おなやみ相談部

  • 講談社
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本棚登録 : 71
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196499

作品紹介・あらすじ

注目の若手作家、みうらかれんのデビュー第3作です。
 第52回講談社児童文学新人賞佳作を受賞したデビュー作『夜明けの落語』は、第17回さぴあ作品コンクール(SAPIX主宰)の課題図書にも選ばれました。
 今回の主人公は中1の八枝。なぜか人の悩みを聞く部活の部長になってしまった彼女をめぐる、テンポのいいエンターテイメントです。

 中1の八枝は、「環境部」というよくわからない部活に入ることになってしまった。部員は1人なので、中1なのに部長。
 環境部は「校内の環境をよくする部活」ということで、
いろんな人の悩みを聞くことに。
 「関西人になりたい」など、八枝に寄せられる思いがけない悩みの数々を解決できるのか? そして環境部の部員は増えるのか??

感想・レビュー・書評

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  • 百木八枝(ももきやえ)、中学一年にっなったところ。どこかの文化部に入るか、帰宅部になるかと思っていた矢先、理科の佐伯先生に「幻の部活を復活させないか」と声をかけられる。環境部。構内の美化活動をしたり、困っている生徒がいたら手助けしたり、地味だけど人助けのための活動をする環境部。今は部員がいなくて幻となっている。八枝がなるなら部長となって、(佐伯先生が顧問)部員を集める事となる。
    親友の小見川佳乃(おみかわよしの)に相談すると、毒舌の佳乃は八枝は偽善者だからとか、環境部は都合のいい雑用部ではないのかとか、いろいろ言われたけど、八枝は入部することに決めた。

    八枝は小学一年生の時、公園で泣いていて、声をかけてくれた中学生のお姉さんに悩みを聞いてもらって心が軽くなった事がある。その憧れのお姉さんみたいになりたいと思っていた。

    批判ばかりだけど八枝をいつも助けてくれる佳乃ちゃん、クラスメイトでおっとりまいぺーす男子九十九くん、自分に特徴が欲しくて関西人になりたい門野くん・・・
    読後、なんだかほっこりする物語。

  • 豆大福の九十九くんが素敵で、もうそんだけでいいくらいだ…図書室も出てくるし!
    主人公は中学1年生ですが、小学校高学年のコが読んでもよさそう。

  • 妙に老成してる九十九くんいいキャラしてるなー
    登場人物がいい子揃いでホッとします
    ただ佳乃ちゃんの毒舌がどうもなあ…いざって時は力になってくれるし八枝に対する甘えと信頼の裏返しなんだろうけどそれを差し引いても口が悪すぎてちょっと引っかかりました
    お姉さんの正体もまだ明らかになってないし続編ありそうかな?

  • 帰宅部だった八枝は、理科の佐伯先生から、幻の部活「環境部」の部長にならないかと言われた。
    誰かの役にたてるならと、クラスメイトの九十九君の後押しもあって、引き受けてしまった。

    義理で入ってくれた親友の佳乃と始めた環境部に初めて来た依頼は、「俺を関西人にしてくれ」などという、変てこなものだった。

  • 中学に入学した「わたし」百木八枝は、担任の先生のすすめで幻の部活・「環境部」の部長になることに。辛口な親友(?)佳乃とともに狭い部室で相談者を待っていたが・・・
    中学が舞台だが、読みやすさ・内容的にも児童書に近い。悩み相談に乗る部活ではあるものの相談内容は本来日常的な交流の中で友達やクラスメイトと解決していくものではないかと感じた。

  • さくさく読める。YA小説らしさむんむんでわたしはすき。展開も平和だし、出てくる子たちも嫌な子いなくて素直で可愛い。これってYA小説では大事だと思うの。
    けど、はじまりの八枝がまだ幼かった頃に優しくしてくれた名前もわからないおねえさん。絶対ラストどこかしらにつながると踏んでたのに。たとえば環境部を立ち上げた人とか、豆大福屋の娘とかなんでもいいからつなげてくると思ってたのに、正体不明、ラストにかけてさっぱり触れることもなく物語が終わったのは腑に落ちない。ここはベタでも元祖幻の環境部の元部長とかそういう風にしておくのが無難だったのでは。おねえさんみたいになりたいから環境部に入って人助けしたいという動機が最後まで馴染まな浮いてたのが残念。偽善的な物語。

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著者プロフィール

1993年1月11日生まれ。兵庫県芦屋市出身。大阪芸術大学文芸学科卒業。大学在学中、『夜明けの落語』(講談社刊)で第52回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

「2018年 『チア☆ダン ROCKETS (3)きみはひとりじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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