だれもが知ってる小さな国

著者 :
  • 講談社
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感想 : 284
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062197977

感想・レビュー・書評

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  • 昭和34年に出版された佐藤さとるさんという方のコロボックルシリーズを、有川浩さんが本人から直々に受け継いだ作品。対象年齢は小学生~中学生くらいなので万人受けするかどうかは分からないですが、とりあえず僕はかなり面白かったです☆

    正直、コロボックルの話はそれほど重要な感じではなくて、どちらかと言うとメインは、ミツバチと共に家族で日本を縦断して蜜を集める養蜂家をしている小学生の男の子と女の子の物語。とりあえず、単花蜜のはちみつがめっちゃ欲しくなりました(笑)。

    その小学生の男の子と女の子の関係性もすごく良いんですが、ミノルさんという新しいお友だちが出来てからのやり取りがとにかく良かった♪特に大きな事件がある訳でもなく鮮やかな伏線回収も無いですが、とにかく心があたたかくなる感じの物語でした☆

  • 佐藤さとるの書いた『だれも知らない小さな国』、コロポックルのお話、メルヘン。
    小学生の男の子を主人公に、見事にこのメルヘンを引き継いだ。
    童話が素晴らしい小説として、こんなにも素敵な世界を作り上げるとは。素晴らしい。

  • 素敵なおとぎ話でした

  • 子どものとき夢中になって読んだコロボックル。
    残念ながら内容はほとんど覚えていない。

    コロボックルのハリーとのやりとりの場面はおもしろかった。

  • 昔読んだコロボックルのお話そのものでした。
    ヒコ、ヒメという懐かしい名前。コロボックル達の「ルルル」という会話。あーそうだったと思いながら一気に読みました。テレビに紹介されそうになってみんなで知恵を出し合って乗り越えた危機。
    ずっと見守ってたっていうちょっと羨ましい環境。
    友達のコロボックル。秘密を守り切った大人達。
    とても楽しく読めました。

  • 可愛い物語だったヽ(*´ェ`*)ノ 本当にいると良いな。コロボックル。

  • こどもがこどもであればコロボックルはいつもそこにいるってことかな。

  • 子供の頃「だれも知らない小さな国」を読んで自分の所にも来てくれるかもと思いレゴブロックで家を作り、朝来た形跡がないか探していたことを思い出しました。また、読み直したいと思います。

  • 北海道に住むコロボックルと ヒコとヒメの不思議な不思議なラブストーリー
    ヒコとハリーの出会いから あっという結末まで
    楽しく ハラハラ読ませてもらえました。
    有川浩さんらしい ラブストーリーでした。

  • 泣いた

    素直にいい物語やなぁ

    想像力をもって物語を読んで欲しいですね

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著者プロフィール

高知県生まれ。2004年『塩の街』で「電撃小説大賞」大賞を受賞し、デビュー。同作と『空の中』『海の底』の「自衛隊』3部作、その他、「図書館戦争」シリーズをはじめ、『阪急電車』『旅猫リポート』『明日の子供たち』『アンマーとぼくら』等がある。

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