち込んだり、
    誰にでもある事だと思うが、
    それが振幅も期間も大きくなったのが躁鬱なのかなと感じた。
    人類みな躁鬱病なのだ。

    帯にも書かれているけど、2章が素晴らしいです。
    坂口恭平さんの本の影の主役と言っていい妻フーさんへのインタビュー、面白かったです。

  • 異端な人の実状を理解。
    知ってる名前が出てきたからドキドキした。あの人はそういう人だったんだ。

  • やりたいことをやる、その行動力と情熱と、環境とまわりの人たち、彼の人柄で集まってくるんでしょうね、
    すごいなあと、私は読んでるだけで、いっぱいいっぱいになりますが、
    この独特な空気感は、とても好きです。

    たまたま私がいま不調で読んだので、
    とにかく何かを日記でもなんでも書こう、
    どうしようもなくなったら電話しよう、と思って、
    かなり前向きな気持ちになりました。

    私は躁がないので、
    ひゃっほーな時はないけど、
    鬱な時のどろどろ感の文章は、おんなじだわとうれしくなりました。

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著者プロフィール

1978年、熊本県生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒業。2004年に路上生活者の住居を撮影した写真集『0円ハウス』(リトルモア)を刊行。以降、ルポルタージュ、小説、思想書、画集、料理書など多岐にわたるジャンルの書籍、そして音楽などを発表している。
躁鬱病であることを公言し、希死念慮に苦しむ人々との対話「いのっちの電話」を自らの携帯電話(090-8106-4666)で続けている。
12年、路上生活者の考察に関して第2回吉阪隆正賞受賞。14年、『幻年時代』で第35回熊日出版文化賞受賞、『徘徊タクシー』が第27回三島由紀夫賞候補となる。16年に、『家族の哲学』が第57回熊日文学賞を受賞した。現在は熊本を拠点に活動。2023年に熊本市現代美術館にて個展を開催予定。最新刊に『自分の薬をつくる』『cook』(晶文社)、『苦しい時は電話して』(講談社現代新書)、『pastel』(左右社)など。

「2021年 『お金の学校』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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