[現代版]絵本 御伽草子 はまぐりの草紙 (絵本御伽草子 現代版)

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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198714

作品紹介・あらすじ

人気作家の自由な想像力で、あの「おとぎ話」が新しい文学に生まれ変わった!
美しいカラー挿画とともに贈る愛蔵版シリーズ。

「はまぐりの草紙」:橋本治×絵・樋上公実子
摩訶陀国に住む母親孝行な男のもとに、「はまぐり出身」の超ワガママ美女が嫁になるためやってきた!

現代版 絵本 御伽草子シリーズ(全6冊)
1 町田康×絵・石黒亜矢子「付喪神」
2 堀江敏幸×絵・MARUU「象の草子」
3 藤野可織×絵・水沢そら「木幡狐」
4 日和聡子×絵・ヒグチユウコ「うらしま」
5 青山七恵×絵・庄野ナホコ「鉢かづき」
6 橋本治×絵・樋上公実子「はまぐりの草紙」

感想・レビュー・書評

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  • 鬼才 現代語訳 桃尻語訳
    文章は口語調であるが 内容はよくわかる
    伝承される物語の発想はどこから来るのだろう
    はまぐりはキーワード

  • 原典は親孝行のススメ的などうということもない訓話なのだけれど、橋本治さんのツッコミ訳と樋上公実子さんのなまめかしい挿画によって大人のためのエンタメ絵本に仕上がっている。しかし、親孝行の功徳が7000年の寿命か。お金はあるけど、食べる楽しみもなく、家族もなし。全然羨ましくない(笑)。

  • ちょっと、シジラくんさぁ、君、もうちょっと、さぁ、とか言いたくなる。
    「弱虫泣き虫~」的つっこみがよいです。
    蛤なんていかにもなのに、なにもないんかい、本当におんぶだけかい!と理解に苦しみますが、そこは挿絵でカバー。はまぐり出身の妻、美脚。
    室町かぁ、せめて江戸時代ならもっとなんとかなったろうになぁ、と日本史にはうといので、適当に思いました。

  • 想像しただけでドキドキが止まらない、、、

    講談社
    http://book-sp.kodansha.co.jp/topics/otogizoushi/
    樋上公実子サイト
    http://members2.jcom.home.ne.jp/kumiko-higami/

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著者プロフィール

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。小説、戯曲、舞台演出、評論、古典の現代語訳ほか、ジャンルを越えて活躍。著書に『桃尻娘』(小説現代新人賞佳作)、『宗教なんかこわくない!』(新潮学芸賞)、『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』(小林秀雄賞)、『蝶のゆくえ』(柴田錬三郎賞)、『双調平家物語』(毎日出版文化賞)、『窯変源氏物語』、『巡礼』、『リア家の人々』、『BAcBAHその他』『あなたの苦手な彼女について』『人はなぜ「美しい」がわかるのか』『ちゃんと話すための敬語の本』他多数。

「2019年 『思いつきで世界は進む』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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