- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784062198332
作品紹介・あらすじ
海で失踪した兄を追って、わたしは不思議な甕の底の世界へ迷い込む。たどり着いた竜宮城で待っていたものは――?注目の詩人にして作家・日和聡子と人気画家・ヒグチユウコが描きだす、妖しくも魅惑にみちた異界への誘い。
人気作家の自由な想像力で、あの「おとぎ話」が新しい文学になった!美しい絵と共に贈る愛蔵版「絵本 御伽草子」シリーズ最新刊。
感想・レビュー・書評
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この作品もヒグチユウコさんの絵で、ちょっと難しような感じだけど、勇気を出して読んでみました!
浦島太郎の妹でもある主人公のわたしが、兄の面影を追って海辺にたどり着くとそこには不思議な甕があった…。その甕には兄の姿が映り込み、もっと見たいと覗き込んだ瞬間、別の世界に…そこには竜宮城があった…。そこで出会ったのは謎めいた女性と、兄に雰囲気がそっくりな女の子…。
う~ん、わからない(汗)。結局どんなお話だったんだろう??私には理解が難しい…。でも、ヒグチユウコさんの絵は、怖いくらいステキでした。 -
古典のうらしまはこんな感じだったんだなと興味深かった。なんとなく少し不思議で少し不気味でもあるストーリーにヒグチユウコさんの絵柄がマッチしていてとても良かった。ラストは色々な意味の解釈もできそうで短いストーリーながらよく出来ています。
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ヒグチユウコさんのインタビューを読んでこの本を知りました。6歳の息子もヒグチユウコさんの、ながいながいねこのおはなし、や、ギュスターブくん、ミュージアム、を楽しんでいるので、読み聞かせました。 音読しやすい文体ではもちろんないのですが、ゆっくり映像を頭に描き、その想像を壊すことのない幻想的かつ精密なヒグチユウコさんの挿絵を眺め、どういうことだろう、と話しながら母子で楽しみました。
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浦島太郎の妹のお話。
ヒグチユウコさんの絵が大好き。見れば観るほど緻密で丁寧だなぁ、と。
結局、女の子は浦島太郎の子どもなん?分からない部分がたくさん。分かりきらないミステリーも魅力でしょうか。
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新解釈・浦島太郎
ヒグチユウコ女史の挿し絵なんて、海洋生物が妖しくも生々しく光りまくるの間違いなしやんけ・・・
日和先生の描く幻想世界にマッチしていて、めちゃんこ大正解なタッグだな・・・
未来の乙姫様にされてしまった兄・・・なのかな・・・
亀が陸上から定期的に攫っていってるのか・・・
じゃあどうして、最初から女の子を攫わないのか・・・???
すべての生命体はまず女から分岐したからなのか・・・・・・
うーん、怖いのに色々気になってしまう
シリーズで多分一番好きだなあ -
ヒグチユウコさんの絵目当てで読了。
話はわけがわからん。「浦島太郎」が下敷きなのは題名からも承知できるけど、なんだってその妹が主人公なんだ。
続けて出てくる少女二人も、なんだか雰囲気でごまかされているような…。甕が亀で少女が乙姫? うーん…もう少しわかりやすく解釈できるようにしてほしかったかなぁ。
絵は期待通り。ぜひ画集の『BABEL』を見てみたい。 -
浦島太郎にも家族があったのではないか?浦島太郎が竜宮城に行った後、残された家族はどうしたろう…という発想から書かれた、浦島太郎の妹視点のうらしまたろう物語。幻想的なイメージを楽しむための本で、意味とかはないんだけど、その幻想的なイメージが美しいし、想像の余地があっていい。それから、日本語の美しさを再確認した。イメージも言葉も美しい絵本。
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不思議な話。
女の子がとても不思議な感じだった。
次は、アレ、です!!
やっと並べられそうです♪
ありがとうございます!
次は、アレ、です!!
やっと並べられそうです♪
ありがとうございます!
次はアレですかw
なんだろ〜??
覗きにいきまーす|д゚)チラッ
次はアレですかw
なんだろ〜??
覗きにいきまーす|д゚)チラッ
えへへっ( *´艸`)
やっちゃいました!
もう、ずっと並べたかったJunaidaさん♡
また、ちょ...
えへへっ( *´艸`)
やっちゃいました!
もう、ずっと並べたかったJunaidaさん♡
また、ちょっぴり、本棚ステキになりました(自己満足っ!)