優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物

著者 :
  • 講談社
3.23
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本棚登録 : 39
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197519

作品紹介・あらすじ

「アンパンマン」の作者であり、「手のひらを太陽に」の作詞などを手掛けた詩人であり、『やさしいライオン』などの絵本作家として広く知られるやなせたかし氏はまた、伝説の雑誌『詩とメルヘン』を創刊し編集長として30年間にわたり活躍した。
やなせ氏自ら表紙絵を描き、詩と本文を書き、投稿されてくる詩と絵を選考して寸評を書き、と情熱を惜しみなく注いで新しい才能を育てた「詩とメルヘン」は、まったく新しい詩の雑誌として創刊後たちまち熱狂的に受け入れられた。その15周年記念号には「君はなんのために生まれたか……ぼくは『詩とメルヘン』を編集するためにこの世に生まれました。これがぼくの仕事です。」という、やなせ氏のメッセージが記されている。
『詩とメルヘン』そして『アンパンマン』に込められた、やなせ氏の想いとは何だったのか?
数々のスターを輩出した『詩とメルヘン』の「卒業生」である小手鞠るい氏は、少女時代にやなせたかし氏の詩と出会い、『詩とメルヘン』に投稿し、励ましと指導をうけながら詩人、小説家となった。その著者が”先生との45年間”を振り返り、やなせたかし氏の「愛と献身」の人生を、恩師の名作詩の数々とともに綴る感動作。

【内容】

プロローグ── やなせ先生ありがとう

第一章 あこがれよ なかよくしよう----裏町ぐらしの下積み時代

第二章 さびしいひとをなぐさめたい----「詩とメルヘン」の創刊

第三章 死んでもひとをよろこばせたい-----絵本『やさしいライオン』

第四章 愛がなければ生きられない----アンパンマンの奇跡の始まり

第五章 しあわせよ カタツムリにのって----アンパンマンワールドの魅力

第六章 戦場にも花は咲いていた----『おとうとものがたり』

第七章 今日はすぐに思い出になる-----最愛の人、暢さんの死

第八章 書いては消し、消しては書く----「いい子いい子」

第九章 かわりのメダカはいないんだ----なにが君のしあわせ

第十章 夢の中にも夢はある----『詩とメルヘン』の三十年と幻の生前葬

あとがきにかえて----この人生が好き

感想・レビュー・書評

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  • 第7章 今日はすぐに思い出になる

    が、特に心に残った。

    時を置いて、また読み返したい。

    イマイチ

    から、私も抜け出したいな。

    優しいライオンって、やなせ先生なんだ。

  • 母が見つけて借りてきてくれた本。

    私はやなせさんとお会いしたことはなく、いちファンに過ぎませんが、作者の小手鞠さんのような何度もお話しし、「いいこいいこ」といってもらえるような関係を何十年も続けられていることはうらやましく、私も一度でいいから(お会いすれば、きっと一度ではきかないだろう)お会いしたかった。

    本書では、なにかの思い出とともに、やなせさんの年、作者の年が少しずつ刻まれるたびに、もう会えないことを思いだし、切ない気持ちになった。

    お会いできなかったことが改めて残念ですが、たくさんの作品が残されていて、まだまだやなせワールドに浸ることができるのは、よかった。完全になくなったわけでないのが、気持ちをほっとさせる。

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著者プロフィール

小手鞠るい
1956年岡山県生まれ。1993年『おとぎ話』が海燕新人文学賞を受賞。さらに2005年『欲しいのは、あなただけ』(新潮文庫)で島清恋愛文学賞、原作を手がけた絵本『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞(09年)受賞。1992年に渡米、ニューヨーク州ウッドストック在住。主な作品に、『エンキョリレンアイ』『望月青果店』『思春期』『アップルソング』『優しいライオン やなせたかし先生からの贈り物』『見上げた空は青かった』『星ちりばめたる旗』など。

「2021年 『On A Bright Summer Morning』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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