掟上今日子の遺言書

著者 :
  • 講談社
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レビュー : 129
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197847

作品紹介・あらすじ

冤罪体質の青年・厄介。あらゆる災いが降りかかる彼に、今度は少女が降ってきた! 眠るたびに記憶を失う忘却探偵の、タイムリミットミステリー!

中学生がビルから飛び降りた自殺未遂事件。
現場に居合わせた二十五歳の青年・隠館厄介は、生来の冤罪体質が災いし、容疑者とされてしまう。
現場には少女が書いたとされる遺書が残されていて――。
今日子さんは厄介の疑いを晴らし、事件を解決できるのか?

感想・レビュー・書評

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  • おっ!久しぶりの隠館厄介さんだ~(^o^)♪と思って直ぐに厄介な事に~(>_<)ビルから飛び降りた女子中学生が直撃するとは!Σ( ̄□ ̄;)そして何故だか容疑者にされるとは…(--;)そこで掟上今日子さんの登場(^^)もうこのシリーズ謎がどうとかより、今日子さんに萌え~ッ(*^^*)となる場面の方が楽しくなってきた(^^;)

  • 今日子さんと厄介のコンビで進む話はやっぱりいいな!

  • 軽く読めるので、気楽に楽しめますが、話もそれなりといったところ。会話とか展開がつまらないわけではないけど、ストーリー自体はかなり強引。

  • 忘却探偵シリーズ第4弾。ドラマ化の影響もあってか、語り部は久しぶりの隠館厄介である。ドラマから入ったファンにも馴染みやすく、前作キャラの再登場なのに話を知らなくても楽しめるというのは地味ながらも凄いことだと思った。今回は前回のような連作短編、もしくは中編集の体裁ではなく、一つの事件を扱った長編である。だが長編と言っても読みごこちは変わらず、むしろ導入部分の軽快なやり取りや、作者らしい言葉遊びや肩透かしなどは今作が一番魅力的なように思えた。人を巻き込んだ飛び降り自殺未遂という事件はやや小規模で面白みに欠けるものの、奇天烈な事件を奇妙な探偵が解決するという図式はやはりゾクゾクするものがあり、キャラクターの面白さによる物語の没入感は相変わらずの腕前である。真相は意外な観点からのアプローチになっており、人を喰った感じではあるものの、ホワイダニットとしては結構面白い部類だったように思う。常識外からの不意打ちが本当に上手い作者なのだろう。珍しく次回への引きがあったので次作も楽しみである。

  • 動機の設定が秀逸で面白い長編。
    メインストリームの話だけど、内容は薄くキャラクターの掛け合いを楽しむ感じですね

  • テンポが良くてライトな読み心地です。
    初期に比べて謎解き要素が薄くなっている感じは否めないと思います。
    今日子さんがすらすらと謎解きをしてみせて、その裏付けは後ほど、という感じで
    単に言っているだけとも取れますし、少々ご都合主義に感じるところもあります。

    恨んでいて道連れにするにしても
    そこに至るまでの動機がいまいち納得しづらく、
    その点を多感でわかりづらい十代だからというところに求めてしまうと
    つまらなくなってしまうと思うのです。
    その当たりも含めて謎解きして欲しかったなと思います。

    自分の感覚で言えば、いつもぶっきらぼうに見える店主が優しくしてくれて
    自分を気にかけてくれたら、気恥ずかしいけれど嬉しいだろうなと思うので
    良かれと思ってしたことで恨まれるのはとても気の毒です。

    制服姿の今日子さんという絵面はとても美味しいのですが
    いくらなんでも一応お嬢様学校の生徒が人の服を脱がせて燃やすに至る理由は
    相当なものが必要だと思うのですが…。
    特にその理由についての描写はありません。

    厄介さんが出てきたのは嬉しいですが、流石の厄介さんと雖も
    このシチュエーションで加害者扱いされるのは無理があるのではないでしょうか。

    全体的にコミカルなので許されますが、完全なミステリー作品と捉えると
    ちょっと厳しい評価が出てくるのも致し方ないかなと思います。

    ライトノベルとしてはとても面白いと思いますし
    厄介さんのワトソンぶりを見るのは楽しく、もう少し仲が進展したら良いのになと思います。
    また、ストーリーとは関係ないのですが相変わらず執筆速度が凄いなと思います。

    今後中学生が退院して登場するような展開があればちょっと救われるかなとも思いました。

    飛び降りを防ぐための方法は、屋上に柵を作ることじゃない という言葉は
    まったくその通りだと思います。

    あとがきの 明日地球が終わる日 は ほとんど地球が終わっている今日 と同義 というのも
    とても共感しました。
    余命三ヶ月と言われて三ヶ月生きていられるかといえば
    一ヶ月ほどは意識が朦朧としているしその前の一ヶ月はだんだん辛くなって
    活動力が落ちているという話を聞いたことがありますが
    地球が終わるという話もそれと同じことが言えるでしょうね。

  • 忘却探偵
    掟上今日子の 謎解きシリーズ
    読みやすく トントンと読み進んでいったんだけど
    何か物足りなさを感じてしまった。
    理由わかんないので
    また次作読んでみようっと

  • 本屋の屋上から身投げした少女は、運悪く(?)厄介の上に落ちる。その少女の真意を掟上今日子が解き明かす。

  • 面白かったー
    シリーズ三作目。今回は長編、そして厄介氏復活でした。
    ビルの屋上からの飛び降りに巻き込まれた側なのにどうやったらそんな報道に至るのか、ここまでくると才能としか言えない。
    遺言少女の名前がまさに西尾ネームだなぁとか思ったり。
    殺害方法が思いつめすぎてて、でもこの極端すぎるところが思春期少女らしいとか思ってしまう。
    思ったことはほぼ厄介さんが語ってくれてるので言うことなし!
    お話途中で出てきた今日子さんとの初遭遇とか、この事件の前に関わってた事件のことも今後語られるのかな、楽しみです。
    考えてみると時間軸はっきりはしてないから警備員さん雇ったのも後なのかなんなのか、今後出てくるのか。
    諸々たのしみに続きを読もうと思います

  •  忘却探偵、掟上今日子シリーズの4作目。

     冤罪体質の主人公、隠館厄介。厄介の名が体を表すとばかりに次々と災難が降りかかる。何か災難がある度に、有能な探偵、掟上今日子に世話になっている。掟上今日子は、依頼を受けた仕事はその日のうちに必ず解決する。なぜなら、記憶を一日で失ってしまうからだ。
     隠館厄介は仕事場の古書店が入っている雑居ビルから外に出たとたんに、屋上から投身自殺する女子中学生の直撃を受ける。
     厄介は辛くも命をとりとめ骨折ですんだが、女子中学生の方は意識不明で生死の境をさまよっているという。
     女子中学生がなぜ自殺を図ったのか、その一因に関わっている理由から、掟上今日子に依頼することになるが……。

     あっという間に読めます。隠館厄介の目線で話が進んでいきます。だからか、ポンコツなオイラはどうなるのか、だいぶあとの方まで皆目見当つかないままでした。
     内容を詳しくは書けませんが,面白かったです。

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著者プロフィール

西尾 維新(にしお いしん)
1981年生まれの小説家、漫画原作者。立命館大学政策科学部中退。
2002年に『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』で、第23回メフィスト賞を受賞しデビュー。
主な代表作に、『クビキリサイクル』をはじめとした戯言シリーズ、『化物語』をはじめとした物語シリーズ、『刀語』などがある。

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