僕らの惜春

  • 星海社
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本棚登録 : 22
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198318

作品紹介・あらすじ

80年代――僕も時代も思春期だった。アメリカとソビエトは冷戦状態にあり、ドイツには壁があった。僕も時代も緊張していたし、成熟には程遠かった。そんな時に出逢ったのが、君だった。君から教えてもらったのは、僕になにが欠けているのかということだった。君が求めているものをさしだすために、僕がなにをすべきか、僕はようやく考えることができたんだ。その時、世界が僕をふりむいた。青い春が散り、僕は君の手をとって歩きはじめる。

遠い記憶をたどりながら語られる、昨日みた夢のような甘く切ない恋愛小説。

感想・レビュー・書評

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  •  この作品の舞台は80年代初頭、恐らくは作者が青春と言われる頃を過ごしたのだろう、当時のサブカルチャーを巡るやり取りは実際に体験した者ならではの書き方だな、と感じた。
     甘ったるい描写とやたらな繊細さが持ち味の作者らしい作品。

  • 『夏の教室』にも近い雰囲気のある80'sライ麦畑で捕まえて。白倉由美さんらしい文体と物語だと思う。

  • 【585】
    2016.05.01
    展開が唐突だったなー。
    青春小説。

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著者プロフィール

1965年千葉生まれ。
著書に「きみを守るためにぼくは夢をみる」(星海社)、「ネネとヨヨのもしもの魔法」(徳間書店)等がある。

「2016年 『僕らの惜春』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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