風の色

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 52
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197465

作品紹介・あらすじ

「もし、別の次元にこの世界とまったく同じ世界が存在し、そこに自分とまったく同じ人間が生きているとしたら。そして、その二つがある瞬間に、つながってしまったら……」。
人はなぜ生き、そして愛するのか。流氷の北海道・知床と東京。そこで生きる二組の男女。二つの世界が交錯し、結ばれる愛の先には……。
映画「猟奇的な彼女」「僕の彼女はサイボーグ」などを手がけたラブストーリーの巨匠・クァク監督。そして、気鋭の小説家・出版プロデューサー鬼塚忠。2人がタッグを組み、人間の存在の本質を、ミステリータッチで描き出した最高傑作のラブストーリー。
本作は2016年に劇場公開される「風の色」の原作小説です。出演は今をときめくイケメン俳優古川雄輝、監督がオーディションで選び抜いた新人の藤井武美、そしてキーマンとなるバーのマスターにはベテラン竹中直人。映画は、日本全国のみならず、中国・韓国でも公開予定です。

クァク・ジェヨン監督のコメント
「自分史上、最高のラブストーリー。生まれ変われるなら、自分もこんな恋がしたい。」

感想・レビュー・書評

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  • ミステリー要素等を含んだ恋愛小説。クァクジョン監督作品特有の一気に盛り上がりを見せる魅せ方が表現されていて、執筆した鬼束さんは流石だなと感じた。

    多くの伏線があり、中盤あたりから一気に解消されていくので読んでいて気持ちよくなれる作品。
    上述しているミステリー要素も、感覚的で恐縮だがライトなミステリー要素なものなので、純粋にラブロマンスを感じる方も十分に読める作品だろう。

    ネタバレになるので内容を詳細に書けないが、昔見た漫画の「3×3EYES<サザンアイズ> 」を少し思い出した。

  • 最終的に一組の男女が結ばれるということは途中まで読み進めれば誰でもわかることだけれど、なかなかそこに至らないことに対する読み手のもどかしさと物語の中の男女のもどかしさが重なってより深い感情表現の場が作り上げられているような気がした。ミステリーのエッセンスが加わっていたことも展開が遠回りに感じた一因かもしれないけれど普通の恋愛小説よりも楽しみの幅が広がってよかったと思う。来年映画も公開されるらしいので注目したい

  • 鬼塚忠さんの作品で流氷の写真の表紙に牽かれて読んでみた。

    あざとい。

    そして恥ずかしい。

    恋こそ最高のマジックだ、みたいなことを本気で言うお話しを、おじさんが読むのが悪いのだけど。

    若い誰かが読むとよい。

  • 隆と涼の関係が…
    隆が出逢わなければ、涼が出逢うことはなかったんだから、隆はキューピッドの役割を果たしていると言えるんだけど…悲しいな。

  • 読了。一気に読みました。2組のカップルの時間と場面が交互に入れ替わり、どう繋がっているのか物語に引き込まれて行きます。切なく悲しいラブストーリーとミステリーの要素もあり、映画が楽しみです。(ネタバレになりそうなのでここまで)

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著者プロフィール

著者・鬼塚 忠(おにつか・ただし)
鹿児島市生まれ。大学在学中から世界放浪の旅を始め、四〇ヵ国を巡りながら世界各地で働く。帰国後、海外著作の版権エージェント会社に勤務したのち、独立する。

著作に『Little DJ』(2007年映画化)、『カルテット!』(2012年映画化・ミュージカル化)、『僕たちのプレイボール』(2010年映画化)、『花戦さ』、『恋文讃歌』、『鬼塚パンチ!』などがある。

「2017年 『風の色』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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