日本の文様ものがたり 京都「唐長」の唐紙で知る

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本棚登録 : 16
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197113

作品紹介・あらすじ

文様というのは、単なるデザインではなく、
日本人の祈りがかたちになったものである――。

江戸時代より、京都「唐長」に伝わる600枚以上の板木から、日本の主な文様を厳選。
美しい唐紙を写真で見せながら、文様にまつわる物語をエッセイとしてまとめる。


唐長とは―
寛永元年(1624年)創業。日本で唯一、江戸時代から続いてきた唐紙屋。
代々受け継がれてきた板木にひとつひとつ手仕事で和紙に文様をうつしとった唐紙は、
文化財をはじめ、現代の暮らしにおいても壁紙や襖紙として用いられ、
美しい日本の文化を伝えている。

感想・レビュー・書評

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  • 日本の文様ということで、花鳥風月、いろんな文様が載っている。シンプルながら可愛いものが多く、見ていて飽きないだけでなく、その文様に込められた意味を日本にとどまらず外国の例とも比較して書かれているのがとても面白かった!
    単なる洗練されたデザインではなく、「祈り」が込められた文様。
    六曜と、渦巻き、葵が特にきゅんと来たな。

  • 私はわりと本に蘊蓄を求めてしまう方なので、そういうつもりで読むと物足りない(といっても、初めて知ったことはたくさんあったけど。知識のために書かれた本じゃないという意味で。)。
    でもなんてったって可愛いし見てるだけでも幸せ。
    京都で唯一江戸時代から続いている唐紙屋さんの唐紙師さんの本で、文様の紹介とともに、その方のアートとしての唐紙作品やブランドショップの商品などの紹介もしている。もともとそういう本なのだから良いんだけど、古い美術品の割合がもうちょっと多めだったら、もっと好きだったな。
    でも、どれも本当に可愛い。

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著者プロフィール

唐紙師。「唐長」の伝統を継承しつつ、現代アートとしての唐紙の世界を築き上げた、唐紙界の異端児。伝統的な襖や屏風のほか、壁紙やパネル、ランプなど現代の暮らしに合うさまざまな唐紙のオーダーをアトリエにて受け、制作。同時に、唐紙の芸術性を追究し、「しふく(Shifuku)刷り」をはじめとする独自の技法を用いたアート作品も手がけている。2010年、MIHO MUSEUMに《inochi》が展示されると、史上初のミュージアム・ピースとなった唐紙として話題を集め、2014年には、東京・相田みつを美術館で展覧会も開催された。また、2010年、《星に願いを》を奉納した名刹・養源院をはじめ、全国の寺社仏閣、公共・商業施設、個人邸宅など、さまざまな場所に作品を納め続けている。共著に、『相田みつを&雲母唐長 幸運を贈るポストカードBook しあわせ』(ダイヤモンド社)がある。

「2015年 『日本の文様ものがたり 京都「唐長」の唐紙で知る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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