これだけで、幸せ 小川糸の少なく暮らす29ヵ条

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 583
レビュー : 71
  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062196772

感想・レビュー・書評

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  • 作家の小川糸が自身の暮らしについて語ったエッセイ集だ。
    着心地のいい衣類を選ぶ、とか、長く使えるものだけを手に入れて大切に使い続ける、とか、いわゆる「丁寧な暮らし」で取り上げられるようなものごとが語られている。
    ご本人曰く雑誌などで紹介される「丁寧な暮らし」とは違う、という思いがあるようだけれど、いずれにしても、なかなかこんな風に暮らすのは難しいだろうなあ、と思う。

    環境、収入、同居人の相性と理解、さまざまなハードルがありそうだ。
    すごいな、と思うけれど、そういった生活をしてみたいとは思わないな。だからこそ、こうやって本で読んで覗き見させてもらうのがちょうどよい。

  • 最近は物を買って失敗しても安かったらいいか、、、と思ったりすることが増えた気がするけど、もっと購入するときに、愛着品になるかなとか考えようと思った。
    あと、この本から得られたことは、
    ものづきあい、ひとづきあいを大事に。
    固定観念にとらわれすぎない。
    自分の心地よさを大事に。
    かな。

  • 情報からあえて「離れる」という決意。

    リアルな世界を見る楽しみを
    満喫したいから、これからも私は
    「ケータイなし」の生き方を
    貫くだろうと思います。

    (小川 糸/小説家
    『これだけで、幸せ』より)

    * * *

    あふれる情報 刺激的な広告
    すぐにつながる安心感は

    わたしのココロを
    豊かにしてくれているかな?

    ケータイの中の文章や画像
    メッセージに目を奪われて

    すぐ近くにいる人や景色
    大切な言葉が流されてく……

    誰かの時間ではない
    自分の時間を生きるために

    あえて通信から離れて

    季節の風 香り 大事な人
    今 この瞬間を感じよう

  • 『食堂かたつむり』の著者の暮らし方エッセイ。
    彼女の生活スタイルのキーワードは「少なく贅沢に」。家にはあまりものを置かない代わりに、これぞと思う一生ものにとことんこだわり、手間と時間をかけてじっくり選び抜いて使っています。

    紹介されるのは道具や食材、家具といった品々。
    自分のセンスが細部に光る、とっておきの逸品に囲まれた部屋で暮らす彼女はとても心地よさそう。
    最近ブームの断捨離とは、また少し違うコンセプトで、見習うべきところが多く、憧れます。

    モノだけでなく、彼女の生活スタイルも載っています。
    「家事は苦手」という彼女は、決して完璧な暮らしぶりを見せているわけではありません。
    毎日の小さな習慣が、彼女にとって心地よさを産み、幸せにつながるとのこと。

    なかなか同じようには行きませんが、やみくもに彼女の真似をするのではなく、読んだ人それぞれが自身にとって過ごしやすいスタイルを見つけるのがいいと勧めてくれる、ヒントの多い一冊です。

  • ベルリンに暮らすように滞在してみたい。
    心軽やかに人生を謳歌するための、、、
    一度立ち止まって考えてみます。
    「好き」の感覚を信じて。

  • とても美しく、優しい気持ちになりました。
    ものを大切に扱うことは、自分を大切にすることと同じこと。
    生活を丁寧に行うことは、自分を慈しむこと。
    幸せな気持ちになる一冊でした。

  • 理想すぎる暮らし!

  • この本を読んでいて、小川さんが作家さんだという事を忘れてしまうぐらい、物選びの際の基準というかルールが徹底されていて、ライフスタイルアドバイザーのようです。

    私も物を沢山所持するのは好きではないので
    小川さんの考え方に共感できる点が沢山ありました。

    ただ、私との違いを挙げるとすると
    小川さんは自分で決めた事を継続する力を持っていて
    常に自分と向き合い、自分の心の声に耳を傾け
    自分を大切にしているし、それが出来ている点が
    素敵だなぁと感じました。

    私は最近、自分を大切にする旅路の
    入り口に立ったばかり。
    自分を大切にするという事は
    なかなかどうして難しく
    すぐに出来る事ではありません。

    自分に出来るだろうかと不安を感じていた所
    この本と出会い、
    これは運命だと思いました。

    小川さんを目標にして、
    自分も自分を大切にしていきたいと思わせてくれた1冊です。


  • 2018.03.09.読了

    小川糸さんの小説の素がよくわかる
    ステキな本でした。
    この潔さが溢れているように思います。

    理想的な生活。
    少しずつ近づけたらいいなぁ

  • 今の自分の生き方を肯定してもらえたような気がした。シンプルで理想的な生き方の小川さん。小説は何冊か読んだことはあったけど、どういう方かわからなかった。いいエッセイでした。

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著者プロフィール

小川 糸(おがわ いと)
1973年生まれ、山形県出身の小説家であり、作詞家・翻訳家でもある。作詞家の際の名義は、春嵐(しゅんらん)を使用。
2007年に初の絵本を上梓し、さらに翌2008年に小説『食堂かたつむり』を発表。同作は第1回ポプラ社小説大賞に応募し、最終選考にも残らなかった作品だったが、目に留めた編集者によって刊行され、ベストセラーとなり映画化された。同作は、2011年7月、イタリアの文学賞である、バンカレッラ賞料理部門賞も受賞している。
2017年、『ツバキ文具店』が「本屋大賞2017」で第4位にノミネート。ドラマ化もされた。続編『キラキラ共和国』も発行、代表的シリーズかつヒット作となっている。
その他代表作として、テレビドラマ化された『つるかめ助産院~南の島から~』。

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