太閤の巨いなる遺命

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  • 講談社 (2015年7月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (362ページ) / ISBN・EAN: 9784062196369

作品紹介・あらすじ

関ヶ原の合戦から十年。大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。かつて豊臣方の小西家に仕えていた彦九郎は、朱印船による南洋貿易を営む商人となっていたが、シャムの都アユタヤの拠点から行方知れずとなった盟友を探すため、自ら海を渡る。当時の南洋には、海賊船が出没し、大筒を積んだオランダやポルトガルの船が跋扈していたが、彦九郎がそこで見たものとは──。歴史海洋冒険小説大作。


関ヶ原の合戦から十年。天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は既に亡く、しかし大坂の陣を前にして、世は徳川と豊臣との最後の決戦の時を迎えようとしていた。
かつて豊臣方の小西家に仕えていた彦九郎は、朱印船による南洋貿易を営む商人となっていたが、シャムの都アユタヤの拠点から行方知れずとなった盟友を探すため、自ら海を渡る。当時の南洋には、海賊船が出没し、大筒を積んだオランダやポルトガルの船が跋扈していたが、彦九郎がそこで見たものとは──。歴史海洋冒険小説の大作。

みんなの感想まとめ

歴史海洋冒険小説として、当時の南洋貿易や海戦を丁寧に描写し、リアルな背景が魅力的に展開される作品です。主人公の彦九郎が盟友を探し、海を渡る旅は緊張感に満ち、最後の展開にはハラハラドキドキの要素が詰まっ...

感想・レビュー・書評

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  • 「密命を受けて巨大南蛮船を作る」
    秀吉ならばあり得ると思わせるスケールの大きさがあった。
    大坂の陣に着陣していれば、と歴史のifを感じた。
    秀吉は死んだ、関ヶ原で敗れた、徳川との対立が深まる。
    右近の焦りは大きかったのだろう。無理が祟った。
    南蛮人の叛乱は予防できなかったのか。
    煙硝が不足しているとはいえ、早川丸を深追いしすぎたのではないか。
    陸之介は大坂城に入って秀頼に殉ずると思っていた。商人をする彼の胸中はいかに。。。ラストは少し尻すぼみ。

  • ストーリーとしては、ラストの方以外は全く意外感がない。
    当時の海戦とか、船の取り扱いを丁寧に描いているのは好感が持てるというか、素直に面白かった。
    んが、結局何だったんだという感じが否めない。
    力が幻想を生み、幻想が人を惑わせるということか。
    それならば他にもっと描き方もあったような気もする。
    語る視点が、複数あるのもこの程度の長さでは読み辛い。

    何より、タイトルがセンスない。

  • 後半から面白くなった。舟が出てきてからくらいから。

  • 実際にあったようなストーリー。最後はハラハラドキドキの展開。

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著者プロフィール

1958年岐阜県生まれ。一橋大学卒業。1996年「一所懸命」で小説現代新人賞を受賞しデビュー。98年『簒奪者』で歴史群像大賞、2003年『月ノ浦惣庄公事置書』で松本清張賞、04年『村を助くは誰ぞ』で歴史文学賞、08年『清佑、ただいま在庄』で中山義秀賞、14年『異国合戦 蒙古襲来異聞』で本屋が選ぶ時代小説大賞2014をそれぞれ受賞。『太閤の巨いなる遺命』『天下を計る』『情け深くあれ』など著書多数。

「2017年 『絢爛たる奔流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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