日本中枢の狂謀

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 126
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196505

作品紹介・あらすじ

「報道ステーション」生放送中の告発の裏には、驚愕の事実が隠されていた!!
 改革と見せかけ、「戦争国家」を作る、悪魔のシナリオをすべて暴く!!

感想・レビュー・書評

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  • 古賀さんは自分のブログでそのときどきのコメントを書いているそうで、おそらく本書もそれをまとめたのであろう。400頁を越える大著で、読み切れるかなあと思ったが、読みやすさと内容の面白さで数日で読んでしまった。さすがである。ぼくは古賀さんを信奉しているわけではないが、かつて原発処理に対し政府に反旗を翻した人ということで注目はしてきた。週刊プレーボーイの古賀さんの記事もたいてい読んでいる。だから、古賀さんの主張はある程度わかっていたつもりだが、こうしてまとまったものになると圧巻である。本書の中心はやはり古館さんの番組のコメンテーターを、政府の圧力でおろされたことの内幕であろう。安倍一強、それを支える管官房長官の居丈高、議論をせず(やると負けるからだろう)異論を寄せ付けない態度は見ていて不愉快きわまりない。さらに、公然とまた隠然とやっているメディア支配は、ここまでやるかと思わせるほどだ。そろそろ二人に降りてもらわなければならないときが来ている。

  • これこそ、暴露本。いかに日本国家の中枢が腐りきった輩で成り立っているのかがわかる。
    金持ち最優先!
    少子高齢化に向かうのに軍事立国化するとは、狂気の沙汰だ。
    誰がこんな国を守れるか?
    日本には未来はない、悲しいかな。

  • 記憶では3・11後ほどなくして「日本中枢の崩壊」を読み、経済産業省はじめ日本の政治・官僚システムの腐敗ぶりに驚かされた記憶があるが、大震災を国民一丸となって乗り越える機運が高まっている時期にあったため、お上にも改善の流れがくると期待していたが甘すぎた。
    あれから6年経って、結局は個人の利益追求ばかりで民間人の生命を屁とも思っていないとは・・同じ種類の日本人とはとても信じられない。まさに日本中枢の狂謀。
    著者の考えには多少極論言うところもあるが、この国のことを考えている想いは伝わるし、官僚の身分保証を蹴ってまでこうして発言されていることは大変立派で、すごい人だと思う
    国民は選挙で示すしかないわけだが、投票対象が無い・・という言い訳は本著書で代弁されたか

  • 元通産官僚の古賀氏の最新刊。
    外交や安全保障、マスコミに対する批判など、憶測が入っていたり、一方的な見方と思える箇所も散見されるが、原発・エネルギー政策、産業政策の在り方などは、流石に説得力がある。
    同氏が今回も舌鋒鋭く指摘することは決して初見のことではない。それが何の改善もなされないまま、時が過ぎていくことに、改めて暗澹たる思いがする。我々有権者の責もあるが、大マスコミ、野党のなんと不甲斐ないことか。

  • 表に出ない日本社会の裏側を知ることができる。
    暗澹とした気持ちになるけれど、読み、知る事ができてよかったと思う。

    「すぐ忘れる」
    「他にテーマを与えたら忘れる」
    「嘘もいいきれば本当になる」

    という保守党リーダーの日本国民論は悔しいけれどその通りだと思うし、現状分析をして自分達がやりたいことをやるために様々な工夫をしている点で、今までの考え方ややり方にこだわっている野党は敵わないと思う

    同じ沖縄にいても北のことを想像できない南の人達
    関東の人に沖縄のことを考えろと言っても・・・

    でも、私は表も裏も知りたいと思うし、子ども達のために安全に暮らせる社会を残したいとも思う

  • 古賀茂明氏が、マスコミ等で話している内容をまとめた書籍。
    登場人物は実名で書かれているが、実名で行動し、マスコミに出演している内容なので、そのことによる驚きや目新しさはない。

    普段ニュースに関心のない方が、一部マスメディアが報道しない(全てのメディアが報道しないわけではない)ニュースに接するという意味はある。

  • こういう優秀な官僚が、なぜ国会議員になれないのか、、、本当に不思議な選挙制度だなとつくづく思う。
    終わっているマスゴミ、二世議員ばかりのダメ国会、原発マフィア、どうしょうもない政策、救いようのない野党、、、改めて確認。
    今回の衆院選でダメ民進党が解党され、希望に一本化される。政権与党にすることは出来ないが、自民を牽制する意味でも、消費税凍結、脱原発の明確な旗をたててくれるなら、支持できるかも?

  • 著者の経験を通して、総理官邸を始めとする省庁、放送・新聞のメディア、東京電力等で進められてきた理不尽な動きを暴露している。真偽の賛否にはバカの壁が立ちはだかり共通理解は得られにくいだろう。総理や官房長官の会食といった古典的な手法で、トップから懐柔し、組織内で忖度を浸透させていく姑息なやり方には憤りを感じる。痛烈な筆致で批判していく矛先は、民進党にも及び、最後に著者からの提案が纏められているが、現実感に乏しく尻すぼみの感が拭えない。

  • 2017/8/30〜9/17

  • 第6章、よみがえった原発マフィアの中で、原発復活に手を貸した最大の敵は、私たち自身である.

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著者プロフィール

1955年、長崎県生まれ。東京大学法学部を卒業後、通商産業省(現・経済産業省)に入省。産業再生機構執行役員、経済産業政策課長、中小企業庁経営支援部長などを歴任。2008年、国家公務員制度改革推進本部事務局審議官に就任し、急進的な改革を次々と提議。09年末に経済産業省大臣官房付とされるも、11年4月には日本ではじめて東京電力の破綻処理策を提起した。その後、退職勧奨を受け同年9月に辞職。著書・メルマガを通じ活発に提言を続けている。

「2021年 『官邸の暴走』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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