- 講談社 (2015年9月1日発売)
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感想 : 23件
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Amazon.co.jp ・本 (242ページ) / ISBN・EAN: 9784062196826
作品紹介・あらすじ
緑と楯は恋人同士。ようやく思いを遂げられた! という気持ちのつよい緑は、どうしても楯を束縛しがちだ。いけないと思いつつもやめられない緑。そんなある日、楯が家に帰ってこず、緑は楯を探す旅に出る(「幸せになりやがれ」)/水灯利と縦は性格も家庭環境も全く違う二人の少女。そんな二人がひょんなことから心を通わせ、穏やかだが激しい愛をわかちあっていく(「水灯利と縦」)
時の流れを越えた”ミドリ”と”タテ”の物語。
ふたりはいつの時代でも、姿や性別がかわっても、いつも愛しあう。
そんな二人の時を超えた”愛”の物語。
緑と楯は恋人同士。ようやく思いを遂げられた! という気持ちのつよい緑は、どうしても楯を束縛しがちだ。いけないと思いつつもやめられない緑。そんなある日、楯が家に帰ってこず、緑は楯を探す旅に出る。最悪のことばかり考えてしまう緑。そして楯を発見するのだが、その姿は変わり果てていた――(「幸せになりやがれ」)
水灯利と縦は性格も家庭環境も全く違う二人の少女。そんな二人がひょんなことから心を通わせ、穏やかだが激しい愛をわかちあっていく。(「水灯利と縦」)
AIがまとめたこの本の要点
この本を表す言葉
みんなの感想まとめ
愛と絆をテーマにしたこの物語は、時代や性別を越えて深い感情を交わす二人の姿を描いています。緑と楯の関係は、束縛と愛情の葛藤を通じて、身勝手さと優しさが共存する複雑な人間関係を映し出します。物語が進むに...
感想・レビュー・書評
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こんなにも乱暴で身勝手で、それでいて思いやりに満ちた文句があるだろうか。
そう思わされるタイトルですが、性別も時代も飛び越えて愛し合う二人の、世界に伝えたい本音そのものなのだろう。
自分もいとしいひとも、大切な隣人も見知らぬ誰かも、どうか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
最初は少し読みにくい?と思ったけど、だんだんこの世界観に惹き込まれてしまって、最終的には二人の幸せを願わずにはいられなくなった。感情は縦にも横にも広がる……心に残る素敵な言葉がたくさんあった。
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先に続編を読んでしまってたけど、それもいい読み方、と思えた。
海辺の漁師の物語は金子みすずを思った。 -
明胎時代の女学生の水灯利と御殿に住む縦。未来東京で社会人になった緑と楯。二人は時代や性別を変えながら出会って愛して愛される。愛とは互いに時間や心を分けて与えることだろうか。人の形を失った楯を世話する緑の幸福そうなこと。温かい家族に恵まれなかった緑が水灯利として父母に大事にされていた前世が有ったのだと知って少しほっとした。空腹が満たされるような本。
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「水灯利と縦」がよかった。
不思議な世界なんだけど、お互いに想う表現が美しくて涙が出る。
「わたしという存在は縦に埋めてもらった跡でいっぱい。あなたのおかげでどんなにわたしの心は高い気密を保てるようになったか、きっと花びらを貼られたようになっている補修跡を、見せられたらいいのに。」(水灯利と縦)
2022-77 -
水灯利と縦 *** / 幸せになりやがれ ***
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時間がなくて途切れ途切れにしか読めなかったけれど、時代や性別を越えた繋がりがみどりとたてをつないでいる、最強なのは愛!というのを実感した、いちいち表現がかわいらしくてうぐ!ってなる、すてきでした、、、
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これの前に『プラトニック・プラネッツ』を読んでいたのだけれど、同じ登場人物が出てくるのですね!こっちが続編扱いでよいのか…?
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ある時代の、楯と緑のお話し。雪舟さんの他の本も一緒に読むとより楽しめる。
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最近読んだ舞城王太郎「淵の王」も、田舎のお化け屋敷に住む話だった。
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水灯利と縦も、緑と楯も素敵な関係すぎる!!!どちらも同性同士の愛で、神聖なものだよなあーとか夜分にしみじみ思ってしまいました。
戯言
緑と楯は個人的にはコブクロの2人を想起させる。なんとなく。 -
一人でも一頭でも一匹でも、幸せになれる奴からなればいい。だれのことも待たず、てんでんばらばらに、勝手に輝きはじめてしまえ。
この人の作品に出てくる、途方もない愛にいつもやられる。 -
不思議な世界のタテとミドリのはなし。楯さんは他作品にも出てきてた。縦さんのほうは話の設定を察するまでちょっと混乱。
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9/11 読了。
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ちょっと変わった小説。
途中、同性愛の話に気付いた時、
ちょっと嫌な気持ちになったけど、
この作者はとてもファンタジーなんだな、と思う。 -
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時の流れを越えた”ミドリ”と”タテ”の物語。
ふたりはいつの時代でも、姿や性別がかわっても、いつも愛しあう。
そんな二人の時を超えた”愛”の物語。
緑と楯は恋人同士。ようやく思いを遂げられた! という気持ちのつよい緑は、どうしても楯を束縛しがちだ。いけないと思いつつもやめられない緑。そんなある日、楯が家に帰ってこず、緑は楯を探す旅に出る。最悪のことばかり考えてしまう緑。そして楯を発見するのだが、その姿は変わり果てていた――(「幸せになりやがれ」)
水灯利と縦は性格も家庭環境も全く違う二人の少女。そんな二人がひょんなことから心を通わせ、穏やかだが激しい愛をわかちあっていく。(「水灯利と縦」)
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どちらの物語も主人公は(表記こそ違うが)「ミドリ」と「タテ」であり、ほかにも同じ音を持つ人が登場する。それはおそらく、場所や時代や形が違ったとしても、愛の本質は変わらないということなのだろうと勝手に想像するのである。本作では片や少女同士、片や男性同士の愛である。たしかにそれが二本の大きな軸ではあるが、それを描くことで、彼ら彼女らを取り巻く人たちの愛の形も見えてくる。なにしろ愛に包まれた一冊なのである。 -
女x女、男x男の同性愛な感じ。
異世界なような、そうでないような、ふしぎなファンタジー。
著者プロフィール
雪舟えまの作品
