カイコの紡ぐ嘘(上) 私立探偵コーモラン・ストライク

  • 講談社
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本棚登録 : 92
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198363

作品紹介・あらすじ

私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ第2作は出版界が舞台!
小説家・オーウェン・クワインが行方不明になった。
当初、クワイン夫人は2~3日ふらっと出かけただけだと思っていた。以前にも同じようなことがあったので、ストライクに探してもらい家に連れ帰ればいいと思っていた。
しかしストライクが捜査するうち、クワインの失踪は夫人が考えているほど単純なことではないことが明らかになってゆく。
小説家クワインは長篇小説の原稿を仕上げたばかりだった。
そこでは、出版界の自分の知人たちが、悪意ある筆づかいで、その人の人生が滅茶苦茶になるほど徹底的にこき下ろされていたのだ。
ということは、クワインを黙らせようとする人間が大勢いてもおかしくないということだ。
やがて異様な状況下で惨殺されたクワインの遺体が発見された。
この冷酷な殺人者の動機とは何か? こんな異様な殺人者にストライクはこれまで出逢ったことはなかった・・・・・・

感想・レビュー・書評

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  • 私立探偵コーモラン・ストライクシリーズ二作目。行方不明の作家を探してほしいという妻からの依頼は、一見たいしたことのなさそうな「事件」に思えたのだけれど。もちろんそんなはずはなく、凄惨な殺人事件へと発展しています。
    作家が書いていた作品「ボンビックス・モリ」はとんでもなくエログロで意味不明に思える作品なのだけれど、いかにもその中に事件の真相が隠されていそうで気になるところ。でもこんな小説、詳細に読み通す自信はないなあ(苦笑)。
    相変わらずのコーモランとロビンの活躍。だけどロビンと婚約者マシューの関係がやや危うかったりもして、はらはらさせられたまま下巻へ。

  • 登場人物を確認するのが、大変。

  • ハリポタ作者の探偵物
    下巻最後の30ページくらいでやっと犯人が分かる。
    それまでは、全く分からず、展開もドキドキ。
    でも、犯人が分かる部分は、もう書くのに疲れたのかな
    と思ってしまった。

  • 長いな

  • 感想は下巻で。

  • カッコウよりも読みやすい。
    下巻へ

  • シリーズ2作目。探偵、秘書ともに魅力的。下巻に期待。

  • こんな話も書けるのね
    まだmだ続きそうです

  • 有名探偵となり次々と仕事が舞い込むストライクのもとに、失踪した夫を探してくれという、いかにも金にならなさそうな中年女の依頼人が現れる。
    自分勝手に進める依頼人だがなぜか放っておけないのは、満足感が得られない最近の依頼内容にもあると自己分析したストライク。利益度外視で依頼を受けることにするが、やがてグロテスクな殺人事件へと進展していく。

    秘書ロビンの私生活と仕事のフラストレーションも読み応えがあった。
    原書も素晴らしいのだろうけど、翻訳が的確でうまいなという印象。

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著者プロフィール

ロバート・ガルブレイスは、『ハリー・ポッター』シリーズで知られるJ・K・ローリングの別名。本作はローリングの名を伏せて出版された。探偵シリーズの2作目。

「2015年 『カイコの紡ぐ嘘(下)私立探偵コーモラン・ストライク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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