いのちのスタートライン

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196536

作品紹介・あらすじ

42歳の働き盛りにあったビジネスマン。多忙な仕事の傍ら、市民ランナーとしてマラソンに勤しんでいた彼を突然襲った睾丸ガン告知、全身転移、そして抗ガン剤の副作用による間質性肺炎の併発。生存率20%以下と言われた死の淵で、彼を奮い立たせたのは、100キロメートルウルトラマラソンに復帰するという、途方もない夢だった。子どもたちの将来、妻の明るく健気な支え、復職への不安……。誰もが泣いた、勇気をもらった、感動のガン生還記。「電車の中で読み終え、人目もはばからず涙が止まらなかった」(50代・男性)、「月曜日が憂鬱な生活に戻りたい! 同世代としてその心の叫びに胸打たれた!」(40代・男性)、「闘病を支えた奥さんの、強さと健気な明るさに何度も泣きました」(30代・女性)。くじけそうな日々を送るすべての人を励ます一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 闘病記でここまで詳細に書いてる本はないんじゃないか。
    涙なく読むことが出来ない1冊。

  • 916

  • 精巣腫瘍と間質性肺炎を完治させ、サロマ湖100キロマラソンを完走した筆者。

    精巣腫瘍では、五年生存率49%、間質性肺炎では20%にまでなった筆者が、病気前に走っていたサロマ湖100キロマラソンを完走することを目指した。

    フルマラソンだって、簡単には走れないのに、100キロをそんな大病を経験した人が完走するとは。。

    筆者が自分で病気を見つけたのは、骨折をして入院をしていた時。
    もし、骨折をしなかったなら、病気を見つけるのももっと遅くなったのではないだろうか?

    抗がん剤との戦いも、体力低下との戦いも、GSでの仕事の戦いも、すごい戦いをされる方だなーと思う。

    いのちは有限。
    だから、やろうと思ったら、やってみる。ことが大事であり、それがいのちを伸ばす事にもなるんだな。

  • やりたいことをやる人、それを支える人。

  • 著者は日本の石油会社→MBA→GSマーケット部門→現在(非営利社団法人)というキャリアを歩んできた方で、GS在籍時にがんを発症、長期間に渡る闘病生活を経てフルマラソンを完走するまでの回復を成し遂げた方。
    終始著者の強烈な意思の強さと前向きさに脱帽。世の中には色々なすごい人がいるものだ。

    そして、健康が一番大事であることを改めて認識。
    自分もいい歳になってきたので、健康にはこれまで以上に気を使わねば。

  • 突然著者の身に降りかかったガンとの闘い。転移も進み、想像を絶する抗がん剤治療。そこからマラソン、しかも100kmのウルトラマラソンへの復帰を試みる。
    健康でいられて走れることに感謝しなくてはと思い出させてくれる一冊。また希望を持っていれば、そこに向かう努力が可能になり、いつかは達成できるかもと勇気づけられる。

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著者プロフィール

1964年長野県生まれ。名古屋大学大学院卒業後、三菱石油勤務を経てシカゴ大学大学院にてMBAを取得し、ゴールドマンサックス証券会社へ。市民ランナーとしてマラソンに勤しんでいた2007年、精巣腫瘍(睾丸がん)~全身転移の告知を受け、抗がん剤・後腹膜リンパ節廓清手術など厳しい闘病生活を送る。途中、抗がん剤の副作用で間質性肺炎を併発。生存率20%以下の死に淵に立たされるも、これを克服。歩くことさえ困難だった体を強靭な精神力で回復させ、復職。13年には闘病中から悲願としていたサロマ湖100キロメートルウルトラマラソンに7年ぶりに復帰し、奇跡の完走を果たした。現在は、自ら設立した非営利社団法人で、がん患者支援活動に従事する傍ら、マラソンの闘病前の自己記録更新に挑戦し続けている。

「2015年 『いのちのスタートライン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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