ヨーコさんの“言葉”

制作 : 小宮 善彰 
  • 講談社
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本棚登録 : 282
レビュー : 42
  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196550

感想・レビュー・書評

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  • Eテレで『100万回生きた猫』で有名な佐野洋子さんのエッセイを、北村裕花さんの絵と上村典子さんの語りで5分の番組にしている。
    その番組を書籍化したもの。

    ヨーコさんの言葉にはいちいち納得。
    昔やっていた『美容整形の実験番組』に感じたもやもや感は
    「手術後はあいまいな同じような顔になる。ああ、世界は平らになる。デコボコがあってこそこの世と思うのである。気に食わん」
    という気持ちも確かにあったし、
    戦中の雰囲気の中「淡谷のり子さんのぎんぎらぎんのあの化粧と、どっ派手な洋服で、ちゃらちゃらしてそれで押し通したと言われて」いるまさに‘命がけ’の勇気には賛同と尊敬を覚える。

    エッセイのひとつひとつが味わい深く、ものがたりを読むような充実感がある。
    北村さんの絵は一見小学生が描いたようなラフな絵。
    でも人物の表情が生き生きしてて、エッセイに沿った絵の展開が素晴らしくドラマチックでした。

    すぐ読めてしまうのに心に残る本でした。

  • ダックスを飼っている人が
    まったくおんなじことを。笑

    偶然その方にこの本をお貸ししたら、お手紙にそのことが書いてあって、そういえばそんなことおっしゃっていたなと思い出した訳なのですが。

    ぬきんでて才能のある子
    特別に才能のない子
    そして凡庸と凡庸と凡庸と

    けれど不思議なことに、
    運動会で大人の涙腺をくすぐるのは
    凡庸の競い合う姿
    凡庸が凡庸と
    鼻の先ひとつで
    ゴールを奪いあう姿に
    誰の子とも知れなくても
    こみあげてくる

    圧倒ではなく
    凡庸に

    凡庸が
    世界を盛り上げる

  • 佐野洋子さんの感性好きです
    凛としてて
    ご自分で言われるほど強くなくて
    でもやっぱり強い
    そうだよねえ、うんうん
    なんて言いながら読みました
    イラストもいいです
    ≪ 凡人の 中であがいて 歳をとる ≫

  • 背伸びせず、自分の言葉で語ることのカッコよさ

  • ぜんぜんむずかしい言葉や文章ではないんだけど、とても内容は深かったです。そーだそーだ、となんども賛同しました。

  • 力が抜けてく。絵があるから、楽に読める。

  •  小学生でも読めそうな914の本を探していて、この本を発見。NHKの番組を書籍化したらしい。ルビはないが絵が多く文章も分かりやすいように思う。
     「その3 ハハハ、勝手じゃん」 正義、戦争、国防婦人会、淡谷のり子さん・・・の話が特に心に残った。

  • 肩の力が抜けて、気持ちがスーッと楽になる言葉

  • なんかとっても良かった。
    私もこんな感じが良いな〜

  • 心の内、自然目線。暖かい。

  • 没後もこうやって新刊が出てくれるのはほんとに嬉しい。
    絵もいい。(絵・北村裕花)
    佐野洋子の絵、ほくろもちゃんとあって似てる~。

  • 「ヨーコさんの言葉」、佐野洋子(文)、北村裕花(絵)、2015.8.4発行です。この本は・・・、佐野洋子さんを描いた「絵本」でしょうか~!佐野語録(人生哲学)の9つが北村さんのユーモア溢れる絵とともに物語になっています。佐野洋子さん、天国で微笑んでらっしゃると思います(^-^)
    「ヨーコさんの言葉」(2015.8)、「それが何ぼのことだ」(2016.4)、「わけがわからん」(2017.1)、佐野洋子さんの箴言も3冊発刊されています。Eテレ日曜の8:55AMからの5分間も続いてますね!何とも言えない「味わい」がありますね(^-^)

  • 絵本のような本。ヨーコさんの言葉にイラストがとってもあっています。
    彼女の人柄が好きです。正直な人間性がよく出ています。
    嫌いなものは嫌いと大きな声では言えない感じ、よくわかります。亡くなってとても残念です。

  • Eテレの番組が絵本になったそうだか、なんというか佐野洋子さんの文章がまずよいのだけど、北村裕花さんという人の絵がチカラを加えていて、グッとくるのでした。

著者プロフィール

1938年、北京生まれ。絵本作家、エッセイスト。おもな著作に、絵本『100万回生きたねこ』『わたしのぼうし』、童話『わたしが妹だったとき』、エッセイ『神も仏もありませぬ』など。2010年没。

「2019年 『はればれ、お寿司 おいしい文藝』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐野洋子の作品

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