過剰な二人

  • 講談社
3.62
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本棚登録 : 313
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197106

作品紹介・あらすじ

『野心のすすめ』の林真理子と、『憂鬱でなければ、仕事じゃない』『たった一人の熱狂』の見城徹――作家と編集者二人のカリスマによる「生き方の教科書」が完成した。
才能を見い出し、見い出され、また刺激し、磨き上げた編集者と作家の関係が濃密な名言の応酬となって一冊に凝縮された「とてつもない」一冊!

感想・レビュー・書評

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  • 何故早くこの本に出会わなかったのだろう〜
    いやいや今だからこそいいのかもしれない。
    初版が2015年だから。
    ずっと林真理子を読んできた、見てきたという錯覚に襲われる。
    只者ではない。その辺のミーハーではない
    事実ある時期テレビに出まくって、アグネス論争とか起こしてた。
    誤解される。

    林真理子をはじめから見てた見城徹によって
    林真理子は直木賞を取れる作家だとー
    そして
    すぐに1.2年後には取らせた。
    二人は全く一緒。
    自己顕示欲、自己嫌悪力も。

    どこを切り取っても、珠玉の名言だらけ。
    断言できる。
    論理だけでなく
    そこには事実の裏付けの説得力がある。

    人生に迷ってる人、
    進路が定まらない、いえ、わからない人に
    生き方を教えてくれている。
    学ぶ点が随所にある

    本文より抜粋したいけど
    全部になる?

    一つだけ
    「仕事ができる人は社会的に評価されます。その人は単に仕事の能力だけが優れているのではありません
    仕事を通じて忍耐力や懐の深さも手に入れてます。
    誰もが家庭に生まれ学校に通い
    卒業して社会に出ると自分の思い通りにならないことに驚きます。そこから本当の意味での学びが始まりどう向き合うかによって成長の度合いが違ってきます。」ー林
    こんな感じです。

    確かに林真理子フェチだから
    公平な意見ではないかもしれないが。
    ずっと見てきたただ軽い女ではない。
    全てのものを自分の才覚と努力で手にしてきた。
    あっそして
    そこには見城徹氏がいたことは初めて知った。

    人生で
    出会いが如何に大切か。

    全編を貫く劣等感のなせる技。
    そして自分にはわからない妄想力も(だから
    物を生み出す力か!)
    自己顕示欲。うなづけることばかりです。

    林真理子、見城徹
    と交互に論をはられます。
    お見事です。


  • 期待が大きすぎた

  • 前時代的な精神論、昭和のビジネスマン・ウーマンたちの成功伝、古くせえビジネス論もろもろ、それ自体は嫌いじゃないのでとっても楽しめる
    見城の良いところはユーモアに下ネタを混ぜないところ、林のいいところは女性性に発する自虐がなぜか汚らしくないところ

  • 運とは意志のこと。おとぎ話から現実の世界に飛び出すのを意志の力で運をつかむ。

    傷つきやすい心を表に出さず、他人との距離やタイミングをうまくとることで防御する。人間関係のちょっとしたコツ。

    スランプはたくさん吸収できる時期。

  • 林真理子さんと、昔から大好きな林真理子さんのエッセイによくでてきていた幻冬舎の見城さんとの対談形式なのですごく期待して読みました。
    先日アナザースカイを観て、見城さんのパワフルさを目の当たりにしてから読んだので、すーっと入っていきました。ものすごい人間の、ものすごい生い立ちや考えが垣間見れる一冊でした。

  • ”だから林真理子の本は売れないんだ”のひと言が原因かどうかわからないけど、このふたりが16年間も絶縁状態だったとは知らなかった。
    対談できるまでに復興してよかったね。

  • -

  • ・成功したいと思ったら、どこが空いているかをまず考えるべき
    ・トラブル処理は最高の勉強である
    ・自分は何者でもないという考えをつねに持つ

  • 林真理子と見城徹の対談本。
    憂鬱でなければ仕事じゃない同様に、見城さんの思想が興味深い。
    いい仕事の条件は、自己顕示と自己嫌悪の間を絶えずスイングすることなのだ(p89)
    自己顕示と自己嫌悪を行き来するからこそ、次第に成長し、結果を出すことができるのだ。それが、その人の人間的魅力として結実する。(p90)

    自己顕示と自己嫌悪の間を揺れ動くから、風と熱が起き、それがその人のエロスでありオーラなのだと。

    確かにその方が人間深みが出る気がします。

  • ◆人生を挽回する方法
    ・人間関係にはちょっとしたこつがある。
    →傷つきやすい心を表に出さず、他人との距離やタイミングをうまくとることで防御する術を覚える。


    ◆人は仕事で成長する
    ・仕事ほど人を成長させてくれるものはない

    ・モテたい気持ちをいつまでも大切にせよ
    →いい仕事の条件は、自己顕示と自己嫌悪の間を絶えずスイングすること。だから次第に成長し、結果を出すことができる。

    →仕事が楽しければ人生も楽しい。

    ・恋愛を制する者は仕事も制する
    →仕事も不通なら不可能とされる高いハードルをかかげ、それを越えるため圧倒的に努力する。そしてここ一番で勝負をかける。

    →諦めないで努力を続ければ必ず想いは通じる。

    ・上司を味方につける方法
    職場で自分の意見が通らずに悔しい思いをすることも多いでしょう。だからといって男社会に背を向けたりするのは決して賢いとはいえない。

    悔しさはじっと温め、知恵を熟成させる。また実現に向けてのエネルギーも蓄えられていく。

    →可愛いヤツと思われれば防波堤になってくれる

    ・中身より外見が大事
    →仕事ができる人は見た目がシンプル(無駄を削ぎ落とす)

    →悔し涙を流したことが懐かしい思い出になればプロになった証拠

    →仕事はプロになるための訓練

    →プロになって技術を得るのは会社でなく自分。会社を移ってもその技術は生かせる

    →自己肯定感が生きていくうえでとても大事


    ◆最後に勝つための作戦
    ・人がやりそうにないことをやる

    ・人の心をつかむには圧倒的な努力しかない
    →自分を痛めるほどのものでないと意味はない。この痛みが人の心を動かすのだ。表面的な努力では人の心はつかめない。

    ・未来の自分をはっきり想像する
    →信じることが未来を切り開いていく。運命とは意志のこと。強く信じれば幸せな未来に向かってやることが浮かび、自ずとそれをやるようになる。

    →何年後かの自分をはっきり具体的に思い描く。

    →まず今の自分をしっかると認識すること。

    ・誰かに褒められたことを思い出す
    →自信をもとうと思っても根拠がなければなかなか持てるものでもない。誰かに褒められたことは自分への強い支えとなる。自信を失いかけたときは誰かに褒められたことを思い出せば良い。それによって励まされ、未来への道筋が見ることもある。

    ・目立つために空いている場所をねらう
    →成功したいと思ったらどこが空いているかまず考えるべき。そこに向けて努力すれば、成功の確率はぐっと高くなる。


    ◆運をつかむために必要なこと
    ・運はコントロールできる
    →運命の正体は意志。運は自分からつかみに行こうと思えばつかめる。

    →運命を変えるには、ある種の身勝手さも必要。会う人すべてを大切にし心を砕いていては何も変わらない。今、身の回りにあるものを捨てる勇気も必要。

    →自分本位であることは時として高く飛ぶときのバネとなる。

    →運と意志は相乗効果を起こす。強い意志を持つ人のところに幸運はやってきて、その人はますます強い意志を持つことになる。

    ・自分は何者でもないという考えを持つ

    ・仕事は辛くて当たり前だと思え
    →成功者には必ず人間的な魅力がある。

    →辛いということは自分の選んだ道が正しいということ。その辛さを受け入れるべきだ。そうしている限り、成長が止むことはない・

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著者プロフィール

林 真理子(はやし まりこ)
1954年、山梨県山梨市生まれ。山梨県立日川高等学校を経て、日本大学藝術学部文芸学科を卒業。コピーライターとして活動後、1982年エッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』が、デビュー作ながら話題になる。1986年『最終便に間に合えば』『京都まで』で直木賞を受賞。現在、直木賞、講談社エッセイ賞、吉川英治文学賞、中央公論文芸賞、毎日出版文化賞の選考委員を務めている。2019年4月1日の新元号の決定・公表に先立ち、原案への意見を聴く有識者懇談会のメンバーにも選ばれた。またマーガレット・ミッチェルの名作『風と共に去りぬ』を、主人公のスカーレット・オハラの一人称で描くという大胆に超訳!現在も文芸誌「きらら」にて連載中(小学館文庫より2019年10月より順次刊行の予定)。

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