踊り子と将棋指し

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 49
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784062198790

作品紹介・あらすじ

ある朝、横須賀のペリー公園で寝ていたところを小犬に起こされた男は、呑み過ぎたせいか、自分の名前すら思い出せない。すぐに犬の飼い主の聖良という女性が現れ、男は「三ちゃん」と呼ばれる。前の晩にいっしょに呑んでいたようだ。三ちゃんがどうやらアルコール依存症らしいとわかり、聖良は同情してマンションの自分の部屋に住まわせてくれるという。依存症の男はインポで安全だからと。聖良の本名は依子といって、現役のストリッパー。「そろそろ干支が回る」とか。二人と一匹のおかしな共同生活がはじまり、三ちゃんは横須賀で主夫を務める。しばらくして、依子に大阪・天満劇場での仕事が入る。三ちゃんも同行することになり、ヒモではまずいので、マネージャー・小田三郎と名乗ることにする。ストリップの踊り子と、「依存症でインポの役立たず」の三ちゃんが、小犬を連れて大阪の旅巡業へ。天満で無難にマネージャー役をこなしていた三ちゃんだったが、劇場の楽屋で暇つぶしに指した将棋が元で、100万単位の金が動く真剣勝負に巻き込まれてしまう。勝負の思わぬ結果に、三ちゃんの正体が見え隠れする。この男はいったい何者なのだ!

感想・レビュー・書評

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  • キャラクターがとにかく魅力的で、ぐいぐい読めたのですが……
    もしかして、途中で飽きた?というくらい、前半の熱量が後半に感じられなかったなあ……

    せっかくの棋士設定、もっと活かせる気がしたのですが、安易な「物語」に流れない、どこまでもふわふわした悲しさや、おかしみみたいなものに焦点を当てたのでしょうか?

    棋士としての勘を取り戻すところとか、ストリップシーンはすごく良かった!

  • 電車の中で読むのはきついと思った小説は久しぶり。一部内容に少し抵抗感を感じる人、箱ティッシュを用意し始める(?!)人もあるかもしれない。
    アルコール依存は難しい。スリップをこれからも何度かしでかすんだろうなあと思ってしまった。

  • ストリッパーとアルコール中毒の男性の恋。
    将棋のシーンはいまいちだったけど、ストリッパーの生活がリアルで、面白かった。
    2016.05.22

  • 記憶を失った将棋指しが踊り子に拾われ、付き人として生活する中で自分を取り戻していく物語。主人公と著者が同じアルコール依存症ということで、かなりの部分が体験に基づいたものなのかも。将棋をうてない私でも楽しく読むことができた。

  • とてもうまい大衆娯楽小説。次回作が楽しみです。将棋はできないけど面白く読めました。踊り子に拾われた記憶喪失の男が旅の中で自分を取り戻していく。2016/4/26

  • 記憶喪失のアル中が、30過ぎのストリッパーに拾われ交流し、アル中の克服と棋士としての再起を決意する話。
    主人公を記憶喪失にしておいて、ネタバレなタイトルしてるのは謎。

  • 題にひかれて、先崎学の著書と同時に読みました。
    軽く読めますが、なかなかユニーク。次回作はストリップものか、将棋ものか。

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