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- Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062198318
作品紹介・あらすじ
80年代――僕も時代も思春期だった。アメリカとソビエトは冷戦状態にあり、ドイツには壁があった。僕も時代も緊張していたし、成熟には程遠かった。そんな時に出逢ったのが、君だった。君から教えてもらったのは、僕になにが欠けているのかということだった。君が求めているものをさしだすために、僕がなにをすべきか、僕はようやく考えることができたんだ。その時、世界が僕をふりむいた。青い春が散り、僕は君の手をとって歩きはじめる。
遠い記憶をたどりながら語られる、昨日みた夢のような甘く切ない恋愛小説。
感想・レビュー・書評
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この作品の舞台は80年代初頭、恐らくは作者が青春と言われる頃を過ごしたのだろう、当時のサブカルチャーを巡るやり取りは実際に体験した者ならではの書き方だな、と感じた。
甘ったるい描写とやたらな繊細さが持ち味の作者らしい作品。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『夏の教室』にも近い雰囲気のある80'sライ麦畑で捕まえて。白倉由美さんらしい文体と物語だと思う。
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【585】
2016.05.01
展開が唐突だったなー。
青春小説。
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